ちょうど一年ほど前(2010年)に、渋谷のUPLINKで行われた、『ECM catalog』刊行記念「純喫茶ECM」というイベントに参加したときに出会った曲。
ラルフ・タウナー、早速お聞きいただきましょう。
Ralph Towner – Oceanus
※上記曲を収録している「Solstice」が180gヴァイナルで再発ということで追記。
イベント用に準備された最高の音響で聞いたから、っていうのもあると思うんですが、しょっぱなのイントロの響きの美しさに吸い込まれ、その帰路で速攻でタワレコに寄り、即CDを購入した記憶があります。
後半で上がっていく感じ、即興で重ねられていく音が素晴らしいではないですか。
ラストのあたたかみのある音も最高。
こんなのライブで聞いたら最高すぎるな。。
ヴァイナル再発にあたって公開されたこちらの曲も、これまた素晴らしいのでぜひ!
Ralph Towner – Sand
この音の深遠さ。
乗るための音楽とは違う味わい深さがあるんではないかと思います。
このドラムの感じ、ポストロックとか好きな人にもハマるのではなかろうかと。
※しかしこの音質、たまらなくいいですね。。
ECMという、自分的に大した知識もないジャンルのレーベルのイベントに参加したのは、なんかジャケットが妙にかっこいいレーベルがある、という話を聞き、ECMの存在は知っていたから。
(ECMはキース・ジャレット「ケルン・コンサート」の音源もリリースしているような、特にジャズ界隈ではメジャーなレーベルなので、音源から入ってもおかしくはないんですけどね(笑))
このレーベルのジャケットのアートワークがまぁとにかくかっこよいのです。
ECM CATALOGにはECMの全CDの解説だけでなく、全部のジャケットイメージが載っているそうなのでご興味ある方は必見かと。
(ひとりよがりに)自分のその後のECM体験をお話すると、吉祥寺のSoftsというショップに行って、偶然好きな感じの曲が流れていたので、「この曲なんですか?」と店長さんに聞いたときに出されたCDが偶然ECMのモノ(Steve TibbettsさんというアーティストのCD)だった。
そしてそのCDのジャケットがやはりめちゃめちゃかっこよかった。
こちらです↓
自分の中で確実にTOP3に入るジャケットデザイン!
こちらも後にCDをゲットしました笑
その後、表参道の月光茶房という国内有数のECMコレクターの方がやっているカフェに併設されるECMコレクションスペース「ビブリオテカ・ムタツミンダ」にて、アナログ盤も見せていただいたら、やはりかっこよくて「ぐぬぬ、アナログで欲しい。。」となりましたw
せっかくなので音源も掲載しておきましょう。上記のアルバムの1曲目から。
Steve Tibbetts – Name Everything
ハンパない民族音楽×プログレ感。
こんなミックスあるかよ。。。
ものすごいインパクトでした。
というのと、好きなお店をまわっていたら偶然音楽的な繋がりもあった、という時のうれしさ。こういうのがたまりませんよね。
こんなレーベル、日本にもあったらいいな。