少し先の話になりますが、クリスマスはこの動画をBGMとして流しておけばOKではなかろうかと思うのです。(一応去年のクリスマス前にtwitterでツイートはしていたのですが、紹介が年明けになってしまいました笑)
元スナーキー・パピーのメンバーであるコリー・ヘンリーのTiny Desk (Home) Concert。
Cory Henry – Tiny Desk (Home) Concert
スナーキー・パピーの元メンバーということで、勝手にジャズに源流があるアーティストなんだろうと思い込んでいたんですが、コリー・ヘンリーはこちらの原雅明さんの記事によるとジャズはおろか、正式な音楽教育は何も受けてないとのこと。
教会に通ってゴスペルにふれる中で鍵盤がうまくなっていったと。マジか。
音楽教育なしにここまでいけるということにまず驚きですし、加えてゴスペルがこんなところでも源流になっているとは。(これも勝手にボーカル面への影響が強いものと思い込んでいた節があり)
そしてドラムとの絡みもとても心地よくて。
ドラムのタロン・ロケットもスナーキー・パピーのメンバーとして叩いていた時期があるみたいですし、コリー・ヘンリー名義のバンドでも叩いているようです。(2020年の来日時もメンバーでした)
1曲目「Misty Christmas」を聞いて全編インストなのかなと思っていたのですが、2曲目「Christmas With You」ではボーカルもあってその声もめちゃくちゃよくて。
確かにスナーキー・パピーのような大きな編成の中にいるのはもったいないくらいですね。
音源はこちらから。アレンジが結構違って違う曲としても楽しめそう。
スナーキー・パピーのライブの中のコリーは「Jazz The New Chapter」の著者である柳樂光隆さんが紹介されていたこちらの動画がすごかったのでぜひ。
コリー・ヘンリーに興味出た人はこのスナーキー・パピーのビデオの4:20からのコリー・ヘンリーのソロを見て欲しいです。2010年代最高のビデオのひとつだと思う。
コリーの名演奏と、ショーン・マーティンの名リアクションは必見!
Snarky Puppy – Lingus (We Like It Here) https://t.co/h7GmV7CeoT
— 柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 (@Elis_ragiNa) March 4, 2020
ツイートで言及されている4:20のところからのソロ部分の動画はこちら。
Snarky Puppy – Lingus (We Like It Here)
いっしょに演奏しているはずのメンバーがコリーの演奏を楽しみまくっちゃってるのも最高です笑
演奏後の「お前マジでやべーな!!!」みたいな表情も最高。
こういうライブを見られるとめちゃくちゃ得した気分になったり。
2020年はいったいどの程度ライブを見ることができるのか。来日公演があるのか。楽しみにしたいところですが、首都圏は再び緊急事態宣言が出そうですし、なかなか先が見えませんね。