enemies – Coral Castle (「Embark, Embrace」)

enemiesの「Coral Castle」。

1stのEP「Alpha Waves」はtoeのレーベル「Machupicchu INDUSTRIAS」から発売されたアイルランド出身のenemies。

ツアーで日本に来てtoeと対バンしたりもしていました。(toeの山㟢さんも絶賛していた記憶が。)

こちらは最新アルバム「Embark, Embrace」からの一曲。
あったかい感じのイントロから、高音ギターが入っていい感じです。
後半はenemiesっぽい轟音のような音もありつつ。

個人的にはしばらく聴いてなかったんですが、久しぶりに発見した動画があまりによかったので掲載。

最近はTHEIR/THEY’RE/THEREの来日など、ポストロック系のバンドの来日が増えていて、盛り上がっている感もあり、いいですね。
(自分は、THEIR/THEY’RE/THEREのチケットを持っていたのに結婚式のお酒で昼から沈没し、参加できず。。。)

stiffslackさんをはじめとする、国内のレコード屋さんを引き続き応援したいものです。

こちらも、CDはstiffslackさんのレーベルからの発売ですね。

LPはこちら

toeの旧譜がLP(レコード)で続々と発売!

toeの旧譜がアメリカのTopshelf Records(トップシェルフレコーズ)によってLP化!
なんとamazonでも取り扱いがありました。これは買っておきましょう!

CDより音質がよいとされるアナログレコードにて名盤を。
(最近はヴァイナルとも言うのでしょうね。)

※amazonでは一時的に在庫切れになってるものもあったりしますので、早めに入手しておいたほうがよいかと。
特にこういう生産量がよくわかってない商品の場合、売り切れかよ、あのとき買っておけばよかった、、みたいなことが多いですからね。(自分含めて。。。)

リリース順に並べます。

■Songs Ideas We Forgot

「Leave Word」、「I dance alone」、「Path」などライブでも定番となっている曲に加え、
「1,2,3,4」、「Yoru Wa Akeru」も収録。
廃盤だったんですが去年再発されて音源は入手しやすくなりました。

■Book About My Idle Plot on a Vague Anxiety

アルバムとして個人的に一番好きです。
捨て曲なしとはまさにこのアルバム。特にI do still wrongが好きです。

■New Sentimentality

「グッドバイ」を収録の名盤。
ライブも当然いいですが、音源もグッドです。

■For Long Tomorrow

こちらに収録の「グッドバイ」は土岐麻子さん参加。
フジロックでの共演も懐かしいです。(生で観たかったなあ。。)

ライブではこの曲のアレンジもいい感じで。特にこないだのアメリカツアーはいい感じです!

レコードプレーヤーがない方は・・・
こちらがオススメ、と名古屋のレコードの名店(エモやポストロックに強いイメージ)のstiffslackの方がおっしゃっておりました!※2万円弱で買えますよ。

音源にこだわるバンドやレーベルほど、レコード回帰の流れはありますし、この機会に買ってみてもよいかなと。

Robert Glasper Experiment Feat. Norah Jones – Let It Ride (「Black Radio2」)

Robert Glasper Experiment Feat. Norah Jones(ロバート・グラスパー・エクスペリメント Feat.ノラ・ジョーンズ)の「Let It Ride」。

ロバート・グラスパー、やっぱりすごいですね~!

前作「Black Radio」が傑作過ぎただけに、
正直「ネタ切れしてるんだろうなぁ」と思いつつ、
そんなに期待せずに試聴してみたんですが、全くそんなことないっていう。
(一部、似たようなフレーズを使ってる部分もありますが、不思議と既出感がないというか。)

そして、この曲。
ノラ・ジョーンズにこのテンポの曲をあてるかい?っていう。

ゆったり聴かせる感じかと思いきや、ガンガンにぶっ飛ばす曲で新鮮過ぎた(しかも合ってた)のでご紹介。

まぁ他の曲もすんばらしいのでぜひアルバムを通してご一聴くださいませ。
きっと欲しくなりますので。

やっぱり今のジャズとヒップホップをまたいで引っ張っていくのはこの人なのかな。

今作も、この曲のノラ・ジョーンズはじめ、コモン、パトリック・スタンプ(フォール・アウト・ボーイ)、ブランディ、ジル・スコット、スヌープ・ドッグ、レイラ・ハサウェイなどなどとんでもないメンツが参加しておりますよ。

▼収録アルバムはこちら

【「踊る!さんま御殿!!」のあの曲!】 Herbie Hancock – ROCKIT (「Future Shock」)

Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)の「ROCKIT」。

なぜこの曲を知ったかといいますと、先週末に、タワレコに久しぶりに行きまして、ロバート・グラスパーの「Black Radio2」を聞いて、やっぱすげーな、と思いながら、その棚を見ていると、ふとかっこいいジャケットが目につきまして。

その名も「FUTURE SHOCK」。

いかにもヤバそうではありませんか。

しかもアーティスト名を見ると、ジャズの大御所ハービー・ハンコック。

「これは、、、」

と思って聞いてみると、一曲目から度肝を抜かれたわけです。

「え!!!」

「えええええ!!!???」

「というか『踊る!さんま御殿!!』が始まったw」

っていう笑

「しかもこれ、効果音じゃなくて曲だったんだw」

っていう笑

こういう衝撃ってなんだか好きでして。
自分に衝撃を与えたものは買っておこう的な、理由で・・・

CD買っちゃいました笑

タワレコの店員さんに見事にやられたわけですが、そういう出会いもいいではないか、ということで。

昔なら、戦術にはまるのが嫌で、なんとか違うときに買おうとか、謎の反骨精神を持ったものですが、今となれば思ったままにというか・・・

おっさんっぽくなりました。。

さて、ハービー・ハンコックといえば名曲「Maiden Voyage」というイメージが強くて、スタンダードなジャズをやっている人なのかなと思っていたのですが、このアルバムで「全然違うんじゃん!」ってなったのも、購買意欲を掻き立てられた理由なのかなと。

音は、なんだかYMOのような質感も感じつつ。
ということで、久々に衝撃を受けた一枚でした。

ちなみにジャズの超定番「Maiden Voyage」はこちら。
これからの音楽人生で、絶対一度は耳にする曲でしょうから、おさえておきましょう。
Herbie Hancock – Maiden Voyage

ハービー・ハンコック、この時期にジャズとヒップホップのミックスにチャレンジした、という点でも偉大な功績ですね。

その意志を継いだ、ロバート・グラスパーの「Black Radio2」も当然ながら素晴らしいですよ。買いです。

そしてきっと、タワレコの店員さんは、ロバート・グラスパーのこの曲までつながることを想定して、商品の陳列を行っていたに違いない。

こちら。
Robert Glasper Trio – Maiden Voyage/ Everything in its right place

なんと、Herbie Hancockの「Maiden Voyage」と、Radioheadの「Everything in its right place」がマッシュアップされちゃいました笑

これはハンパない。

ということで、この「Maiden Voyage/ Everything in its right place」を収録したアルバム「In My Element」、こちらも買いです笑

陳列でここまで広がる音楽、すてきですね~
陳列にロマンあり。

ではでは。