話題のビョーク民謡DJの中で、好きだった曲をご紹介します

bjork DJ Björk Digital OPENING PARTY@日本科学未来館 2016

29日に日本科学未来館で行われた「Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験」のオープニングイベントでのビョークのDJを聞いてきましたので、その中で好きだった曲をご紹介します。

※ビョークが2016年の来日のDJでどのような曲を流したのか、という今後の記録的な意味で

※自分でShazamを使って認識した曲、twitterで情報を得て確認した曲を掲載しています(自分がその場にいた29日の情報のみ参照し、音を聞いて確認)

※ほぼ時系列順になっていると思いますので、順に聞いていくとなんとなくその日の流れがお分かりになる(もしくは思い出される)のではないかと

さて、みなさまご存知の通り(?)、3時間半のDJセットのうち、最初の約50分間はほとんど、民謡、民族音楽でしたw

こういう状況ですw

他にもこういうつぶやきが。

ストロングスタイル

地蔵

結構ガチで民謡好き

1時間ほど民謡を流し一定数を脱落させ、さらに1時間ほど摩訶不思議ダウナー気味な音楽を流し更に脱落させる

ネタに困らないDJビョーク。

twitterなどのSNSでは、「民謡DJ」ということで大いに盛り上がっていたと思いますが、全編がこういう音楽で埋め尽くされていたわけではなく、後半ではちゃんとした?曲で盛り上げていたので、その中で個人的に気になった曲をご紹介しましょう。

登川誠仁&知名定男 – スーキカンナー

民謡DJの中では、「あ~よいよい!」というような曲があったり、沖縄感たっぷりのこちらの曲も。(この動画、なんなんでしょう。。笑)

さらに世界の民族音楽らしきものも流していました。

なんというか、ビョークだからこそ許されるDJであって笑、バックグラウンドがなければ全員帰ってたでしょうねw

曲と曲の繋ぎ方もかなり雑いところがあって、「今のとこ、雑かったな~」みたいな笑

ビョークがDJとして初の来日!ということで、高いチケット代(9,000円)を払って、熱気ムンムンで集まった群衆が微動だにできずに、慌てふためく様子はとてもおもしろかったですw(民謡曲が1曲終わって「さて、そろそろDJっぽい曲来るかな~」と思っていると、また盛大に民謡曲が流れ出して「ザワザワ」という感じw)

フィールドレコーディングされたかのような自然音も交えつつ、民謡を流してましたね。

民謡DJが30分を越した時点で、

いつになったら踊らせてくれるんだ

というのを会場の誰もが思い始めていたと思います笑

じらしにじらして、いよいよDJビョークが動き出します。

Laraaji – I Am Sky

このあたりが、民謡DJからエレクトロへの移行期のような感じだったでしょうか。

いい感じにバランスが取れている音のように思います。
それほどメジャーではない曲だと思うので、自分の音楽を作ることだけでなく、音楽を探すことにも結構な時間を使っているんだろうな~と。

Reshma – Lambi Judai

民謡っぽい音楽ですが、BPMは若干上がってきていたのかな?笑

しかしこのお方の声量、すごいですね!

CDを買うことはないと思いますが笑、ビョークのDJに限らずDJさんがかけた音楽を通してこういう発見があるのはとてもおもしろいですよね。

The Internet – Girl

お!おしゃれな曲来たぞ!!

と思ったら、去年も来日して、今年もフジロック出演(金曜日)が決定しているインターネットでした。

こういう、ずっしりくるビートを待ってました。

このあたりで一回トイレに行って、ついでに開場時は混みすぎていて買えなかったドリンクを・・と思ったんですが。

アルコール完売

まじかよ。。

これはきつかった。

仕方なしにグレープジュースを購入し、さてフロアにでも戻るかと思ったら

フロアへのドリンク持ち込み禁止

まさにストロングスタイル。

入口近くに座って聞いている方たちがいたので、その周辺でしばし休憩しつつ聞いてました。

Kelela – All the Way Down

この曲もずっしり。

裏で鳴っているピコピコした高音と、声の響きが涼しげでよかったですね~

ANOHNI – 4 DEGREES

そしてアノーニ。

今回の展示に関するインタビューを読んでいる中で、若い世代の才能あるアーティストとして、アノーニについても言及していたので「あ、ほんとにかけてる!」と思ったり。(このインタビューに出てくるアーティストはだいたいかけてたと思います)

ここまでの影響力を持つアーティストが、若い世代をフックアップしていくのはとてもいいですね~

このあたりからややこの後にくるEDM系の音楽への予兆があったのかな~と。

Jeremih – oui

1年前のDJセットでも入っていたJeremihも入ってました。
今回はこの曲。

こちらも裏で鳴っている鍵盤の音がきれいでいいですね~

「Oh yea, ah yea, ah ah yea」

のところ、耳にめっちゃ残ってます笑

Zara Larsson – Lush Life

これはEDMって言うんですかね?(EDMをちゃんと知らないんですがw)

こういう音楽って、個人的には普段聞いているのは無理なんですがw、こういうときにだけ、ノリよく乗れるっていうのはとても好きです。

この日、自分が反応していた曲の多くも分かりやすいEDMだったように思いますw
(前半の民謡DJがあまりにも高度だっただけにwww)

Arca – Sad Bitch

ビョークの「VULNICURA」のプロデュースもした、1990年生まれのアルカ。
こちらは前からビョークとの関わりの中で話によく出てきていましたね。

会場が乗り始めたと思ったら、こういう曲も挟んできて、ずっとアゲアゲの感じではなかったのも印象的でした。(というか、個人的には「なんで?」という感じ。)

普通のDJなら一回あげたらここまで下げることってないと思うんですが。(単に慣れてないから、っていう話なのか、じらしテクなのか笑)

Ariana Grande – Into You

このあたりからはグイグイと上げてくる曲がかかっていたように記憶しています。

アリアナ・グランデのこの曲がかかったのもそんな中で。

去年のDJセットでもブランディーを使っていたので、どこかでこういうドメジャーな曲が来るんだろうと思ってましたが、まさかのアリアナちゃん!!!

このへんのギャップ、幅広さがビョークの音楽を作っているのかな~と。

人の頭の中は本当におもしろいですね。

Odeko – Tsundoku

こちらはロンドンのレーベルGobstopper Recordsのodekoというアーティスト。

YouTubeの再生回数も少なく、5月に発売された音源のようでした。

こういう音、好きです~!!

Usha Uthup – I Will Survive

個人的にはこの曲がめちゃくちゃ好きでした。

とにかくわかりやすく情熱的な音楽で。

正確にはShazamでは、「Usha Uthup – I Will Survive(Party Covers)」となってましたが、ほぼこの音のままだったと思います。

最後は盛り上がる曲が続いて、ラストは昔のディズニーのアニメで使われるような曲でフィニッシュでした。(ビョーク御大50歳、めっちゃかわいい曲でした。このあたりが最高。)

これらの曲以外にも、去年のDJセットで使われていた曲も複数使われていました。(DJを観た方は、ああ、この曲流してたわ、っていう曲が結構あると思います!)

björk : tri angle records birthday dj set

⇒このときに流されたアーティストの一覧はこちらの記事に詳細を掲載してあります

どこかでジェイムス・ブレイクのこの曲も流していたように思うんですが、どのタイミングだったか忘れました。。(30日には確実に流していたみたいです)

James Blake – My Willing Heart

ビョークはインタビューでジェイムス・ブレイクの新しいアルバムも絶賛していたので、今回のDJでは本当に自分の好きな曲をかけまくったんだろうな~と。(たぶんいつもそうだと思うんですが)

だから、なんというか・・・

民謡DJでお客さんが踊ってないとかはビョークには関係ないというか。

そんな感じがしましたw

経験としてとてもよかったな~と思いつつ、9,000円か・・・というのも思ったり笑

で・・・

「あれ、今日のDJって今回の展示にどんな関係があったんだっけ??」

まあ、いっか。民謡DJ見れたし。

以上です。

ビョーク DJ入場前

ビョークのTシャツを着ていた人も

DJビョークのアップ

DJビョークを撮影する人々

ビョークのDJを後方から

ビョークのDJを後方から2

ビョークDJ@日本科学未来館

“話題のビョーク民謡DJの中で、好きだった曲をご紹介します” への3件の返信

コメントは受け付けていません。