「アウトロ」がかっこいい曲、好きです。
※アウトロとは、イントロの逆。要は曲の最後のパートのことです。
コーラスが終わり、曲が終わるまでの時間、その音がとても心地よい気持ちに導いてくれるのを、音楽好きなら誰もが体験したことがあるのではないかと思います。
というか、そんな生半可なもんじゃなく笑、最高にぶち上がる瞬間が訪れるのがアウトロ。と言っても過言ではないのではなかろうかと。
この記事では、自分にそんな体験をさせてくれたアウトロのかっこいい曲をご紹介します。
ぜひお楽しみいただけたらと思います!
bloodthirsty butchers – 7月
この曲、、最高過ぎでしょう。。
吉村さんと田渕さんのギターの唸りがたまりません。
5分過ぎの間奏から、ギターと音の厚みが一気に増していきます。
正直、吉村さんのギターの弾き方はかなり雑いのに、吉村さんがギターをかき鳴らす箇所ではうわああああ!!!とこみ上げてきてしまう自分がいます。
こんなにかっこいいギターが弾けるのかよ。。
という。
きれいな音のバンドに慣れている人は、「ん?」と思うかもしれませんが、必ずや新しい扉を開けてくれる音だと思うので、最初から最後まで通して聞いてみて頂きたいです。
すごすぎて、笑いながら泣ける曲。
アウトロは6分過ぎからでしょうか。この4分以上のアウトロ、素晴らしすぎます。
8:50過ぎあたりからはうわああああ!!!の連続。ぜひ。
ナンバーガール – OMOIDE IN MY HEAD
ブッチャーズに続けてナンバーガール。
まあこの曲というか動画なんて、MCから何から、どこを切り取っても最高なわけで、アウトロだけで取り上げようなんて、大変申し訳ございません。という感じですが。
アウトロでアヒトさんのドラムに合わせて、タメにタメてぶち上がる感じが最高です。
この動画はラストライブということで、その点、観客側も感極まってる感じもこれまたエモくて。
どこからアウトロとか気になるレベルでもないですが、7:30以降あたりがクライマックスでしょうか。
7:50あたりの田渕さんのギターもめちゃめちゃ好き。
この4人のバンド、本当に最高だなあと。
toe – グッドバイ
アウトロがいい曲は曲としても名曲が多いですね!
このライブは生で見ることができたのですが、色んなものがこみ上げまくりでした。。
こちらのアウトロは6分過ぎから。メンバー、土岐さんの表情を見ているとあがらずにはいられません。
「いいもん見れてよかったねえ」という山㟢さんのMCにも大納得の一曲。
Cymbals – 時間を名乗る天使
toeのグッドバイでゲストボーカルをしている土岐さんが、昔所属していたシンバルズからも。
ものすごく浮遊感のある入りから、美しい土岐さんのボーカルで進行していくのですが、間奏から目立ってくるギターがとてつもなくいいんです。
いい意味でメインのメロディーからは浮いてるようなのに、ちゃんと曲にはハマっているという、絶妙な存在。
このバランス感、とても好きです。
アウトロは4分過ぎからでしょうか。
うっすら聞こえる土岐さんのボーカルにギターの唸る音、ボリュームの大きくなっていく他の楽器も含めて、最高のアウトロを作り出しています。
個人的にはタイトルも好き。
(この曲は大学の後輩に教えてもらいました。)
bed – YOU
こちらはつい最近知ったばかりの曲なのですが、アウトロがこれまた素晴らしくて。
イントロはいかにも日常感溢れる音なのに、2分過ぎの間奏から入ってくるギターの高音、そしてアウトロですよ。。
アウトロについて、bedの公式twitterで書いてあることを拝見しても納得。(「全てを」と言われると、気合いがハンパない感が伝わってきますね笑)
そうなんです、アウトロに全てを込めています。どうか最後まで曲を聴いて下さい!!!! https://t.co/lHAwq2wPyA
— bed-from-kyoto (@bedfromkyoto) 2016年3月12日
アウトロは4分手前あたりから。
bedのその他の曲も知りたいという方はこちらの記事から。他にも見事なアウトロの曲が多数ありますよ。ぜひ。
ホテルニュートーキョー – Song for Candle11th Light with Fukushima
ホテルニュートーキョーに加えて、toeの山㟢さん、柏倉さんが入ったスペシャル編成で演奏されたこの曲。
アウトロは5分過ぎぐらいからでしょうか。
まあ、これは間違いないやつであります!!!
原曲はホテルニュートーキョー「ガウディの憂鬱」かと。
LOSTAGE – Good Luck / 美しき敗北者達
LOSTAGEからは「Good Luck / 美しき敗北者達」。
LOSTAGEが、2013年に急逝したbloodthirsty butchersの吉村さんに捧げた曲が、「Good Luck / 美しき敗北者達」です。
アウトロのギターの唸りはまさにブッチャーズそのもの。
吉村さんの魂をLOSTAGEへ。
アウトロは4:55あたりから。ここからの2分半以上の時間でじわじわじわじわと高まります。
ああ、とてもよい。
カメラマンさんが五味さん(弟)に釘付けになるのもわかる。(編集側もカメラを切り替えてもいいところをそこに集中しているのも満点)
踊ってばかりの国 – Boy
実際にこの動画のライブを生で見ていた、踊ってばかりの国「Boy」。動画は全感覚祭2019のもの。
曲全体で9分ほど、下津さんがガーンとしゃがんで始まる4:12からのアウトロだけで5分くらいあるのに全く長く感じないというか、むしろもっと続いてほしいくらいの感覚に陥る曲。
淡々と刻むリズム隊の中を重なりうねる3本のギターが最高。
7:24あたりで叫びださずにはいられなくなる下津さんも。
アウトロのラストはドラムが手数が増えてきていかにもラストですよラストですよ、という持って行き方をしてくれるのでその点もよい。
8:45あたりで映る客側の表情を見たらいかに最高のライブだったかも伝わるかと。
ロックンロール!!!
Hi-STANDARD – STOP THE TIME
この曲、人生で何回聞いたかな~笑
イントロも好きなんですが、このとても短いアウトロの中で、音楽についての知識のない自分が聞いていてもかっこいい要素が詰まりまくってる感じがあるんですよね。
アウトロと似ている間奏が1:20あたりから、アウトロは難波さんの「GO!」から始まる2分過ぎから。
健さんのギターの指の動きを想像しながら真似したくなります笑(指の動きは適当でもいいので笑)
くるり – 虹
じわじわ来るくるり。
この曲でもゆったりしたメロディーの中から、アウトロで突き抜けるものがあります。
昨年末にクラスヌで見た時も、この曲がとてもよかったんですよね。
個人的には、普段とてつもなくくるりが聞きたくなるわけでもないんですが、ライブで見るとやっぱりいいんだなあとじんわり分かる、という「やっぱりいいよね、くるり」感。
くるり – 奇跡
くるりからもう一曲。
このライブではフジファブリックの山内総一郎さんがギターで参加しておりまして、そのギターソロがすんばらしいのでぜひ!
特にパーカッションで来ますよ来ますよ感全開のところからの4:29からの箇所。こんなにゆったりとしているのにエモいギターありますかね。
個人的には特にコーラスのみなさんのふわ~っとした声が乗っかる箇所がたまりません!
こんな演奏が残されたこと自体が奇跡と言える。
bonobos – THANK YOU FOR THE MUSIC (Nui!)
この曲は音楽好きの中では超メジャーでしょうが、その分、実は曲をちゃんと聞いたことがなかったワタクシ。。
ライブ動画が出ていたのでチェックしてみたら、曲の良さは当然のこと、アウトロがめちゃくちゃ最高じゃないですか。
蔡さんのギターが唸る唸る。唸りまくりですよ。
アウトロが3:45あたりからで、4:05からギターが入ってきて、特に音がさらに一段階上がる4:47以降あたりの音が個人的にはドツボですね。素晴らしい。
お客さんが幸せそうな顔をしてるのも納得の一曲。
演奏後の「bonoboです!!!、、、わーい。」ってのもbonobosらしくて最高w
ROVO – NA-X
最後にROVOから一曲。
ROVOはインストなので、アウトロがどこからなのかわからないのですが、
とにかく最後にはブチ上げてくれる
という圧倒的な信頼感があるので入れてみました笑(動画では曲の途中から始まってますが、イメージ的には、4分過ぎのもう一段階あがるところからがアウトロでしょうか。)
ライブでは、だんだんあがってくる曲の途中段階でニヤニヤが止まらなくなり、最後には音が乱れ飛ぶ中で何がなんだかわからない状態になった上で、みんなで「サイコー!」と言えます笑
もしこの音が気に入って、ライブには行ったことがないという方がいるのなら、とにかくこの高揚感をライブにて味わって頂きたいと思います!!(一番おすすめなのは日比谷野音でのライブ)
以上!いかがでしたでしょうか?
実は、他にも思い出し忘れている曲がある気がしてならないのですが笑、また気づいたらひっそり追加していこうと思います!
もしおすすめの曲があれば教えてくださいませ!
ではでは。