stiffslackのオンラインでショップで知った、北海道のバンドDignity For Allの曲。
オンラインショップで取り扱われていたのは、あのエモ界隈では絶大な人気を誇っていたJejuneとのスプリット音源ということで、Jejune目当てで買おうかなと思っていたんですが、Dignity For Allの曲もガツンと来たので迷いなく購入できました。
⇒Jejuneについてはこちらの記事でも紹介しておりますのでぜひ
とはいえ、音源はもう21年前の1999年発売のもので、Dignity For Allは解散済み。
今回デッドストック状態で買えたのは奇跡ですね。
曲はこちら。
Dignity for All – Short Distance
その当時のことはまったく知らないのですが、今聞いてもめっちゃくちゃかっこいいですね。
以前の記事でも書きましたがこういうバンドが生まれる北海道、マジですごいなあと。
Dignity for Allについてネットで調べてもほとんど情報がないんですが、今ほど海外のバンドのやりとりが活発ではなかったであろう2000年前後にJejuneと親交があった日本のバンドがいて、スプリット音源まで出していたということだけで感動モノです。どうやってやりとりしていたんでしょうか。
このスプリットは、ボストンのBig Wheel Recreationと北海道のSoul Ameria Recordsによるリリース。
Big Wheel RecreationはJejuneに加えてJimmy Eat World、Braidの音源などもリリースしているレーベルです。すご。
【奇跡入荷】ボストンと札幌が密接に繋がっていた事実。JEJUNE / DIGNITY FOR ALLのスプリットのデッドストックです。2000年代初頭でこういう流れがあったのが胸熱ですよ。どちらも90'sエモ感が当然すごい。SOULAMERIA/BWRとの共同リリースってのも最高、全部最高。https://t.co/uedAmAKLMm pic.twitter.com/qPVUiniqqs
— stiffslack (@stiffslack) May 8, 2020
5月にDignity For Allの過去音源がリマスターされて話題になったことで音源のデッドストックが出てきた流れっぽいんでしょうか。
こちらのツイートで紹介されている、音源のレーベルであるSoul Ameria Recordsのコンピはカウパーズなども含んでてその当時の札幌が詰まってる感じなんですかね~。興味ありあり。
Dignity For Allのリマスターでの大きな反響ありがとうございました!
SoulAmeriaの大1号作品のコンピカセットに収録されている、Dignityのライブテイクを只今準備中です。もう少しお付き合いお願いします。 pic.twitter.com/dXKoQyzr0g— manabu goto/ex dignity for all.soul ameria. (@go1974alive) May 9, 2020
このあたりのバンドの繋がりもわかるとより一層楽しめそうな感じです。
Dignity For Allの音源はbandcampにてライブ音源なども含むディスコグラフィーが購入可能になっているのでよろしければこちらから。(こちらはメンバーだった方のツイートより)
DignityForAllの過去音源とライブテイクがslowdownrecよりリマスターされて配信しております。他の曲はまた、発掘され次第更新したいと思います。全ての方に感謝!
KEEP ME ALIVE❗️STAY FREE❗️https://t.co/rIbhVK9mpohttps://t.co/31KJoWoCWVhttps://t.co/PepFJuLJFe https://t.co/rz0tT7qZHw— manabu goto/ex dignity for all.soul ameria. (@go1974alive) May 10, 2020
Jejuneとのスプリットをモノで手元に置いておきたい方はお早めにこちらからどうぞ。
ちなみにスプリットに収録されているJejuneの音源はアルバム『R.I.P』の1曲目にも収録されている「Record City After World」です。
Dignity For Allのメンバーの方は今もバンド活動をされているようで、分かる範囲で記載すると、ゴトウさんは、and no timeというバンドで活動中。
and no timeはノルウェーのレーベル、Slow Down Recordsから新譜発売の予定もあるみたいです。(Dignity For Allのリマスターも同じレーベルから出てます)
フジヤマさんはO.U.Tというバンドで活動中。
このあたりのバンドは北海道の今の若い世代のバンドとも繋がっていたりするんでしょうか。
北海道のシーンがとても気になる今日このごろです。
この記事はコロナの感染者が再びじわじわと増加している東京からお届けしております。