【エモ好き必聴】Julien Bakerという弱冠21歳の逸材

Julien Baker Funeral Pyre

音楽好きのあなたが必ずチェックしておかなければならない逸材が出てまいりました。

Julien Baker。

ジュリアン・ベイカーです。

個人的に、「これはヤバい!!!」と感じたこちらの動画からぜひ。

Julien Baker – Funeral Pyre

ギター1本とボーカルでこのシンプルを極めた表現力。

激情!!!とかいうのなら抑揚もわかりやすいのですが、これだけ滑らかに感情を揺さぶって来るのはジュリアン・ベイカーの圧倒的な才能ではないかと。

そして驚きなのが、2017年時点で21歳!

いったいどんなアーティストになっていくのか、これからの活動にも目が離せません。

国内の個人的によく見るエモ、ポストロック系のレコードショップではすでにどこにも入荷されていて、その評価が高いことがうかがえます。

絶対に日本のフェスにも来るような存在になっていることでしょう。(というか、来てくれ!という希望です笑)

ということで、みなさん。ジュリアン・ベイカーの来日に向けて応援してくださいね笑

⇒なんとその後来日決定!!!

⇒来日にあたっての超ロングインタビューもありますのでこちらの記事もぜひ! [INTERVIEW] Julien Baker | Monchicon!

続けて、エモ好きにも絶対に刺さるであろう曲ががこちら。

Julien Baker – Something

このイントロのギター。

こんなにゆったりしているのにめちゃくちゃエモいんですよね。。

3分過ぎからの、小さな身体から発せられる魂のようなボーカルはたまりません。

ギターの揺らぎの音も実にいい具合です。(録音もいいのかな。)


※今なら7inchのFuneral Pyreもついたアナログが販売中

最近はイケてるアーティストがよく出演しているTiny Desk Concertにも出演。
※最近こういう企画ものが海外中心に増えてますよね

この企画、なんとなく、バンドがこじんまりしたアコースティックっぽいセットで出るというイメージですが、ジュリアン・ベイカーの場合もともとミニマムなのでそれほど大きな変化はなさそうな気もします笑

Julien Baker – NPR Music Tiny Desk Concert

日本での実現は難しいと思いますが、これくらいの距離感で聞けたら最高でしょうね。

もともとデビューアルバムの「Sprained Ankle」は2015年に6131 Recordsというところからの音源発売ですが、その後マタドールとサイン。

デビューアルバムもマタドールから再発され、レーベルの力もともなって、これから世界に一気に広がっていくでしょう。

こんな広がりを見せているのは、その音だけでなく歌詞の奥深さにも寄る部分があります。

詳細についてはこちらの記事が詳しく解説していましたのでぜひ!

Julien Bakerのルーツ

アメリカ テネシーから出てきたジュリアン・ベイカー。

見た目からは想像しづらいですが、もともとパンク出身である、という出自から、カバー曲もあったりします。
(音には多少のパンクっぽさが入っているような気もしますね。)

それがきっかけでその界隈に名前が轟いていった、というのもあるでしょう。

3曲、ご紹介してまいります。

まずはJawbreaker。

Julien Baker – Accident Prone (Jawbreaker cover)

この曲がこうなるとはなあ。

こういう昇華の仕方ができるとカバーの意味がありますよね。
そのアーティスト自体の曲になっているというか。

原曲のJawbreakerはこちら。
※実は偶然にもJawbreakerも解散から20年以上ぶりに2017年に再結成します!(シカゴで開催されるRIOT FESTにて。)

Jawbreaker – Accident Prone

こちらはDeath Cab For Cutieのカバー。
しっかり自分のものに。

若いのに物怖じせずにガツンと取り組めている感じがします。
このあたりの姿勢にも良さを感じるというか。

1:20~がジュリアン・ベイカーが歌ってますが、歌い出しで歓声があがってますね。

Julien Baker – Photobooth (Death Cab For Cutie cover)

原曲はこちら。

Death Cab for Cutie – Photobooth

音が近い感じのカバーとしてはエリオット・スミス。

Julien Baker – Ballad of Big Nothing (Elliott Smith cover)

ちょっとした繊細さ、危うさはエリオット・スミスのような感じがありますね。

本当にいい声です。

原曲も負けてませんけどね笑

Elliott Smith – Ballad Of Big Nothing

エリオット・スミスのこのアルバム、個人的にとても好きです笑

Audiotreeでもジュリアン・ベイカーの30分のスタジオライブ動画が公開していますのでぜひ。

Julien Baker on Audiotree Live

高音質だと繊細な音の細部まで、温かみも、切なさも、クリアに聞こえて素晴らしいですね。

響きもとてもいいです。

英語が分かればインタビュー内容も興味深い内容でしょう。

まだデビューアルバムと7インチの1曲が出ているのみでここまでの盛り上がり。

どんな形で来日してくれるのか、楽しみに待ちましょう。

“【エモ好き必聴】Julien Bakerという弱冠21歳の逸材” への3件の返信

コメントは受け付けていません。