Bibioの新譜「A Mineral Love」がめちゃくちゃよさげです

bibio - a mineral love

4月1日に発売になる、Bibioの新譜がめちゃくちゃよさげです。

まずはこちらをお聞きください。

Bibio – Feeling

この曲良すぎる。。

久しぶりに個人のfacebookでシェアしましたよ笑(反応はさっぱりでしたがw)
個人的な2016年のベストソングに確実に入る予感。

打ち込み?サンプリングのような音もありつつ、あたたかみのある音像で、どこかディスコ的でもあり、場末のスナックのような感じもあるという、、、でも究極的にシャレてるんですよね笑

3年ぶりとなる今回の新譜は、公式サイトの本人コメントによると、

多様性というものを僕がどれほど愛し、必要としているか、それをアルバム全体で表現しているんだ。曲の並びには熟慮を重ねたし、自分でも満足しているよ。これが僕にとっての音楽の楽しみ方なんだ。これは純粋主義的な作品ではないし、特定の時代やジャンルをそのまま再現しようとしてもいない。新しい発想や新たなメッセージを伝えるための共通言語として、慣れ親しんだスタイルを用いているってことだね。葛藤や悲劇について、僕は真心や共感や敬意を込めて歌いたい。悲しみの中に、ほろ苦くも甘い希望を持たせたいと思ってるんだ。

今作は、他の作品をサンプリングせず、アルバム全編が一から作り上げられている。サンプリングを用いた作品のように聴こえてほしいと思う部分もあるけれど、一つ一つの細部まで自分の手で作り上げ、色付けすることによって、人々の忘れていた記憶と共鳴するような、聴き覚えのある親しみ易いテクスチャーを持たせたい。それぞれ異なる時代の音楽に特有の味わいや特色を盛り込んだ曲を書くという課題に取り組むのが楽しいんだ。とはいえ、ある特定の作品がなぜそういう音をしているのか、そういう実際的で確実な知識を僕は持ち合わせていないから、全部当て推量なんだけどね。楽器の演奏や曲作りやプロデュースの方法を、僕は独学で身に付けたから。今回のアルバムでは、そういった様々なスタイルや特質に関し、僕のパーソナルなフィルターを通した僕なりの解釈を行っている。自分がよく聴く作品から影響を受けている曲もあれば、70~80年代のアメリカのTV番組のテーマ曲や90年代のダンス・ミュージック等、自分が聴いて育ってきた音楽のおぼろげな記憶から影響を受けた曲もある。時として、ある一つの時代についての濾過されて淡くなった記憶は、緻密な研究や模倣よりも刺激的なインスピレーションの源になることがあるんだ。

今回のアルバムは、特定の音楽に関する分析的で緻密な研究というのではなく、様々なスタイルの音楽に触れた経験や記憶を土台にして作り上げた作品だと感じている。だから、過去のアーティストや作品に意図的に言及したり賛意を示しているにもかかわらず、どれも僕らしく聴こえると思う。結局のところ、これは僕というステンドグラスの望遠鏡を通して見た景色なんだよ。

深すぎ笑

文章によると、サンプリングは使ってないみたいですね。

ただ、「サンプリングのように聞こえて欲しい」という言葉から垣間見える、音の作りこみっぷりも、あえて機材はチープなものを使ったり、音はフィールドレコーディングした音を使ったりするほどこだわる、いかにもBibioらしい部分です。

追加でもう一曲公開されていたのでご紹介します。

Bibio – Town & Country

こちらも気持ち良すぎる。。
天気のいい日曜日の朝に聞きたい一曲。

今回のアルバムにはゴティエが参加した「The Way You Talk」も収録予定。
確実に名盤な気がします。

宇野さんも傑作との評価。間違いない感が出まくってます。

個人的にかなり気に入っているので合わせてご紹介すると、前作「Silver Wilkinson」では、この曲がとてつもなくよかったんですよね~。

Bibio – À tout à l’heure

とんでもないところから音が飛び出してくる感覚が楽し過ぎて。
尖っているのに刺々しくないというのが不思議過ぎて。

所属はWARPなんですが、他のエレクトロ系のミュージシャンとは全く違う立ち位置にいるような気がします。(Aphex Twinのサイドプロジェクトや、PREFUSE73の一部の曲の感覚に近いのかな、とか)

今回の新譜、個人的には冒頭の「Feeling」1曲だけでも買う価値あると思ってます笑

ええい、もうこの際、もう一回YouTube動画を貼ってしまおう。(斬新)

Bibio – Feeling

それくらいこの曲にビビっと来たのでご紹介でした。(Bibioだけにw)

こういう単体の曲を紹介するような記事、最近書けてなかった気がしますし。
他のサイトを見る時も、さくっと衝動的に公開されている記事がとてもよかったりしますしね。

ということで、Bibioの新譜に期待です。要チェック。

“Bibioの新譜「A Mineral Love」がめちゃくちゃよさげです” への1件の返信

コメントは受け付けていません。