フジロックに行く前に必ず気になるのが
持ち物
ですよね。
チケットは取ったものの、普段とは違う環境に行く分、結局フジロックって何を持っていけばいいんだっけ?ということになりがち笑
この記事では、フジロックで必要になるであろう持ち物を、体験談も含めてまとめてみました。
忘れ物のチェックリストとしても機能するかと思います。
想定としては、がっつりキャンプする人!というよりは、友達のテントに入れてもらう、宿に泊まる人用、といった感じです。
大事なものを上から順に記載してありますのでご参考までに。
それでは早速ご確認を!
PDF、エクセルで持ち物チェックリストをダウンロード
この記事でまとめたフジロック用の持ち物リストをエクセル、PDF化しました!(自分用に笑)
※持ち物の数量など、個人に合わせて記入したりしてご活用ください。
以下、上記のPDF、エクセルに入っている持ち物について、説明も含めてご紹介です。
必需品となる持ち物
まずはフジロックで必需品となる持ち物をご紹介します。
忘れることはないかと思いますが確認を。
(保険証は忘れがちですが、念のため持っていくとよいでしょう。)
基本的な持ち物
□チケット(もしくはリストバンド)
忘れたら泣いておうちに帰るか、ダフ屋にお世話になることに。。
かなり前に郵送されるので、意外と落とし穴が。お気をつけて!
キャンプサイト券、新幹線のチケットなども同様にご注意を!
□お金(お財布)
・交通費(会場から宿までタクシーを使う人もいるのでは?)
・宿代
・食費、飲み代(ライブ後は宿に帰って一杯やりたくなります)
・グッズを買う場合はグッズ代
※雨などでぐっちゃぐちゃになる可能性もあるので、サイフはいつも使っているものではないナイロン系のものがよいかと(最近は高機能素材でかっこいいものも多々ありますし)
※首にかけられて、小銭をぱっと出せたりすると理想
□ケータイ
電波は年々改善されてきている気がしますが弱いときもあるので、やはり電池消費は早め。
□ケータイの充電コード、モバイルバッテリー
モバイルバッテリーがあると、SNSへのアップ分の電力も安心!笑
4回フル充電できれば、3日間キャンプする場合もなんとかなるでしょうか。不安な方は大容量タイプを。
電源コードもお忘れなく。
ヨドバシ新宿西口の店員さんに聞いたんですが、ヨドバシではAnkerのモバイルバッテリーが他社と比較して安すぎて売れすぎるので店頭では扱ってないそうです笑
安いからといって性能が劣るわけではないですよ(性能が劣る分安いって話ならわかるんですけどねえ笑、別にそうでもないんですよ)との話だったので、自分はこちらを買いました。
iPhone XSを約5回以上、Galaxy S9を約5回充電可能。(小さいスマホならより多くの回数充電可能。iPhone SEなら2,500mAhくらいで満充電できるため、理論上8回可能)
上のものは20,000mAhのものですが、10,000のものなど容量もいろいろあるので、滞在期間に合わせてご検討を。
ちなみに去年はキャンプサイトでモバイルバッテリー貸出のブースも出ていた模様。とはいえ、わざわざ行くのは面倒なので手元にあるのがいいでしょう。フジロックは一刻を争うため笑
□タイムテーブルアプリ
持ちものというのかわかりませんが、スマホには必ず入れておいたほうがいいタイムテーブルアプリ。
もはやこれも必需品と言えるでしょう。フジロック経験者のほとんどが使っているのではないかと。
おすすめは個人的にフジロックの公式より使いやすいと感じる「FRF TT」。
App Storeで「FRF TT」と検索すると最新のものが出てくるのでぜひ!
だいたいアプリの公開は毎年6月ごろで、タイムテーブルが確定する前、ステージ割が発表されたくらいからだいたいの予想時間を出してくれるので、その段階からだいたいのマイタイムテーブルが組めますよ~
いっしょに行く人などとあーでもないこーでもないと話すのも早期からできるので◎笑
□保険証
山なので何が起こるかわかりません。最悪を想定して、万が一のために。
服装に関連する持ち物
フジロックに向けていろいろ買いたくなってしまうものですが笑、「普段着としても使うし!」「いいものを買っておけば長く使えるはず!」というマジックワードを駆使して突き進む日々であります。
□防寒着(ジャケット)
昼は最高気温が30℃を越えることもありますが、会場は山。
標高900m以上のところなので、夜になると最低気温(体感)は秋~冬レベル。
特に雨が降るとかなり冷え込む、かつ、水を含むと服が重くなるので、水を通さないものが理想(というかほぼ必須)
パーカー+防水のジャケットくらいは持っていても過剰ではないです
山の夜は寒い!!
やはりどうせなら防水性、透湿性も抜群なゴアテックス素材のジャケットを1枚持っておきたいですね!
湿気が服の中に残るとかなり不快になりますから、、少しお金をかけてでも快適にしたいところです。
patagoniaではゴアテックスのものもありつつ、こちらはH2Noというパタゴニア独自の防水、透湿性の素材を使っているジャケットで、2万円を切るお値段でこれは欲しくなりました。。(2.5層構造の防水性/透湿性を備えたシェルジャケットなので、ほぼゴアテックスと言えるでしょう)
□防寒着(インナー)
夜用に、ボトムのインナーもあるとよいかと!
わたくしはこちらを購入。A&Fやこだわりのアウトドアショップでの取り扱いもあって、信頼度も抜群のアイベックス。
最高級ウールで最高の履き心地が体感できます。
こちらの記事でアイベックスについて紹介していますのでよかったらぜひ!
⇒フェス用のレギンスとして圧倒的におすすめしたいアイベックスのウーリーズボトム
□着替え
・インナー
・Tシャツ
・短パン
・下着
・靴下
上記のものは多めに。(日数分+1~2枚を)
雨や寝る時用、温泉に入ったらなど笑
雨の場合、靴下は泥だらけになる可能性がありますので、お気に入りは控えめに笑
短パンでおすすめなのはド定番ながらPatagoniaのバギーズですかね。
その他の衣類も基本的に多めで(濡れたら期間中に乾かないことがあるので)
寒さで体力を奪われますからね~!
□帽子(ハット)
山なので日差しも強いです。しっかり日差しをガードした方がベター。
全方向をケアできるハットがおすすめ!
□タオル
汗だけでなく、日差しよけにも使ったり。(首に巻いたりとか)
ライブ中に振り回す人もいるのでしょうか。。苦笑
キャンプをする人で苗場プリンスのお風呂を使いたい人や宿に泊まる方は、お風呂用のバスタオルもお忘れなく。
□リュック
ライブを観ながらだと、中身にもよりますが斜めがけのタイプは長時間使うと負担が結構きついので、リュックを推奨。
疲れがたまると、楽しめるものも楽しめなくなるのでね。。
1日以上行く方は、宿に置いていくリュックと、会場内に持ち込むリュックを別にするのがおすすめ。
ということで、小さいものと大きいものを準備。 ※これが重要!
例えばアークテリクスの定番、こちら。
上のものは折り畳めないのでかさばるということで、パッキングしにくい場合、こちらがおすすめ。
パッカブルタイプでめちゃくちゃ小さくなります。その割に広げれば15リットルの容量で、場内用として使うには十分。肩紐にパットは付いてませんが、フロントポケット、インナーポケットもあり、フロントポケットにはキーリングもついていて機能性は十分。
フラップも付いてるのでカラビナなども付けられます。お値段もアークテリクスの割にはお手頃なので入門としてもいいかも。
身軽に動きたかったり、取り出しをラクにしたい人はサコッシュもあるといいかもしれません!
バッグは防水素材が理想。中身が濡れると結構テンション下がります苦笑
とはいえ、防水のものはお値段もはるので、リュックカバーも合わせてご検討を。
□ポンチョ(カッパ)
フジロックの会場内は傘はNGですから、ご注意を。
100円均一のカッパでいいだろうと思っているあなたは、やめておいた方がいいでしょう。
実際初めて行ったときに使ってたんですが、すぐに破れてほとんど機能しませんでした。。カッパなのに、水が中に染みてくるんです。。(まあ100円ですからね。。)
なので、アウトドア用のポンチョがおすすめ!
「忘れた!」という場合は、会場近くの苗場のコンビニでも売ってます。
500円くらいのカッパなら、ある程度はしのげるかと思いますが、通気口が付いているものでも相当蒸れるのでおすすめはしませんね。。
□ブーツ(長靴)
可能であれば長靴がベスト!(足が冷えると、からだ全体が冷えます。。)
間違っても普段用の靴でいったら、雨が降った瞬間、確実に潰れます。。晴れていたとしても山道なんでね。
ブーツについては、歴代のフジロッカーの方々に聞いていて、コスパ最高だとみなさんに言われて、自分も購入したのが、こちらの日本野鳥の会の長靴。
野鳥の会???と思われると思うのですが(僕も思ったのですが笑)、この長靴、フィット感があって履き心地もいいですし、収納袋もついていて、なんと折りたたみができるんです!なので、かさばらず、お値段も4,000~5,000円代、という素晴らしさ。
最近は公認過ぎて、ディスクユニオンの店頭でも販売しているほどの逸品!!!
会場内でも、そこらじゅうで使われているのを確認できます。
フジロックシーズンになると売り切れるところも多々で、各所に電話で在庫を確認することになるので(自分がそうなったのですw)、お買い求めはお早めに。
⇒リーズナブルかつ高性能な日本野鳥の会長靴の詳細はこちらの記事で紹介しています
かっこよさならDannerとかいきたいところですけどね~
「Dannerってお高いんでしょ?」という方に、最近はダナー フィールドというやや手の届きやすいモデルの展開もあるので要注目!
黒などのカラバリもあります~
持って行くとナイスな持ち物
あるといいよね、とか、持ってるとポイントアップ!的なものが以下です。
□ビニール袋
会場内で濡れた後に、脱ぎたい衣類をカバンの中に入れるときに使用する感じで。
あと、座るために使用したりとかもありますね。(疲れて寝たいこともあるので、何枚か丈夫なのを持っているとよいかと。。)
□ケータイケース
豪雨になると、ケータイを守るものがないと危ういです。(落としたら、とかもありますし。)
雨の時に使いづらくならないように、中に入れていてもそのままタッチも可能なものを!
□ソフトボトル
これ、おすすめされて買いました。
場内でドリンクを買いまくるのはお金もかかるので、持ち込めるものは持ち込みで。
持ち運びもしやすいように、中身がなくなったら薄くなるソフトボトルで。(ウイダーインの入れ物が大きくなったようなやつです)
・グリーンステージの奥側でお茶の無料給水所もありますので、そこでも活躍します!(並びますが)
以下の商品の山柄がかわいくて好きで、買いました!(他にもいろいろな柄があります)
吉祥寺の親切なおじさんがやっている、小さな山グッズ専門店に置いてあったので間違いないと思います!笑
プラティパスのものはアウトドア専門店にもよく並んでいますね。
□虫よけスプレー、虫よけリング
行ったら、変な虫刺され跡ができたことがあります。。
山の中なので、当然虫がたくさんいますよ~!要注意!
最近は虫よけリング、アロマバンドなどもあります。
かわいい色も多いので、フェスのコーディネイトに合わせてカラーを選べるのもいいですね!
みんなに配ってあげたりするとグッドかも。
□虫さされ
虫除けをしても、万が一刺された場合のために持って行きましょう!
定番のムヒ。いろいろな新種が発売されていますが、この初代パッケージが好きなんです。(個人的な好みなので適当なものをぜひ)
万が一に備えて、毒を吸い出すためのポイズンリムーバーがあれば完璧。
□日焼け止め
雨も多いですが、日差しが出るとかなりきついです!
基本的に山ですから笑、SPF高めのもので、対策は万全に!これはどちらかというと必須かも。
□サングラス
日差しと関連しますが、晴れすぎると砂埃がとんでもないことになります!
アクトが終了して、大移動が始まった瞬間に、砂嵐のように立ち込めます笑
目をいたわる意味でも。
Twitterのスパムで話題のレイバンw
□ビニールシート(レジャーシート)
会場内では座りたくても(濡れていて)座れないことが多々。。
場所取りにも利用できます。(特にグリーンステージは場所取りしてる人が多いです)
放りっぱなしにならないようマナーはほどほどに。
□防水スプレー
荷物が濡れるとそう簡単に乾かせないですから。特に晴れてない場合。
これは持っていくと言うよりは、家にいるうちにスプレーしておく、というのが理想的。忘れがちですけどね笑
まずは買い物をお忘れなく!
□折りたたみ椅子(※)
これもあると相当ありがたいはず。
雨が降ると、座る場所を探すのには意外と苦労しました。。
最近は100均でも売っていますよ。
ちゃんとしたものだと、雑誌ポパイに載ってた、カーミットチェアがかっこよくて欲しいので、誰か買ってください笑(フェス向きかどうかは未検証ですが、キャンプには最高そう。)
機能性でいったらやはり超軽量でコンパクト、形・カラーもかっこいいヘリノックスですが、ヘリノックスを畳まずに持ち歩く人が多く、危ないということで近年禁止されました。
ご検討の方はご注意を!
そこまでお金を使いたくないし、そもそもそんなに休まずライブを見る!という方は、小さくてめちゃくちゃ軽く、折りたためるのでかさばらない簡易なマットもアリ。
予算も抑えられるし、意外とこれがあるといいです。立派な椅子を買うまでのつなぎとしても最適。
□ウェットティッシュ
地面がぬかるんでいると、泥が跳ねまくるので拭きたいんです。。
逆に晴れていても、砂ぼこりがすごいので気づかないうちに砂だらけになってるんですよね。
男子なら身体をふいたりするものも。(女子のものは分からず。。)
□歯ブラシ
お泊りの方は。会場のところどころに水道もあるので、必要な時に。
□マグライト
キャンプの方は必須かもしれないマグライト。
キャンプをしない方も、暗い道を歩くときには、これがあると安心ですね。(夜のステージ間の移動は、場所によってはかなり暗いので、足元が見えづらいです)
自分はこちらのマグライトを買いました。(デザイン重視でw)
人差し指サイズながら、かなりの明るさ!
「非常用としても使うから!」という理由で自分を言い聞かせ、アウトドアショップにも置いてある、いいものを買いました笑
□リュックカバー
雨が降った時に、リュックの中身が、、、ということのないように、リュックカバーを持っていると理想的!
最悪、入場ゲートでもらえるビニール袋をリュックにつける、、というのも可能ですが、まあ当然染みてきますから。。(エコ観点でも自分のものをぜひ)
□サンダル
ブーツで歩きまわっていると蒸れるし窮屈なので、サンダルを持ってると息抜きできます。
個人的には軽くて薄い、ルナサンダルがおすすめ過ぎます!
トレイルラン用に作られているので、とても丈夫ですし、見た目が◎
⇒ルナサンダルのおすすめポイントはこちらの記事でも紹介しています
□宿の連絡先
責任者の方はお忘れなく!
必要な方は・・・
□双眼鏡
ステージが遠い時もありますのでw
たまにモニターに映像を映さないアーティストもいますので要注意!
□カメラ
ケータイで事足りることも多いかと思いますが、思い出はしっかり残したい!という方は。水没の危険性を常に持つため、ストラップをしておいた方がグッド。
カバンから何度も出し入れするのは結構な手間でしたね~
ここからは個人的なメモでもありますが笑、必要な方もいるかなと思うので書いておきます。
□目薬
目が痛いといいライブもよく見えませんぞ!目が乾きがちな私はマストアイテム。。
□ひげそり
ヒゲボーボーにならぬよう、家での充電はぬかりなく。
□ワックス
整髪料的なものも必要なら。結局ベッタベタになったりするんですけど笑
□お薬
常備薬などがある方はお忘れなきよう。
当然普段よりリスクは増すので、万が一のための備えはしっかりしておいた方がいいですよ。
持って行くと最高な持ち物
□ヘリノックスのコット
これはねえ、2016年のフジロックで体感してやみつきになってしまったんですが、ヘリノックスのコット。
キャンプサイトでキャンプをする方向けのお話になると思うのですが、寝心地がマジで最高です。
これは体感してみないと分かりませんし、正直お高い買い物なのですが、この快適さがあるなら、、と思えてしまうほどの快適さでした。(わたくしは知り合いのものを借りただけですがw)
その後、コットに目覚めていろいろなコットを試しましたが、どうせ買うならヘリノックスを、とおすすめしたいです。ハリがいいんですよね~
それくらい最高。
フジロックのあの大自然の中でそよ風を感じながら、寝転んでぼ~っと雲を眺める、、最高しかございません。
⇒コットについてはこちらの記事で熱量100倍で紹介しておりますのでぜひ笑
あまりにも荷物が多い!という方は
荷物をフジロックの会場に送ったり、逆に会場から自宅に荷物を送ったりできるサービスがあります!
「フジロック 荷物 郵送」などで検索してみましょう。
会場に着く前に体力が奪われてライブが楽しめなかったり、疲れたまま帰りの移動で重い荷物を持っているとさらに疲れますからね。。
もちろん荷物の送料はかかりますが、より快適に楽しむには惜しくないお金かと思います!
ということで、フジロックの持ち物リスト、他にも何かありそうでしたら、コメントいただけたらうれしいです!
家に帰るまでがフジロック、とも言いますが、準備段階からフジロックは始まっています!笑
持ち物のチェック、抜かりなきよう。