ゲット・アップ・キッズがおすすめ過ぎてもう

the get up kids

The Get Up Kidsの良さが分かるお年ごろになりました笑(今さら)

大学の研究室にいた時に、研究室で当時よく聞いていたthe band apartのアルバムを流していたら、院生の先輩(女性)が、「バンアパとか聞くんだね~!わたしはゲット・アップ・キッズめちゃくちゃ聞いてるよ笑」と言っていたのを思い出しましたw

当時は全くピンと来なかったんですが、聞くタイミングで結構入ってくる感覚って違いますよね。
(レディオヘッド、昔聞いたらダメだったけど今聞いたらめちゃいいとか。ビョーク、シガー・ロスとかも音楽性は全く違いますが、この“今聞いたら”感は一緒かも。)

特にゲットアップキッズは、スピード感。

こういうの、最近失っていました笑

「こういう音楽を聞く回数減ったよな~」と思っていたタイミングだったので、どハマり。

2000年の来日時にはハイスタやハスキンと対バンをしたゲット・アップ・キッズ。

その後2005年に解散を経て、2009年に再結成をしました。

今、ハイスタやハスキンも活動していることですし、もう一回対バンも再現してくれないかしら。

そんなことを思いつつ。

※追記:ハスキンとは2013年に来日して対バンしていたらしいです。。見逃した。。

ゲット・アップ・キッズで、最近聞いて劇的によかった2枚のアルバムは1stの「Four Minute Mile」、2ndの「Something to Write Home About」。

おそらく「Something to Write Home About」が一番認知度が高いアルバムだと思うんですが、個人的には「Four Minute Mile」が一番ハマったので先にご紹介します!

Four Minute Mile

こういうバンドの音源って、なんとなく印象が強い曲と、弱い曲の濃淡が激しいイメージなのですが、この「Four Minute Mile」では全くどの曲も遜色なし。

完成度があまりに高く、エモの分野のアルバムとは思えないほどです笑
※このアルバムは、SHELLACのボブ・ウェストンのもとで、たった2日半でレコーディングしたそうですが笑

ジャンルなんてどうでもよくなる音源をぜひ。
(ちなみにこの界隈のバンドは「エモ」や「エモ・コア」で括られるのを嫌がっているらしいです笑)

The Get Up Kids – Coming Clean

一曲目のイントロからこの突き抜け感。
ボーカルが目立つパートとギター、ベースで音に重みのあるパートの差がとてもナイス。

2分の曲の中に、がっちりエモい高音ギターも入っていて満点。

The Get Up Kids – Don’t Hate Me

そして続く2曲目のこちらもイントロから最高。
中盤にはキーボードも目立つパワーポップっぽい箇所もあってエモの枠だけにおさまらない感じもあります。

The Get Up Kids – Stay Gold, Ponyboy

こちらは掛け合いのようなイントロから、美しいギター音にスライドしていくところがとても好きです。

ライブでこのイントロが鳴ったら上がるでしょうね~

The Get Up Kids – Washington Square Park

「ジャガジャガジャガジャガ、ジャガジャガジャガジャガ、ジャガジャガジャガジャガ、ジャッ!」っていうイントロのラストが最高です笑(0:20前後のところ)

そして中盤ではギターのグイグイした感じがストップして、えらくきれいなメロディーが流れるパートがあったり。
このギャップが素晴らしい。(1:45のあたり)

ギターにパワーがある感じはMINERALなどともカブる部分があります。(実際、一緒にツアーに行っていたりしていたそうです)

The Get Up Kids – Last Place You Look

まだまだあります。
こちらは軽めのギターイントロから、ドラムが入ってきて、通るボーカルがナイスです。

そしてラストのギター。2分過ぎのテクい感じの音とか好きすぎるんですが何か笑

The Get Up Kids – Better Half


こういう曲もちょこちょこ挟まれていて、飽きさせないのもとてもいいんです。

パワーでグイグイ来られ続けるとなかなかにしんどいんですが、ちょうどいい感じで抜きつつ、かつそのクオリティーも高いという。

イントロで使われているフレーズが一番好きかなと。
「チャラーン」って音の箇所のギターのマネをしたい笑(聞いていると「チャラーン」ってところも、少しづつ違ういろいろなパターンがあってとてもおもしろいのです。(「チャラーン」ってところが伝わっているかは置いといて))

The Get Up Kids – No Love


こちらも軽めのイントロから入っていきますが、いかにも「これから走ります!」って感じで盛り上がっていき、分かりやすく走り始めるのが最高です。(30秒過ぎからの長めの助走が10秒ほどありますね)

ご丁寧にも2分過ぎにも全く同じフレーズで助走があって、

絶対このタイミングで跳ぶ奴いるよね

って感じです。
ライブでは、背中と首は強めに張っておきたい。

The Get Up Kids – Shorty

さらにさらに。

こちらの曲もまた最高でして。(自分が聞いている音源と少し違う気がしてややライブ音源感がありますが。)

ギターが唸る箇所でうわー!!!ですよ。(35秒過ぎ)

ラストも潔くかっこいい。

The Get Up Kids – Michelle With One “L”


こちらはいかにもアルバムのラストっぽい曲。

ゆったりめのテンポで総集編感全開というか。
3:40すぎにはピアノの音まで出てきちゃって、これはズルいでしょう笑

このパワーのある音とピアノの繊細な音の対比は思いつかんなあ。(自分はアーティストでもなんでもないですが笑)

あまりにもいい曲が多すぎて全曲紹介に限りなく近い感じになっちゃいましたが、このアルバムを発売した当時、メンバーは学生だったって話ですから度肝を抜かれますね。。。

Something to Write Home About

「Four Minute Mile」での成功を経る中で、学校を休学してバンド活動に注力し始め、年に200本以上のライブをしていたというゲット・アップ・キッズ。(凄まじい数ですね。。)

デビューから「Four Minute Mile」の発売前後で、KARATE、THE PROMISE RING、MINERAL、JEJUNE、BRAID、JIMMY EAT WORLDなどの当時のエモ界隈を盛り上げていたバンドとツアー、対バンを行い、さらにはCONVERGEなどのハードコア界隈とも対バンなどをしていたそう。

「Something to Write Home About」のフルアルバム音源があったのでそのままご紹介。

こちらは何と言っても一曲目の「Holiday」。
もう、聞いた瞬間に「これ名曲なやつや。。」と分かる感じです!!!

だって・・・

イントロからギュンギュン言い過ぎ!!!

これはズルいですわ。パワーのあるギターフレーズもかっこ良すぎて。

もうこの一曲だけで買う価値あり。

再結成後のライブ動画もありましたのでご紹介します。

The Get Up Kids – Holiday

全力で叫ぶお客さん、最高笑

再結成ライブの醍醐味ですかね~
バンドが休止している間に、お客さんは歌詞を覚えるほど聴き込んでいるという笑

同じように分かりやすい感じだと、18:44~の「Ten Minutes」とかは、絶対どこかで聞いたことあるメロディーだぞ感が相当強いですね笑

The Get Up Kids- Ten Minutes

独特のリズムがいい感じの「The Company Dime」。

The Get Up Kids- The Company Dime

「ダッ、タッター」というフレーズのラストに入るドラムの音がすてきであります。

ゆったり系の曲では、「My Apology」が好きですね。

The Get Up Kids- My Apology

わりとボーカルが曲を作ってる感じが強くて。その点が他の曲と比較して目立っている部分なのかなと。

こんな感じで・・・

ゲット・アップ・キッズ、最高じゃないですか。

早く教えてよ笑

音が走っている感じだと、やっぱり「Four Minute Mile」の方が強くて、その点個人的には好きだなと思いました。

どちらにしろ、聞いておいて損はないアルバムたちかと思いますので、とりあえず聞いてみましょう!!笑

すぐにはピンと来なくとも、「あ、やっぱりいいカモ、、!!!」となるときが来るかもしれませんぞ!

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