efterklang

Efterklangはもっと多くのファンがいてもいいバンドだと思う

Efterklang(エフタークラング)はデンマークの3人組のバンド。

このバンドが素晴らしい。


ポストロックやエレクトロニカの音を含みつつ、ライブの際は編成が増えて、オーケストラにも近いような感覚の音が出てきます。

ライブの中では、実験的に一般の方たちも巻き込んで、その音を作り上げていくような試みもしています。


そんなエフタークラングは2012年にHostess Club Weekenderで来日もしたりしつつ、残念ながら2014年に活動休止してしまったのですが(その後、地味に活動を続けつつ、2016年に新譜がリリースされました)、その曲はアンダーワールドのカール・ハイドにも絶賛されるほどだったそうです。
(カール・ハイドが自らエフタークラングの売り込みをして、世界的に有名になった部分もあるとか)

とある記事からのカール・ハイドのエフタークラングについてのコメントも掲載しておきます。

ラジオDJのジョン・ピールが、生前最後に薦めてくれたアーティスト。ロンドンで彼らを観に行ったんだけど驚愕したよ。

ステージ上でライブサンプリングやらいろんな楽器を演奏したり、彼らの後ろにはずっとフィルムが流れていて、まるで、昔無声映画にピアノが演奏をつけてたみたいなことを今やってるって感じだった。


カールが受けた感動が伝わってきますね。

楽器の種類から演奏の仕方まで、さまざまな試みをライブの中で実践していく彼らの深み、自由度がファンを引きつける魅力なのかもしれません。


なんだか曲名もいい感じの名前がついていて、個人的にすごく好きです。
曲名のセンスがいいアーティストは曲もいい、という自分なりの法則が笑


さて音源をご紹介していきましょう。


Efterklang – Modern Drift



曲の冒頭から名曲感全開のこちら。

曲に独特の壮大さを感じるのもエフタークラングの特色かなあと思います。

シガー・ロスなど、いわゆる北欧系のアーティストや、同じレーベルからリリースしているボン・イヴェール、レディオヘッドなど、男性の美しい高音ボーカルが好きな方にもハマるのではないかと。

インタビューでは、影響を受けたアーティストとして、

いろんなスタイルの音楽からインスパイアされたけど、中でも大きな影響を受けたのはオヴァルや坂本龍一といった、ミニマルなエレクトロ・ミュージックとアコースティック楽器を融合させたサウンドを奏でる音楽家だね。

ほかにもマウス・オン・マーズやアルヴァ・ノト、レディオヘッド、ビョーク、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンといった、インダストリアルなサウンドとオーケストラをミックスさせるアーティストにも影響を受けた。スティーヴ・ライヒのような現代音楽家も好きだよ。

などをあげていたり。

あああ、いいですね。

好きです好きです、この並び。



Efterklang – I Was Playing Drums


みんなで合唱しているかのような感覚に陥る曲。

美しいピアノの音と、後半のサビで大きく開けていくような展開が素敵です。

PVの色彩感覚もとてもセンスがよくていいですね。
こういうところが北欧系のアーティストってさすがだなと思わせる部分というか。

国境を越えて世界で評価されるバンドというか。
言語が分からなくても魅力を伝えたくなるという。



Efterklang – Alike



※こちらの動画は、このサイトでよく紹介している、シガー・ロスやアーケード・ファイア、モグワイなども撮影したことがあるヴィンセント・ムーンの撮った映像です

この動画では、一般の方もメンバーに入れて、風船が割れる音、ほうきで地面を掃く音さえも、曲に組み込んでます笑

フィールドレコーディングなどもするようですし、こういう、即興的な要素がこのバンドの良さを一層引き立てているような。



Efterklang – Raincoats



こちらは疾走感のある軽い音のギター、ポストロック感のある変則的なリズムで入ってくるドラム音・手拍子に加えて、掛け声のような歌詞がいい感じです。



ちなみにここまでで紹介した曲、全部一枚のアルバムに入ってますからね笑

信じられないような名曲の数々。(である、と自分は思いました笑)


それにPVの完成度もめちゃくちゃ高くないですか?

それくらい世に出すものにこだわって作っているんだろうなあと思いますので、その点でも好きになりました。


レコードは、MP3のダウンロードコードもついているので、レコードで買うのもありかもしれませんね。
ジャケットのアートワークもいいので大きな盤で楽しめるかと。



ここまでで「エフタークラングいいね!」となった方にはぜひこちらもご覧いただきたい。

Efterklang – Me Me Me the brick house (An Island version)



ヴィンセント・ムーンがドキュメンタリー的にエフタークラングを撮った「An Island」の中から。
曲は2:30過ぎ。


こちらでも子どもたちを巻き込んで曲を作り上げています。
これがまた素晴らしい。

単に合唱するだけでなく、木琴も叩かせて、足踏みの音、紙をくしゃくしゃにする音、そしてそれを投げ出すアクション。

こうやって音楽を学びたいですね。ハイ。

子どもたちのキラキラした目、真剣な眼差しがこれまたいい。(おもしろくなさそうな子もいますが笑)
こうやってワクワクさせながら音に巻き込める演奏者になれると素晴らしいだろうなあと。


Efterklang – Raincoats (An Island version)



「An Island」からもう一曲。上でもPVをご紹介したRaincoatsを。

この曲のスピード感とトラックの上で演奏する感じがマッチしまくっていて、さらに森の中で響いていく音の自由さが伝わってきます。

荷台の上で撮っているのでメンバーがドアップで、ちょっと酔いますし、途中で車がエンストしてたりしてますが笑

こういうのが演出の妙ですよね。

⇒「An Island」の全編はこちらから



Efterklang – THE LAST CONCERT



そしてこちらは活動休止となる時のラストコンサート。こちらもヴィンセント・ムーンが全編撮影。

これは感動モノですよ。

オーケストラ、コーラス隊も従えてのド迫力。タイトル通り、ライブというよりコンサートという言葉が相応しい壮大さ。


映像、音もさすがヴィンセントと思える、ライブ感ある素晴らしい動画に仕上がっております。
ヴィンセントとエフタークラング、とてもいいコンビだったんだろうなあと。

お時間あるときにフルでぜひ!自分の部屋がコンサートホールのようになるかも。

セットリストはこちら。

MONOPOLIST
DREAMS TODAY
MIRADOR
CUTTING ICE TO SNOW
WHISPER ON THE WIND ft. DANIEL GIVENS
THE GHOST
MODERN DRIFT
FOLK, DER KAM IND AD E BAGDÖR
BLACK SUMMER
PORCELÆNS PARADER



活動休止後もエフタークラングでの活動はほそぼそと続けつつ、Liima(リーマ)というバンドでパーカッショニストをメンバーに加えて活動していて、来日もしました。(2017年、行きたかった。。。)

※新メンバーのパーカッショニストはラストコンサートの動画の22分過ぎあたりでエントランス的なスペースで即興演奏している人だそうです

Liimaの音源はこちら。

Liima – Amerika



ポップ寄りになって、でも一筋縄ではいかない音とそのタイミングがおもしろいです。

キャスパーのボーカルも健在。(エフェクト多めですかね)
エフタークラングファンの方はLiimaもぜひ。

ジャケットもかっこいいんだなこれが。さすがです。
アナログで欲しくなりますわ。



ということで、エフタークラングのご紹介でした。

エフタークラングって、もっとファンがいてもいいと思うんだよなあ。(ボソッ)

記事を最後までご覧いただき、ありがとうございます!
よろしければこの曲、情報をご紹介いただけたらと思います。

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