先日「Coldplayが来日するよなあ。」と思って、ぼんやりとColdplayを聞いてたんですよね。
その中で、アルバム「Viva La Vida」ももちろん聞くわけで。
それで1曲目を聞き始めたら・・・
Coldplay – Life In Technicolor
あれ?アルバム間違えたか?
iTunesバグったか???
ってなったんですよ。
というのも、
このイントロの40秒間くらいって、Jon Hopkins(ジョン・ホプキンス)の個人的にとても好きな曲のイントロと全く一緒じゃないですか笑
Jon Hopkins – Light Through The Veins
今まで知らなかったんですが、このColdplayのアルバム「Viva La Vida」にはジョン・ホプキンスが楽曲の一部を提供(上記の曲)していて、ワールドツアーにも同行し、日本公演でもオープニングアクトだったんですね。
⇒このあたりの事実関係を探ろうと思い、記事を探したところ、自分でも記事を書いてました爆
要は、記事で書いたことを忘れてましたw
逆に、この当時は「この曲はジョン・ホプキンスのあの曲!」ってところには気づいてなかったんですね苦笑
上記の過去記事を書いたのが2013年ですから、実に3~4年越しの気づきでしたw
なるほどなるほど、上記過去記事によると、
最初はブライアン・イーノに認められて、その後、コールドプレイの録音の際にイーノから呼ばれて参加するようになったとのこと。その後、クリスに曲を気に入られて一緒にやるようになったそうです。(「Insides」のライナーノーツにあったジョン・ホプキンスのインタビューより)
とのこと。
自分の過去記事、勉強になりますね笑
さらに調べてみたら、「Viva La Vida」には楽曲の一部を提供しただけでなく、プロデューサーとしても関わっていたとのこと。
さらにさらにColdplayのその後のアルバム「Ghost Stories」では、ジョン・ホプキンスが「Midnight」の楽曲提供もしていたと。
Coldplay – Midnight
「Midnight」にはジョン・ホプキンスのリミックスバージョンもあります。
Coldplay – Midnight (Jon Hopkins remix)
その後も結構いい関係ができてるみたいですね笑
いかにもジョン・ホプキンス感溢れるリピートと、じわじわ来る感じが素晴らしいです。
そしてそのジョン・ホプキンスを起用したコールドプレイのセンス、いいなあと。(最初はブライアン・イーノがコールドプレイとジョン・ホプキンスをくっつけたみたいなので、センスがいいのはイーノ御大なのかもしれませんが笑)
最近はついにあの宇多田ヒカルがKOHHをフックアップしたりとか、メジャーなアーティストがインディーなアーティストを取り上げる潮流が、国内でもついにここまで!というレベルまで大きくなってきています。(昔からアーティストがアーティストを紹介することはなくはなかったですが(←分かりやすい例なら対バンとか)、ここまでメジャーで、かつこういう動きができていた人はほとんどいなかった印象)
このような、音楽業界の慣習や流れにとらわれない動きがあるから、聞く側もそのストーリーがおもしろいのであり、そういう動きをしているアーティストが最終的にはリスペクトに値するんだと思います。
そもそも、やっぱり音楽をやっている人の方が、自分のような一般人より深く、新しく、速い情報を持っているわけなので、情報発信してくれるアーティストの存在はとてもありがたいわけですね。
改めましてありがとうございます。
ということで、Coldplayはやっぱりセンスいいなあと思った話でした。
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