アイベックスのレギンス、メンズウーリーズボトムをこの夏にフジロック用に購入しまして、その性能に感動したのでこの記事を書いております。
もともとレギンスを買おうと思っていて、ファストファッション系や、スポーツブランドからアウトドアブランドまでいろいろと情報収集をしていたんですが、こだわりのあるアウトドアショップを見ると、ちょこちょこと見かけるのがアイベックス。
決してお安くはないお値段なのですが、どうしても気になってしまい、ついに購入にいたったのです。
おそらく本格的な登山をする人用に使われることを想定して作られていると思うのですが、現代の一般人や、フェスなどちょっとしたアウトドアをする人にとっても結構うれしいポイントを持っている商品だと思います。
自分はアウトドアに精通しているわけではないのでその部分は語れないのですが笑、その性能の高さは間違いないと思ったのでご紹介します!
アイベックスの理念が素晴らしい
いきなり商品以外のことについてのご紹介です笑
アイベックスの理念。
これは購入後に知ったことなのですが、こういうブランドの理念を知ると買った満足度もすごく上がりますね。
まずはこちらをご紹介しましょう。
アイベックスの公式サイトから引用。
Art of WOOL
2012FWでibex全製品の90%以上がアメリカ、カナダ生産になりました。
ファストファッションがはびこる現在、私達ibexは低価格を追及するのではなく、ウールの本質を理解する人間たちによって「情熱」を込めて作られた「高品質」なものづくりを追求することを選択しました。
自分たちの目の届く範囲で、決して人任せにせずより現場に立ってものづくりをしていく。
結果ユーザーが心から満足できる高品質なガーメントが出来上がると考えています。ibex製品はまず高品質なウール素材ありき
ウールに情熱を持ち、ウールを熟知した技術のある職人たちと一貫性のあるウール製品を提供したい。
それこそが【Art of WOOL】の精神です。ibex CEO John Fernsell
ジョンさん最高。
こういうことを公に言い切れるのって、とても強いと思うんです。
企業的にはある意味、マーケットを限定してしまう、とてもリスクのあることですし。
一方で、その理念を理解する人々からはとても長く、強く愛されるブランドになるでしょうし、そうなっているからこそ今のアイベックスがあるんだろうなあと。
別の記事で紹介したルナサンダルもそうですが、こういう、立ち上げ時から信念が通っているブランド、好きです。
アイベックスのコンセプトムービー「We are Ibex」もぜひ。
We are Ibex
ある意味うまいマーケティング戦略とも言えますが、実際に使ってみて体感すると、ただの言葉だけではないこともわかるでしょう。
アイベックスのウール製品の特徴
さてさて商品のご紹介です笑
こちらも公式サイトからの引用をしつつ、ご紹介していければと。
アイベックスが「メリノウールを選ぶ10個の理由」。
メリノウールを選ぶ10個の理由
1. 汗冷えしにくい
マイルドな発散により、汗の蒸発に伴う体温のロスがすくなく、体力の消耗が抑えられます。
2. ムレにくい
ウールの持つ吸湿性、発散性により体は常にドライに保たれます。
3. 夏涼しく、冬暖かい
ウールは優れたインシュレーターです。ウールの特殊な構造により外気との間に常に空気層をまとうことができ、季節を問わず快適です。
4. 汚れにくい
ウールの持つはっ水性と吸湿性により、汚れが付きにくく、また、とれやすい性質をもっています。
5. 汗臭くなりにくい
天然の抗菌作用により、においの原因となるバクテリアの繁殖をおさえ、においが出にくくなっています。
6. ノイズレス
ウールには多くの化学繊維に起こるカサカサ音がありません。
7. 動きが楽
ウールは繊維の持つはっ水性により、たくさんの汗をかいてもウェアが肌にべったり張り付くことがなく、からだの自由を妨げません。
8. しわがとれやすい
ウール繊維の持つクリンプ(ちぢれ)と特殊な分子構造により、織じわがついてもいつも間にか元通りになっています。
9. UVカット
ウールには優れた紫外線保護機能があります。
10. 生分解する
ウールは羊からとれる天然繊維。最終的には土に帰る持続生産可能な繊維です。
どれもいいねえと思うわけですが、使用してみて実感が湧いたものをご紹介しましょう。
体感したよさ①:水分を発散する心地よさ
まず、「メリノウールを選ぶ10個の理由」の中で記述のある
1. 汗冷えしにくい
2. ムレにくい
3. 夏涼しく、冬暖かい
あたりが関連してくるのでその点を。
自分が買った、メンズウーリーズボトムはレギンスとはいえ、通年用。
「フジロック用として買ってみたものの、ウールでできているので夏は暑いのかもなあ。。そのときはそのときで冬に使えばいいか」
というくらいの考えだったのですが、試しに夏に使ってみるとこれがまたすごい。
夏に使うと・・・
初めて使用した時に最寄り駅まで炎天下の中を歩いて、電車に乗るとそのうちすーっと肌の表面から風でもそよいでいるかのように笑、さーっと汗が引いていったことに大感動。
電車を降りるころには、すでにすっきりした状態。
体感していただかないと伝わりづらいとは思いますが、レギンスで汗をかいた後のベタつきが気になる、という方にはぜひ一度体験していただきたいのです。
風がそよいでいくように、と表現しましたが、これが本当で、アイベックスのサイトの“マイルドな発散”という表現がまさにそれだなあと。
風通しのいい部屋にいるような感覚です。
あ、ちなみに夏は暑いだけじゃなく、店内とかに入ると、妙に寒いお店とかクーラーが効き過ぎな空間もありますよね。個人的にお腹が弱いので、こういうのに敏感なんですが笑
そういう不安があるときにも大活躍。外にいるときは涼しくしたいけど、中に入った時に寒くなりたくない、という時にアイベックスのウーリーズを履いておけばOKという。
これは個人的にかなりうれしかったかも。
冬に使うと・・・
冬は個人的にパタゴニアのアンダーウェアである「キャプリーン」を使っていました。
こちらも1本買った後に追加購入したほど気に入っていたのですが、アイベックスの心地よさはこれを凌ぐレベル。
やはり汗をかいた時の快適さが圧倒的にアイベックスの方がいいです。
夏と同じような感覚で、すっと湿気が抜けていく感覚。
(キャプリーンはポリエステル素材なので、その点が大きな違いなのかなと。)
冬のランニングにも、アイベックス+短パンのスタイルで充分いけます。
あたたかさも感じつつ、外の空気にも触れられている感覚(でも寒いわけではない)がこれまた気持ちいい。
ビジネスシーンでスーツの中に履いてもすっきり。しゅっとしたシルエットで体にフィットします。
椅子に座っても中でゴワゴワする感じもなく、快適。
今や冬の定番となっているヒートテックは、汗が出始めるとかなりベタつく印象なので、それと比較するとかなりの快適さがあるように感じます。
これはハマると抜け出せません。。
夏涼しく、冬暖かい、最高じゃないですか。
体感したよさ②:履き心地が最高
アイベックスが気になり始めてから買うまで、気になっていたのが“ウールの製品である”ということ。
ウールってなんとなくですがチクチクする印象があると思います。
あれがレギンスになって足をチクチクしたら、ライブどころじゃないじゃないですか笑
そもそもセーターとかで肌がかゆくなったりしやすいタイプだったので、特に気になったのですが、これまた問題なし。
買う前にA&Fで試着をしたんですが、履き心地が気持ちよすぎて。
これウールなの?
という感覚。
6. ノイズレス
ウールには多くの化学繊維に起こるカサカサ音がありません。
という記載がありますが、カサカサなんて全く感じません。
むしろしっとり?肌を守ってくれるかのような心地よさ。
着ていて涼しいものって、麻みたいなどちらかというとざっくり編まれたものに感じがちですが、これはみっちりしつつもカサカサもしません。
カシミアのような感覚。
ここはアイベックスのウールへのこだわりが全開な部分ですね。
まさにArt of WOOL。
ほぼ歩きっぱなしのような野外フェスでも快適に過ごせましたよ~
おまけとして:ロゴがかっこいい
やっぱり見た目は大事。
どれだけ性能がよくても、着ていてダサかったらなんとなく残念な感じだと思います笑
アイベックスはロゴのデザインもスタイリッシュでボトムの裾についたタグも存在感がありすぎず、ちょうどいい具合です。
これですね。
ちらっとさりげなく入っていてすてきです。(気づく人は気づくくらいの大きさというのも、なんとなくくすぐられるポイント笑)
さらに、パッケージもかっこいいんですよね。
紙質も高級感があります。(ぜひ手に取ってみていただきたい!)
パッケージまでこだわっている製品、個人的に大好きでして。。。
製品にこだわっているものは、パッケージにも同じくらいのこだわりがある気がします。
ということで、アイベックス ウーリーズボトムのご紹介でした。
冬用によりあたたかいものも出ているので、寒い季節にだけ使いたい、という方はこちらもご検討を。
woolies 1が通年用、woolies 2が冬用のもう少し厚いもの、という感じです。
woolies 2はお値段も1とくらべて少しお高め。
ちなみにこれ、一回使ったら抜け出せないやつだと思うんですよね笑
気持ちよすぎて、買い足すパターン。。
お値段もお安くはないので、初めてのご購入は各自それを覚悟の上でご検討を笑
“フェス用のレギンスとして圧倒的におすすめしたいアイベックスのウーリーズボトム” への8件の返信
コメントは受け付けていません。