さて、二年ぶりのこの企画(笑)(去年は忘れてました。。)
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独断と偏見による至高の音空間。
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IKEBANA(イケバナ)の「I Miss You」。
この動画に入っている音源は完全版ではないのですが、(曲の一部がカットされて使われているので。)
どうしても紹介したいバンドだったのでご紹介。
このバンドとの出会いは吉祥寺の四月というお店。
このお店には吉祥寺に行ったときには必ず行っているくらい好き。
小さな白い入り口とその中に広がる空間、置いてあるものたちには、こだわりを感じずにはいられません。
で、そこでBGMとして流れていたのがIKEBANAでした。
店員さんに
「これ何ていうバンドですか?」
と聞くと
「そこに置いてあるIKEBANAっていうバンドの曲ですよ」
と。
さらに聞くに、CDの紙ジャケットを、
・昔のレコードのジャケットを使って
・200枚限定で
・一枚一枚手作りをしている
と。
買うでしょう。
音自体、好きだったのでバンド名を聞いたら、ジャケットまでそのこだわりよう。
何か自分が得したような気分にさえなりました。
こういう音、ものづくりをしてくれる人が増えてくれるといいな、とか思ったり。
(今回の仕掛け人はbuffalo daughterの山本ムーグさんらしいです。IKEBANAもムーグさんが関わってるバンド。)
youtubeのこの曲では伝わりづらいかと思いますが、音もかなり深遠な感じで響いてきて、すごく好きです。(myspaceへのリンクでぜひ)
音質にもかなりこだわりがあるのではないかと思われます。
実は、この35秒間のyoutubeに詰め込まれているのが、先ほどお話した200枚の紙ジャケット写真。
CD自体は夏に吉祥寺の四月というお店で買ったんですが、12月に下北沢のcommuneでも見つけ、何か衝動的にもう一枚欲しくなってしまい、二枚目を購入。。
より多くの人にIKEBANAを聴いてもらうためには、NGな行為ではあったのですが、
これだけアートワークにこだわられると、つい手が出てしまいますわ。
ちなみにcommuneもすごくいいお店。こだわりの雑貨がたっぷり。セレクトセンスがハンパじゃない。
すごく好きな場所です。(まだ一回しか行ってないけどw)
あ、12/23にはcommuneでIKEBANAのライブがあったり。
キャパ10人のcommuneでやるIKEBANAのライブ、行きたかったなぁ。。
communeの店員さんが誘ってくれてたんだが。
ちなみに普通のジャケットもかなりかっこいいです。
どうやらamazonでは売ってないみたいですが(笑)
ご興味ある方、吉祥寺の四月か下北沢のcommuneまで笑
(このCDが置いてある店はすごくいい店、と個人的に認定したいすね。)
※追記
communeではこの紙ジャケットの展示会があったみたい。
これなら見る価値あるし、こういう活用方法もできるわなー。。
CM用?youtubeもあったので貼っておきますね。
cro-magnon(クロマニョン)の「Tokyo Times feat.三宅洋平」。
クロマニョンの安定したメロディーに乗って、名言たっぷりのこの動画。
歌詞の一部抜粋すると。
「とがりたくてとがってきたんじゃねぇんだよ。
こうしか生きられなかったんだ。
選択の余地なし。」
「なりたいものがあったんじゃない。
なりたくないものがあっただけなんだ。」
「バベルの塔を築く歯車になるのはお断りだが、
スピリチュアルな何かを築く礎になれるのなら、レゴのブロックにだってなるよ。」
「圧倒的なサイズだ。メガシティ。
人間をちっぽけなものにするには十分だ。」
これって刺さる部分は個人個人で違うんじゃないかな、と思います。
いや、同じ人でも時期によって違うのではなかろうか、とも思う。
この曲の歌詞、一部は三宅洋平自身を歌っていて、
最初の
「数えれば15歳からの 5年の青春と、戦場の犬のDECADE」
は、三宅洋平の20歳から30歳まで組んでいたバンド「犬式 a.k.a.Dogggystyle」での活動について歌っているのだと思います。
その後に続く、
何を恐れてるんだって 自分を鼓舞して進んで来た 全部鬼通し
分かってたって赤5萬(あかうーぴん)切ってさ
桜吹雪きの中 死守する最前線 フロントライン MAINTHEME MAINLINE
飛び降りる其の時の肝心要はいっつも俺 ビビってた
それから鬼の仮面をつけて舞台に飛び降りた
尖りたくて尖って来たわけじゃないんだ こうしか生きられなかったんだ
選択の余地なし
という詩はその当時の状況を物語っているのでしょうか。
Wikipediaで知ったのですが、三宅洋平は元リクルートの社員なんですね。
選挙フェスの演説でその話をしていたらしく。9ヶ月でやめちゃったらしいですが笑
こんなつぶやきも。
結局リクルートという会社の人事は非常に目が確かなんだと10年目の同期会でおもふ
適応できずに苦しい会社員生活だったが、いまとなっては感謝することが多い
ここから10年
会社員も音楽家もみんなでぐちゃまぜになりながら楽しくて開けた活き活きとした社会を共に築きたい
— 三宅洋平 / Yohei Miyake (@MIYAKE_YOHEI) 2010, 3月 13
この曲はいろいろなアルバムに収録されていますが、おいしいとこどりをしたいなら「THE BEST」でしょうか。
world’s end girlfriendの「Les Enfants du Paradis」。
曲、すごくかっこいいですね。
最後に笑い的な音も入れているのがWEGっぽくもあり、好きです。
このアルバムは作る段階で手が凝っていて、Aメロ、Bメロ、サビという一般的な構成の曲を作り、それを自らの手でバラバラに分解、再構築して1つの作品を作り上げています。
(インタビューよりコピペ(笑))
それでこういう大胆な展開(3:30からとか)になってるのかなと思います。(自分がインタビューの文章の意図を履き違えていないことを祈る。。)
ダンスはコンテンポラリーダンスですかね。
4:11~4:15あたりの技?が何かぐーっと引かれるものがありました。
(足をつーーーっと引いていく部分。)
これは誰なんだろう。。
こういうのって、名前が分かるような仕組みがあってもいいですよね。
音楽から入ってダンスに広がる、的な。
最近はダンスを見ることにも興味があるので、切にそう思う。
ダンスとか、ぼくのような普通の人はなかなか接点がない人にとって、
間口が広がってすごくいい仕組みだと思うのですが。
こういう小さなブログからであっても、知っているものは地道に発信をしていきたい。
誰かのためになるのであれば。
(発信してる方(今回はアーティスト)にとってもそうだし、受信者(WEGを探してた人)側にも。)
これをメディアでやっても十分価値があるのではないだろうか、とか思う。
よりよい情報の循環が生まれるような。
とは思いつつ、そこまで興味がある人って少ないのかな。
でも、すぐアクションにつながらなくとも、記憶のどこかに入ってる、
というだけでも、次回その名前を見たときの印象が大幅に変わると思うんですけどね。
(普段の生活の中で、目につきやすくもなるだろうし)
クラムボン featuring ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)の「あかり from HERE ~NO MUSIC, NO LIFE.~」。
KAIKOO POPWAVE FESTIVAL’10でのライブより。
BOSSさんすごいな~!会場を全部持っていくような引きつけ。
音も奥深く、宇宙空間を連想させるような世界観。
このライブでしか出てこない言葉を、歌詞の中に次々と練り込んでいるところもさすがです。 “【7inchも発売!】 クラムボン feat.THA BLUE HERB – あかり from HERE ~NO MUSIC, NO LIFE.~” の続きを読む
エミ・マイヤーの「約束」。
こちらは今日のエミ・マイヤーさんのtwitterでのツイートから発見したんですが、すごく好きです。
すごーく好きです。
曲は、「途中で曲が変わったのか??」と思うくらいの大胆な展開(2:14あたりとか)があってかっこいいし、PVもスタッフのあったかさが伝わりつつ、映像はクールにも仕上がっています。
特に曲が始まるまでの空気感が好きだ。
ナチュラルな感じがあったり、都会の喧騒があったり、漢字(和)とエミさん(エスニック?)の独特なミスマッチな感じがあったり、とてもすてきです。
エミさんが山手線を使って、レコードをかける店まで行って、曲が始まる感じはtoeのRGBDVDを思い出したり。
(RGBDVDはtoeの各メンバーが家からUNITに着くまでの道のりを映してました)
PVを作っているのは青木ルーカスさんという方らしい。
今後も注目したい。
「登り坂」に続きこちらの曲も歌詞がかっこいいぃ。
「私が欲しいものはあなたがくれるか分からないし、
あなたがくれるものは私が欲しいか分からない」
「私があげたいものをあなたが喜ぶかわからないし、
あなたが喜ぶものを私が持ってるか分からない」
だそうだ。
そりゃそうだ、と思いつつもこういう言葉がすごく深く響くときがある。
(歌詞は全曲、エミ・マイヤーとShing02が一緒に作ってるみたいですね。)
山手線に乗るエミさん、輝きすぎ(笑)これはいい意味でかなりヤバい。
あと、細かいとこだけど、曲名の「約束」っていう漢字が出るところがあるんですが、この字体が好きです。Shing02も使ったりしてるフォントではなかろうか。
今回のは約束の「約」の字の点が月になっていたり。
というかやっぱりいろいろステキ過ぎる。。
超注目です。
一回、単独ライブで見てみたいな。
▼収録アルバムはこちら
Emi Meyer(エミ・マイヤー)の「登り坂」。
Shing02のLuv Siv pt.4でのコラボで知ったエミ・マイヤー。
すごくストレートに歌詞が入ってきてよいです。。
声が力強い。
「登り坂」収録のアルバム「パスポート」も、Shing02との共作だそうです!
「登り坂の数だけ強くなれる」
人生に影響を及ぼす名言です。
PVを見ると、収録の一部は渋谷ですね!
渋谷駅前やスクランブル交差点なども出てきたり。
確かに渋”谷”というだけあって、坂が多いですからね笑
風景を切り取って、歌詞に重ねている部分もありますし、渋谷について歌った曲でもあるのかなと思います。
そして特筆すべきはその美しさ、、笑
アメリカと日本のハーフだそうですよ。
純粋な日本人とは少し違う視点から、曲を作っているから、面白い切り口の曲ができるのかもしれません。
Savath & Savalas(サヴァス・アンド・サヴァラス)の「Journey’s Homes」。
これはPREFUSE73ことギレルモ・スコット・ヘレンの別プロジェクト。
PREFUSE73だとゴリゴリな感じの曲も多いけど、こんな曲もできる。
(ごくわずかにノイズのような音も入っていて、PREFUSEっぽさも残ってるけど)
ほんとすごいなー。。。
この曲は過去に、公文のCM曲にもなっていました。
公文とギレルモ・スコット・ヘレンって言葉だけ聞くと異色のコラボすぎますが、曲を聴くと妙に納得できるのが不思議。
音は別の顔を持っているんですかね。
いやぁおもしろい。
あ!そういえば、MySpaceを見ていて思い出したんですが、レーベルがSTONE’S THROWのバンドっていいバンド多いですよね。
裏側は全く分からないが、すばらしい人がいらっしゃるのであろうと思いつつ。
Ray Barbee & The Mattson 2の「Short Strokes」。
twitterでどこかのレーベルさんのアカウントがtweetしてるのを拾って発見。
white noise redordsとかだったような。。
この3人のライブ、気持ちいい音が出過ぎです(笑)
もともとぼくが、この3人を知ったのは、学芸大学の古着屋さん「Paul’s Boutique」で曲がかかっていたから。
あまりにもいい曲だったので、「これ誰ですか?」と服を見る前に質問してましたw
そのときはRay Barbee単体の曲だったような。
店長さんは、
「レイバービーは一年に一回は来日して、ライブをしてるよー!超いいっすよ!」
とおっしゃっていた。。
ぜひともライブで見てみたいバンドです。
好きなものに出会ったら聞いてみると、いいことがあるものですね~