【レコード好きなら知っておくべき!】レコード・ストア・デイとは?

レコード・ストア・デイ

レコード・ストア・デイとは?、ということで、調べつつ、まとめてみました。

このイベント、調べれば調べるほど応援したくなりますね!

毎年4月の第3土曜日、ぜひ参加して盛り上げていきたいものです。
それでは早速どうぞ。

レコード・ストア・デイとは

まずはじめに、レコード・ストア・デイの公式サイトによるレコード・ストア・デイのご紹介から。

RECORD STORE DAYはChris Brownが発案し、Eric Levin、Michael Kurtz、Carrie Colliton、Amy Dorfman、Don Van CleaveとBrian Poehnerによって創始された、全米の700を超え、海外に数百を数えるレコードショップとアーティストが一体となって近所のレコードショップに行き、CDやアナログレコードを手にする面白さや音楽の楽しさを共有する、年に一度の祭典です。

限定盤のアナログレコードやCD、グッズなどがリリースされ、多くのアーティストが全米各地、各国でライブを行ったりファンと交流する日です。

2008年4月19日にはMetallicaがサンフランシスコのラスプーチン・ミュージックでオフィシャルにキックオフをし、以降は毎年4月の第3土曜日にRECORD STORE DAYが開催される運びとなり、数多くのアーティストが賛同し、それぞれ貴重な新曲、未発表曲、ライヴ曲などの作品を主にアナログレコードでリリースしています。

とのこと。

毎年、ビッグアーティストの限定版レコードが発売されたりして、一部の方たちにはたまらない一日となっています。

例えば2013年は、U2、NIRVANA、DAVID BOWIE、ROLLING STONES、ボブ・ディラン、ジミヘン、ポール・マッカートニーなどの超有名どころに加えて、FOALS、JAKE BUGG、STRYPES、ジャック・ホワイト、モグワイ、ボーズ・オブ・カナダ、シガー・ロス、R.E.M.、マムフォード・アンド・サンズなどのいい感じのアーティストたちも続々と参加。

国内では、後藤正文(アジアン・カンフー・ジェネレーション)坂本慎太郎(ex.ゆらゆら帝国)、LOSTAGEなども参加し、レコードを発売しています。

言葉で説明しても、なかなかその熱量は伝わらないとは思いますので、当日の様子を動画でご紹介します!

2013年のアメリカのレコード・ストア・デイの様子

めっちゃ楽しそうですね~!
大行列も作られるほどで、もはや、フェスのような状況笑

当日は、インストアライブやDJイベントもあります。
動画に出てくる様子を見ると、売り切れのリストまで貼られているみたいですね笑 すごいシステム。
こういう小さな仕組みが盛り上がりを加速させるのでしょう!(おそらく)

アメリカのレコード・ストア・デイの様子について、フジテレビの取材動画もありました。
国内ではまだここまで盛り上がってはいないのかな。。ぜひ近々こうなりたいものです!

このレコード・ストア・デイですが、もともとは、小さなレコードショップのおやじさんによって発案された、とのこと。

それにポール・マッカートニーがリアクションして、大きな動きになったらしいです。
後藤さんが編集長をしているFuture Timesでレコード・ストア・デイの対談記事でその内容がが語られていました。(FLAKE RECORDSの和田さん、チャーベさんなども登壇)

なぜポール・マッカートニーが動くほどの大事になったのか?
ことの発端は、再販制度がないアメリカで、ウォルマートなどの巨大ショップに、地元の小さなレコードショップが対抗するために実施され始めた試みのようです。

馴染みのレコードショップがなくなってしまうのはアーティストであっても悲しいことですものね。。

ウォルマートなどの量販店ではなく、レコードに愛情を持って売ってくれるレコードショップ。
アーティストとしても、そういうところで買ってもらえるのが本望でしょう。
ちなみに上記の対談では、アナログレコードへの愛情もたっぷり語られています笑 必見。

国内ではアジカンの後藤さんなどがレコードストアデイの活動で、精力的に動いてくれていますね!

今年はコラボのレコードプレーヤーまで出すとのこと。すごい。

おもしろくなりそうです。

※日本では毎年、アンバサダーという形で、特定のアーティストとレコード・ストア・デイがコラボして、イベントを盛り上げています

レコード・ストア・デイでのレコードの売り方

限定盤のリリースだけでなく、独自の観点で”レコードを売る”というスタンスもかっこいいです。
以下もレコード・ストア・デイの公式サイトより。

※RECORD STORE DAY JAPAN2014のリリース商品についてはほとんどが限定商品のため、原則的に予約は受付ません。

※RECORD STORE DAY JAPAN参加店舗のアナログレコードを主に扱っている店舗は様々な個性や特徴を持ったお店が多いので、全てのRECORD STORE DAY JAPAN2014商品を売っているとは限りません。

どうぞ、ご了承の上アナログレコードの魅力やお店に行ってあなただけの宝物となる1枚と出会う楽しみを見いだしてもらえたら嬉しいです。

お店に行って、実際にそのものを見て、レコード屋さんでものを買って、楽しむ、というある意味原点回帰的なところも。
お店に行くことで、新たなつながりができたりするのも楽しいです。

便利な世の中になった分、”その場に行く”ためのきっかけ作りってすごく大事ですものね。

これはちゃんとお店側でも守られていて、例えば大阪のFLAKE RECORDSでも、こういう形です。

ジャック・ホワイト(ex.ホワイト・ストライプス)は、こう言っています。(botですがw)

ソウルですよ、ソウル。

国内ではアーティスト、レコードショップを中心にじわじわとその広がりが大きくなっています。

アーティスト、レコードショップのレコード・ストア・デイへの反応


↑実際今年のRSDでLOSTAGEのレコードがリリースされますね!

こういう、お店側の粋なはからいもうれしいわけです。

ワタクシの好きな名古屋のStiffslackも。

バラカンさん、さすがです。


チャーベさんもレコードリリースはもちろんのこと、かなり精力的に動いてます!
MASTER LOWを聴いていた時代が懐かしい。。。

日本では、2013年から秋にも開催している模様。

レコード・ストア・デイ限定リリースのもの以外のものも一緒に売り出されるのがうれしいですね。

買う側のみなさまのレコード・ストア・デイへの反応

当然ながらイベント、限定盤などに対する盛り上がりもあれば、、、

盛り上がりのあまりの悲鳴ももちろんあります笑

当然、おさいふも大変なことになるわけなのであります笑

そして、最近はレコード自体の盛り上がりも顕著になってきていますよね。

先日「所さんの目がテン!」でもレコードが特集されたりしていました。
(これ、観たかったので残っててよかったです笑)
レコードとCDの音質の違いなども紹介してます。

レコード熱が徐々に、じわじわと、確実に広がっております。
(特にこういう方たちはパッと離れたりもしない、愛情のある方たちだと思うので、続けていくことで確実に大きな広がりになると思いますし、こういう小さな記事で多少なりとも力になれたらと思います。)

ということで、レコード・ストア・デイのご紹介でした。

記事を書いている中で、このブログで、レコードについての記事も増やしていきたいと思った次第です。
(自分自身レコード初心者ですが、現段階ではそういう人の視点が大事なのかなとw)

番外編

ボーズ・オブ・カナダはこんな超限定商品を作っていたようです!


落札額が5,700ドルってことは1ドル100円の単純計算で57万円!!??笑いますw
こういう仕掛けも面白みのひとつですよね。

仕掛けは、暗号が大好き、というメンバーの意向によるものだと思いますw


ピッチフォークのサイトにも暗号についての記事が載っていました。レコードが本物であることは間違いないとのこと笑

もはや、単に買う、買わないというやりとりの枠を超えていますねw
http://pitchfork.com/news/50420-boards-of-canada-released-a-mysterious-12-on-record-store-day/

元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトもかなりレコードがお好きなようで、一般の人がレコードを作れるブースを作っているほどのようです!

そして、さらにすごいのがレコードストアデイに、そのブースにニール・ヤングが訪れたとのこと!

日本のレコード・ストア・デイもどんどん盛り上がっていくことでしょう!
それではこんなところで。

毎日がレコード・ストア・デイ!

レコードで音楽が聞きたくなってしまった方はこちらから笑
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