夏フェスに振り回されているうちに、すぐに秋がやってきますよ!
個人的に秋のライブの中で気になっているのは、Dogs on AcidのJAPAN TOUR。
そのDogs on Acidのメンバーが昔やっていたバンドが、今回ご紹介するAlgernon Cadwallader(アルジャーノン・キャドワラダー)です。
情報を探っていると、どのサイトでも
今のエモ・リバイバルの火付け役はAlgernon Cadwalladerである
という記載があるほどのバンド。
※ちなみに9月にJAPAN TOURがある、Dogs on Acidは、Algernon CadwalladerのJoe Reinhart、Peter Helmis、初期メンバーのNick Tazzaと、SnowingのNate Dionneから結成されたバンドです!
そのAlgernon Cadwalladerの音源をチェックしてみたら、個人的に大好物過ぎたので、ぜひみなさまにもお裾分けしたく、記事を書いております。
では早速、2008年発売の1stアルバム「Some Kind of Cadwallader」を。
※クッ、このアルバムがAmazonでの取り扱いがないなんて、、文化的損失だろうと思うのですが。。
Algernon Cadwallader – Some Kind of Cadwallader
1曲目の「Casual Discussion in a Dome Between Two Temples」(曲名長いな。。笑)から最高であります。
変則的なギターと緩急のついた展開はGhosts and Vodka的でもあり、それに加えて気の抜けたようでエモいボーカルもとても良いバランス。(音楽的にはCap’n Jazzの影響が大きいんですかね)
音の展開も多く、何回聞いていても飽きないんですよね。
繰り返されて冗長になる感じが全くなく、次から次へと新しいネタが投下されてくる感じ。
これが40分弱ひたすら続くという。これが快感過ぎます。
このブログではよく曲別に紹介したりしますが、このアルバムは本当にどの曲も良すぎて。
聞いていると、ところどころにふざけたような、ニヤリとできるかわいい音が散りばめられているのも、メンバーの遊びの部分が感じられて好きです。(特に18:15~の「On Up」とか、ピョロロロロロロ~~~みたいな音が最高w)
こういう音がこれまたボーカルの声と通じるものがあって、とてもいいんですね~
なんとなく音からバンドメンバーのキャラクターが想像できるような。(実際どんな人かは知りませんが、人としてもおもろそうだな~と笑)
なかなかライブで見れない海外への発信をするときには、こういうのがとても大事なんじゃないかな~と思います。知らないはずなのに勝手に親近感が沸いてるという笑
ライブでも会いたくなっちゃいますよね。
※入手が困難だった音源がCD-R、アナログで再発されました!!!めちゃくちゃありがたい~
そして2011年発売のセカンド。
※こちらも再発!あざすあざす。
Algernon Cadwallader – Parrot Flies
2012年にメンバーに子どもができた関係で、活動停止してしまったので、Algernon Cadwalladerとしてはラストアルバムですね。
こちらも頭から最高なメロディーが駆け抜けていきますぞ!
このアルバムの方が、ややノイズが多めなギターの音が多い気がしますね。
全体的にややシリアスな音が増えているような。
ボーカルも心なしか男らしく感じます笑
やりたい放題やっていたバンドが、バンドのまわりの規模の大きさに合わせてその音楽を磨いていき、でも芯の部分はブレずに強く貫いている感じ。
とてもナイスです。
だんだん、子の成長を見守るお父さんの気持ちになってきましたw
この世代を、Algernon Cadwalladerとともにリアルタイムに生きたアメリカ フィラデルフィアの人とかは、本当にいい時間を過ごせたんだろうな~と思います。(遠い目)
Algernon Cadwalladerは日本のmalegoatと親交が深く、以前にこの2バンドでUSツアーをしています。
数日ですがAlgernon Cadwalladerと回ったUSツアーで仲良くなったEricが日本に来てるので今日会うことになっています。
彼がツアー後に映像を作っていたのでそれのリンクを
私は痩せてて別人です。https://t.co/sZxx1Ft9BY— -O-O- (@the_lost_boys) 2016年7月28日
このツアー、動画を見るだけでもめちゃくちゃ楽しそうですねw
実はAlgernon Cadwalladerを知ったのも、先日のbedのレコ発でmalegoatのMCの時に、dogs on acidのツアーの宣伝がされつつ、Algernon Cadwalladerの話がちら~っとだけ出てきたからでした。
その時にバンド名をちゃんと覚えられず、その後あたふたとしておりましたが、無事発見。
Algernon Cadwalladerって、バンド結成時に偶然テレビに出ていた殺人犯の名前らしいですw
そして音源を聞いてみたらこれですよ。
まいりましたよ。
malegoatのみなさんありがとうございます。
やっぱりバンドの人がおすすめするバンドは最高、ということで。
こういう情報はライブのMCでもどんどん出して欲しいですし、なんならライブ後にtwitterでリマインダーを出して欲しいですねw
今後のエモシーンを追って行くには、エモの歴史も知らねば!ということで、Algernon Cadwalladerをぜひ聞いておきましょう。
“少年よ、Algernon Cadwalladerを聞け!” への4件の返信
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