Night Tempoという、昭和歌謡をリスペクトしまくった上に生まれた令和歌謡

Night Tempo

Night Tempoのことはですね、フジロック直前の深夜に放送されたフジロック特番で知りました。(ハライチの澤部さんとかが出てるもはやフジロッカーには定番のあれです)

その中でおそらくアーティスト紹介としては10秒くらいだったんじゃないでしょうか。各曜日のおすすめアーティスト!みたいなコーナーで、1日あたり10組ぐらい紹介される中でNight Tempoもさらっと紹介されてまして。

その10秒で「なんだこのアーティストは!」と衝撃を受け、なんとなく韓国のDJであることだけを記憶して、フジロックの出演アーティストの中を探した記憶があります。

確かそのフジロック特番でかかっていたのはこの曲だったんじゃないだろうか。

Takeuchi Mariya – Plastic Love (Night Tempo 100% Pure Remastered)

松原みきさんをきっかけに、昭和歌謡にちょうど興味が湧き始めていたのでモロでした。
昭和歌謡界隈でも名高く海外からの人気も高い、竹内まりやさんの「Plastic Love」。

めちゃくちゃ踊れる。(そんなに恥ずかしげもなく踊れるタイプではないですが、踊れるぞ、と思った。)

このアーティストを見るしかない、と思い、まずはフジロックのおすすめアーティストの記事の中に入れてみた
直感で。

※ちなみに今、曲を改めてしっかり聞いても完成度がめちゃくちゃ高いですよ。ひとつひとつの音の入れ方、タイミングなどめちゃくちゃ気持ちよくなれるんですよね。踊るだけではなくヘッドホンで細かいところまで聞いてみることを推奨

フジロック2019でのNight Tempo

その後、フジロックでの出演は日曜日の深夜帯、23時からの出演であることがわかり、その時間帯はJAMES BLAKEとTHE CUREがかぶっていたんですが、最高の予感しかなかったのでNight Tempoに頭から間に合うように動きました。

そしてブチ上がった。

フジロックでもかけられていたWinkの「淋しい熱帯魚」。

Wink – 淋しい熱帯魚 (Night Tempo Showa Groove Mix)

フジロックではレッドマーキーでの出演だったんですが、この登場の入りからもう「この場所に来てよかった。。」感全開でしたね。。

昭和世代でなくてもわかるかもしれない渡辺美里の「My Revolution」。
動画の後半に向けてのオーディエンスのテンションの上がり方笑

レッドマーキーの出演のラストのこれも昭和感あってよかったな笑

さらに深夜のGANBAN SQUAREでもNight Tempoの出演がありました。(わたくしは体力切れで行けず。。)

こちらも最高の盛り上がりですね!!!!!
これ、フジロック最終日、疲れの極限にある深夜2時ですからね笑

こちらもめちゃくちゃ盛り上がってます笑
曲もいいですがオーディエンスの盛り上がりが最高。

フジロックのレッドマーキーでのセットリストはこちら。(こういうのを出してくれるのもとてもうれしい)
オフィシャルのミックスはSpotifyでも聞けるとのこと!

フジロックでのアクトが最高だったからこそ、Night TempoのTシャツ、欲しかったなあ。。
フジロック会場では土曜日、日曜日と物販をチェックしに行ったんですがすでに完売していました。。いったいいつ販売していたんだろうというレベル。。 ※個人的に後日、HMVで購入できて歓喜

デザインもとても好きなんですよね。こういうところまで気を配っているのがすてき。
デザイナーはShiho So(蘇 詩帆)さんという方。

そしてボディーにこだわっているというのもナイス。(気に入ってるバンドのTシャツのボディーがしょぼくて、すぐにダメになったときの残念さといったらないですからね。。)

イラストを見ればわかりますが、オフィシャルのアーティスト写真も同じ方のデザイン。

この口を隠すNight Tempoスタイル、流行りそうですね。(ごく一部で笑)

Night Tempoのインスタ、twitterの配信が最高

最近はインスタ、twitterの配信も始めてくれていて最高です。こちらは初回の放送時。
良質な昭和歌謡の宝庫。

Night Tempoの蔵出しのカセットやレコード、そしてリミックスが聞きまくれます。
アーカイブされているのでぜひご視聴を。

昭和歌謡が好きすぎて伝えたいことが溢れ出している感じが伝わってきますね~。こういう配信を見たいんですよ!
自分で「12時までに終わります」と言ってたのに12時を過ぎても全然終わらず、曲をかけまくってたのがウケました笑

配信の中で印象的だったのは、「ここをダフト・パンクみたいな感じでこうやって」と言いながら音をいじっていたところ。
昭和歌謡にどっぷり浸かっていながら、ダフト・パンクの影響も受けてるんだなあと笑

その後Night Tempoの記事をいろいろと見てインタビューを読んでいたら、インタビューでもダフト・パンクからの影響を語っていました

フリーダウンロードも可能な音源がありますよ

Night Tempoの音源は所属のNeoncity Recordsから出ていたりしますが、なかなか入手しづらい状態のようです。(おそらくプレス数が少ないんじゃないかと)

それでも音源が欲しいな~というあなたに朗報!
本人公認のフリーダウンロードも可能な音源があります!!!

「Showa Idol’s Groove」のフリーダウンロードリンクはこちら。

昭和歌謡を存分に楽しみましょう~!(素晴らしいのでもちろん課金もぜひ!)

少し前はフリーダウンロードにはなってなかった(と思う)Night Tempoのアルバム「Pure Baby Maker」もフリーダウンロードができるようになってます!

この音源に記事の冒頭で紹介した「Takeuchi Mariya – Plastic Love」のリミックスも収録されてますよ~

アナログの1stプレスは即完売だったんですが、さりげにアナログの2ndプレスが出てますね!

https://neoncityrecords.bandcamp.com/album/pure-baby-maker-rewind

音源は、国内だと渋谷のHMVが一番取り扱いが多いのかな?フジロック後にTシャツとかも入荷したりしていました。(それも即完売だったみたいですが苦笑)

ちなみにフジロックのライブを音源としても公開しようとしてくれているようなので、めちゃくちゃ期待しております!!!

そしてニューアルバムも。

これ、昭和から平成のときのあれですね笑
まさに時代を越えたアルバム。
配信でも言っていたようにダフト・パンクっぽい要素も加えたものが多くなりそう。

タイトルは「夜韻」だそうですよ。
たのしみに待ちましょう。

2019年11月に来日ツアーも決定済み!(と、配信で言ってました)

配信(上の動画)の中で、だいたいこのつぶやきの感じで話してました。
改めて配信を聞き直したところ、千葉は東京といっしょになる思う、みたいな話し方でした。

「昭和グルーヴツアー」というタイトルで全国各地をまわるそう。
みなさん待望であろう再来日、自分もたのしみです!!!

10月の詳細発表を待ちましょう。
ハコにもよりますが、チケットは争奪戦になりそうな予感。。

フジロックのその後・・・

フジロックのセットリストにJADOESの曲があったのですが、ここからメンバーの方と繋がって実際に来日時に会っているあたりもさすが。こういうところが信頼できる!

元JADOESの平間さんとのやりとりから・・・平間さんのスタジオへ。
いい話が聞けました、というようなことをNight Tempoがつぶやいていたので、今後もたのしみ。

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先日フジロックでも話題になった、世界的に活躍中の韓国人DJ、Night Tempo君がスタジオに遊びに来てくれました 1986年生まれの彼が、’80〜’90年代に私が制作に関わって来た曲を沢山知っていたのには驚きました そういう曲を今REMIXを作って全世界で発信してくれている、というのはとても嬉しい出来事です 日本だとバブルというキーワードで一括りにする悪習がありますが、彼は自分の生まれた1986年を中心に、愛情とリスペクトの心を持って、当時のサウンドに再注目しているのが伝わって来ました そこが素晴らしいし、彼のREMIXは新しい #nighttempo

Akihiko Hiramaさん(@akihikohirama)がシェアした投稿 –

Night Tempoは1986年生まれというのにもびっくり。もっと若く見えますね。。

より深く昭和の現場とNight Tempoが繋がって、よりおもしろいことが起こって欲しいですね。
昭和歌謡の代弁者が韓国の人というのもこれまたおもしろいのではなかろうかと。

ちなみに8~9月の来日では杏里さんにも会いに行かれてたみたいです!

ということで、Night Tempoのその周辺をTwitter経由で集めた情報をもとに編集した記事になりましたが、曲を聞いたりライブでの盛り上がりを見たら、そのおもしろさが伝わるんではなかろうかと。

Night Tempoを聞きながら、また自分の聞く音楽の幅を広げて楽しめたらと思う次第であります。
みなさまも、Night Tempoに乗ってみてもいいのでは。

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