Nujabesの「Ristorante Mixtape」。sideAとsideB。
NujabesのHydeout Productionsからテープでリリースされていたものみたいですね。
幻となってしまい、今では市場で高騰しているミックステープです。
内容はヌジャベスのブレないセレクトセンスが全開のラインナップとなっております!
↑記事の一番上の画像がジャケットなのですが、ジャケット中の「makin’ good beats like cookin’ good foods」っていうフレーズもいい感じ。
音源を早速ぜひ。
Nuajbes – Ristorante Mixtape(SIDE A)
SIDE Bは1曲ずつしかアップされてないので、各自で個別にお楽しみください笑
気になる曲目は以下です。
※
Nujabes「Ristorante Nujabes」収録曲
Side A
1. Moonstarr / Scarborough RT
2. Nickodemus & Osiris / Brooklyn Ole
3. Ben Hurman / Scott Air
4. Moonstarr / Dust
5. Native Force / Rain
6. Diversion Tactics / Some Product
7. Unkle / Rabbit In Your Headlights(Underdog Instrumental)
8. Galliano / Prince Of Peace(Attica’s Bp Instrumental)
9. Prefuse 73 / Point To B
10. Cyne / African Elephant
11. The Scott Steinway Trio / 88keys
12. DADAMNPHREAKNOIZPHUNK / Crocodile Leather Tile
13. Tranquility Bass / Cantamilla
14. Lava / Vem Para Ficar
15. Royksopp / Eple
Side B
1. Blackalicious / Make You Feel That Way
2. DJ Spinna / Ladbroke Groove
3. DJ Smash / Say Ow
4. HIROSHI & KUDO FEAT.DJ MILO / The Re-Return Of The Original Art-Form
5. Armand Van Helden Feat. Common / Full Moon
6. Jungle Brothers / Get Down(Bronx Dogs 12″)
7. Jamiroquai / Canned Heat(Mvp Unreleased Remix)
8. DJ Spinna / Rock
9. The James Taylor Quartet / Killing Time
11. Bugge Wesseltoft / Eve Nin(Oliver Holtzer & R.Gecheidle Remix)
12. Guide De Palma / New Morning
13. Nick Holder / Summer Daze
14. Kathy Sledge / Another Star
15. The Tarantulas / Sofuntastik
16. Ian Pooley / Balmes
17. David Benoit / Life Is Like A Samba
ヌジャベスが作った流れで聞くのが当然一番なのですが、収録曲を少しだけピックアップしてご紹介しましょう。
まずA面は、この曲が入っていてびっくりでした。
9. Prefuse 73 / Point To B
ずっと前にこのブログでも紹介していた曲だったので(笑)
14. Lava / Vem Para Ficar
こちらは、アルバム「Modal Soul Classics」にも収録されていましたね。
この曲、好き過ぎる。。。(追記:のちにアナログで購入しました。)
そしてB面から。
個人的には、B面の方がノリのいい曲が多くて好きです。
7. Jamiroquai / Canned Heat(Mvp Unreleased Remix)
こういう超メジャーな曲も入っているところが、流行り廃りに関わらず、自分の耳でいい音を選んでるんだろうなぁっていうのが伝わってきたり。
5. Armand Van Helden Feat. Common / Full Moon
この曲もノリが最高。。コモンがボーカルなんですね。
ここまでノリノリの曲にコモンが入ってるのってやや不自然に感じるというか、聞いてるだけじゃ気づきもしませんでしたね。。
めちゃくちゃ合ってて、いい仕事してます。(失礼)
これもアナログ欲しいなあ。。
14.Kathy Sledge / Another Star
さらにこの曲も入っちゃってますからね笑
曲名こそ知らなかったですが、聞き覚えがあったなぁと。クラブではメジャーなんだろうか。
この曲がかかると、すかさずみんな盛り上がる印象が笑
(さすがにアナログは高騰してますね。。)
こういう音楽にそれほど詳しくない自分でもすんなり聞けるあたりが、さすがの選曲。。
ヒップホップ系の分野に苦手なイメージを持っている方にもおすすめできる、文句なしの内容です。
Nujabes「Ristorante Mixtape」の裏側を知る
ヌジャベスのルーツとも言える「Ristorante Mixtape」。
前にも書いたような気がしますが、こちらのリンクもぜひ。
The Story Of Music #1「They Reminisce Over You ~ nujabesの愛した音楽たち」
Nujabesのルーツが見えますよ。
http://www.hydeout-tribe.net/archive/thestoryofmusic1.html
こちらのミックステープ、入手するにはオークションとかしかなさそうですね。。
ちなみにテープのフォーマットだったのは
当時はMix作品を落とし込むフォーマットとしてはCDに移行が進んでいた時期でもあったが、プレイしている音源がアナログレコードの音源であることもあり、nujabesは0と1のデジタル信号に変換されてしまうCDというフォーマットを避け、アナログ信号のまま記録されるテープというメディアにこだわった。
とのこと。
上記の箇所もふまえて、こちらのtribeのページで、このミックステープの詳細が語られていますので、ぜひ合わせてご覧ください!
http://www.hydeout-tribe.net/archive/2011_12_usen_mix.html
もう一箇所、抜粋すると、
「様々なジャンルが出揃った」中で、自身のポリシーと美意識を明確に打ち出すと共に自分たちが育って来た環境の中で当たり前に良いと思える感覚を振り返り、自分たちの好きな音楽を選択していく。
そういった彼の確固たる哲学がhydeout productionsのコンセプトとなり数々の作品を生み出して来た。
ああ、なんと素晴らしい。
ミックステープを通じて、数々のアーティスト、良曲を発掘、紹介したヌジャベス。
収録曲のYouTubeのコメント欄に英語で「ヌジャベスからこの曲にたどり着いたよ」的なコメントが付いてるのとかもあって、最高だなあと思いました。
これからも多くの人に影響を与えるミックステープであり続けることでしょう。
めでたしめでたし。