cro-magnon(クロマニョン)の「Tokyo Times feat.三宅洋平」。
クロマニョンの安定したメロディーに乗って、名言たっぷりのこの動画。
歌詞の一部抜粋すると。
「とがりたくてとがってきたんじゃねぇんだよ。
こうしか生きられなかったんだ。
選択の余地なし。」
「なりたいものがあったんじゃない。
なりたくないものがあっただけなんだ。」
「バベルの塔を築く歯車になるのはお断りだが、
スピリチュアルな何かを築く礎になれるのなら、レゴのブロックにだってなるよ。」
「圧倒的なサイズだ。メガシティ。
人間をちっぽけなものにするには十分だ。」
これって刺さる部分は個人個人で違うんじゃないかな、と思います。
いや、同じ人でも時期によって違うのではなかろうか、とも思う。
この曲の歌詞、一部は三宅洋平自身を歌っていて、
最初の
「数えれば15歳からの 5年の青春と、戦場の犬のDECADE」
は、三宅洋平の20歳から30歳まで組んでいたバンド「犬式 a.k.a.Dogggystyle」での活動について歌っているのだと思います。
その後に続く、
何を恐れてるんだって 自分を鼓舞して進んで来た 全部鬼通し
分かってたって赤5萬(あかうーぴん)切ってさ
桜吹雪きの中 死守する最前線 フロントライン MAINTHEME MAINLINE
飛び降りる其の時の肝心要はいっつも俺 ビビってた
それから鬼の仮面をつけて舞台に飛び降りた
尖りたくて尖って来たわけじゃないんだ こうしか生きられなかったんだ
選択の余地なし
という詩はその当時の状況を物語っているのでしょうか。
Wikipediaで知ったのですが、三宅洋平は元リクルートの社員なんですね。
選挙フェスの演説でその話をしていたらしく。9ヶ月でやめちゃったらしいですが笑
こんなつぶやきも。
結局リクルートという会社の人事は非常に目が確かなんだと10年目の同期会でおもふ
適応できずに苦しい会社員生活だったが、いまとなっては感謝することが多い
ここから10年
会社員も音楽家もみんなでぐちゃまぜになりながら楽しくて開けた活き活きとした社会を共に築きたい
— 三宅洋平 / Yohei Miyake (@MIYAKE_YOHEI) 2010, 3月 13
この曲はいろいろなアルバムに収録されていますが、おいしいとこどりをしたいなら「THE BEST」でしょうか。