当時、インディーズでCDを100万枚売って、飛ぶ鳥をも落とす勢いだったハイスタ。
この記事では復習の意味も込めて、ハイスタの個人的なおすすめ曲をご紹介します。
※実はハイスタは自分がインディーズ寄りの音楽を聞くようになったきっかけでもあり、とても思い入れも強いのです
久しぶりに見てみると、オフィシャルのYouTubeでも一部のPVがアップされていたり、これはうれしいですね!
動画を見ていて、その当時、VHS「ATTACK FROM THE FAR EAST」)を何回も見ていた記憶が蘇ってきました。(弟が買ったんですが笑)
※今はDVDも出てるんですね~、曲の頭出しが便利な時代になりました笑
さて早速、当時のキッズ(今や30代という方が多いのでは)の皆様が狂乱していた曲の数々を紹介していきましょう!
それでは、まずはこちらの曲からどうぞ!
Hi-STANDARD – STAY GOLD
やはりハイスタと言えばこの曲「STAY GOLD」。
動画をご覧頂いても伝わるかと思うのですが、当時のシーンを詰め込んだ超名曲。
歌詞にも普遍的な内容が多々あり、今聞いてもやっぱりいいなあと。
英語詞で、今もちゃんと全部歌える曲ってこの曲だけかもな~とか思いながら。(と思っていましたが、この記事を書きながら別の曲を聴いていたら、意外とたくさん歌えました笑、しみついているものですね~)
日本語ほどしっかりとした意味が固定されない分、解釈が膨らませられるのも英語詞のいいところなのかなと思います。
AIR JAM2000での、「STAY GOLD」を演奏する前の
「よっしゃこい」
の掛け声もその界隈では有名ですよね。
このPVは、新宿LOFTでのライブの映像だそうですよ。西新宿から歌舞伎町に移転する前のフィナーレを飾ったのが「STAY GOLD」だったとのこと。
これからも輝き続けてくれ、と。いい話です。。
ライブでも必ず演奏してくれるはずです。というか、絶対お願いします笑
ここからはアルバム別に順を追ってご紹介しましょう。(マキシシングルも含む)
LAST OF SUNNY DAY
Hi-STANDARD – Who’ll be the next
この曲については、
ウォーオーオー、オー!
ライブでこれが叫べれば、それでいいです笑
GROWING UP
Hi-STANDARD – Maximum Overdrive
アメコミ風のPV。
ハイスタはNOFXとのつながりが強かった(アメリカではNOFXのFAT MIKEプロデュースで音源発売をしていた)関係で、アメリカにツアーに行っていたり、そういう中から出てきた発想だったのかなと思ったり。
曲中やラストに出てくる忍者のイラスト、超懐かしいですね。
曲としては2:20あたりのギターの唸る音が好きです。
Hi-STANDARD – Saturday Night
こんなライブ、行きてえなあ。
楽しいに決まってますもん。
こちらはベイシティーローラーズのカバー。原曲はこちら。
BPM上がりまくってますね笑
Hi-STANDARD – IN THE BRIGHTLY MOONLIGHT
このちょっとダサい感じのイントロから、一気に上がるテンポで飛ぶ感じ笑
曲中、テンポが何度も変わるところがやみつきになりますね~
1:50あたりからの健さんのギターソロもナイス。(3:15のところのギターも最高。)
オーストリアでのライブのようなのですが、ステージに上がりまくり、飛びまくりで相当盛り上がってますね。
やっぱりこういう動画が残ってるといいですね!
Hi-STANDARD – Growing Up
当時を思い出すと、本当に「Growing Up」してしまったよなあとか。。。
レゴじゃなくてなんだっけこの人形、、。
このジャケットも懐かしいです。
曲中に入る語りの部分と、ラストにループ的に繰り返されるサビがいいですね。
このループの感じが単なるリピートとは違った感じで素晴らしい。
THE KIDS ARE ALRIGHT
Hi-STANDARD – Kids Are Alright
この曲、好きでしたね~(その1)
当時はインターネット黎明期、YouTubeも普及していませんでしたから
アルバムに入ってない
というだけで、音源にたどり着くのに困った記憶もあります笑
※住んでいるところが田舎だったため、ミニアルバム的なものの取り扱いが少なかったのと、試聴環境が整ってないので、購入に結構な決断力が必要だった(中身を知らずに、博打的に買わなければならない)という笑
音源と関係ないですが、このPVをきっかけに、白×水色のワーゲンのワゴンが好きになったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。(←自分)
この曲はTHE WHOのカバー。
もはや自分の中ではハイスタのほうがスタンダードになっているので、原曲の方が違和感があったりしますが笑、カバー曲から原曲を辿るのも楽しいですね。
Hi-STANDARD – CLOSE TO ME
この曲は音源というより、エアジャムの動画の、音源よりちょっと早いこのテンポが染み付いているような。
ライブの方がテンポが早かったりすると、テンション上がりますよね笑
早さにもうおー!ってなったり笑
※「CLOSE TO ME」は「ANGRY FIST」にも収録されています
ANGRY FIST
Hi-STANDARD – FIGHTING FIST, ANGRY SOUL
この曲でハイスタに出会った、という個人的に思い入れの強い一曲。
管理人の音楽遍歴のページにも書いたのですが、中学3年のときに、学校の教室にCDを持ち込んでハイスタを楽しそうに歌ってるやつらがいて「めっちゃかっこいいのに、オリコンにも入っていない、聞いたことないのってなんでなの!!!」と衝撃を受けた記憶が。
※本当はオリコン初登場4位にも入ってたらしいです汗
今思えば、音楽を色々と自分から探すようになったのも、この曲に出会ったおかげかもなあと思います。
自分で探さないと、いいものには出会えないのかもなあと。そういう人生訓的なものも学んだような。
書いてて、なんだか分からないんですが感動してきました。。。
一曲との出会いで、ここまで人生って変わるものかと。
そういうものなんでしょうね~
ああ、音楽ってほんといいですね。
イントロの「ダッダダッダダダッダダダ」から最高ですよ。
このフレーズを聞くと、今でもあの中学校の教室が思い浮かんでくるなあ。
あ、つい話がそれましたがまだまだ続きます笑
Hi-STANDARD – STOP THE TIME
この曲、好きでした(その2)笑
VHSのビデオで巻き戻して何度も見た一曲。
PVの一場面一場面、思った以上に覚えているもんですね。。
ギターもとてつもなくかっこよくて。
間奏と、「GO!」の後の加速するようなアウトロのギターがめちゃくちゃかっこいいんですよね~
Hi-STANDARD – The Sound Of Secret Mind
弟がこの曲好きだったな~
という。(超個人的記憶笑)
「ATTACK FROM THE FAR EAST II
」のVHSのラストにこの曲が入っていた記憶が残ってます。
なんかいい感じの余韻が残る、不思議な曲でした。
他のPVと比較すると、メンバーの表情が真剣なのも印象的だったり。
MAKING THE ROAD
Hi-STANDARD – Teenagers Are All Assholes
このふんどし&女子高生PVも懐かしいです。
歌詞の意味も分からず歌っていたけど、親はそれを聴いて何を思っていたんだろう。。とか。
ハイスタには、曲の短さにも驚かされた記憶が。
J-POPに浸かっていた自分には、4分~5分ある曲が当たり前になっていたので、このスピード、短さで突っ走っていく感覚も衝撃的でした。
Hi-STANDARD – Dear My Friends
なんというか、すごくバランスがよくて好きな曲です。
イントロからそのバランスの良さが全開。ギターの入りが特にいいです。
アルバムの中盤に入っているこの一曲、決してベストにはならない存在だと思うのですが、光ってます。
当時の友達に、今もう一度送りたい一曲。
Hi-STANDARD – Glory
「最高の喜び」というタイトルのこの曲。(ちょっと意訳入ってますが)
こういう曲から、結構大事なことを学んでいたのかな~とも思います。
行ったことのないところに行って、冒険を始めろ!そしてまず地図を捨てろ!
自分の小さな世界をぶっ壊して、自分の足で立て!
自分の宝を探し求めて進んだ時、そこに最高の喜びがある!
と。
Hi Standard – Please Please Please
「Please Please Please, Stay here by my side
Please Please Please, cause I love you
Please Please Please, Give me your true love
Please Please Please, cause I love you」
英詞にさりげなく挟まれる甘い言葉。
この曲を歌う人々から、何組のカップルが生まれたことでしょう。
Hi-STANDARD – Changes
この曲も歌詞が好きでした。
人は変わっていくと。
切ない曲なのに、明るくも聴こえる不思議な曲。
もう一度今、歌詞をじっくり読んでみると、違う何かを感じられそうな気がします。
というか、変わってないと困る。NO CHANGE。
この曲はブラック・サバスのカバー。
Hi-STANDARD – Mosh under the rainbow
ライブでピースフルに、かつ最高に盛り上がる曲。
この曲で巨大なサークルモッシュが起こっている動画があったと思うんですが、見つけられず残念です。
あんな楽しいライブがあるんだなあと、動画を見てハイスタに思いを馳せていた記憶が。
ライブでも聴けるといいなあ。
このPV、今回初めて見て、初めて知ったんですが、LOW IQ 01のいっちゃんとかがコーラスで参加してたんですね。豪華過ぎ笑
Hi-STANDARD – STARRY NIGHT
アルバムの後半でこの曲、歌詞も沁みますよ。
星に願いを、的な。
Hi-STANDARD – Brand New Sunset
終盤に収録されているこの曲にはいいムードがありますよねえ。
ムードというか哀愁というか。
「ANGRY FIST」の「The Sound Of Secret Mind」といい、「MAKING THE ROAD」の「Brand New Sunset」といい、こういう曲があるから全体でいいバランスなんでしょうね~
Love Is A Battlefield
Hi-STANDARD – My first kiss
ハイスタと言えば、カバー曲のセンスの良さもその特徴でした。
特にこの「はじめてのチュウ」のカバーセンスにはキテレツ、コロ助もびっくり。(たぶん)
キテレツ大百科バージョンはこちら笑
キテレツ大百科 – はじめてのチュウ
こういう曲によくある感覚なんですが、音源で聴くとちょっと違うような笑
2番があるっていうのも新鮮ですw
Hi-STANDARD – Can’t Help Falling In Love
こちらはエルビスのカバー。
エルビスの「Can’t Help Falling In Love」はこちら。
この曲もイントロでいい雰囲気ができてから、この勢いで突っ走り、2分台で締めるというスピード感が最高でした。
おまけ
Hi-STANDARD – Happy Xmas (War Is Over)
カバー曲といえば、今もレア音源化しているこちらも。
皆さんご存知、ジョンレノン、オノヨーコの曲ですね。
当時、ハイスタの人気が爆発し、ライブのチケットは即日完売、昔からのファンになかなか行き届かなくなってしまった時に、一切告知なしでレコード屋さんに並べられたものです。
レコード屋さんによく行っている人が偶然見つけてくれたらいいなあという、粋なはからい。
こういうアクションをしてくれる存在だからこそ、ファンの心もつかみ、一線を走り続けたんでしょうね。
ハイスタのおすすめ曲、いかがでしたでしょうか。
記事を書くにあたって、ハイスタのWikiを改めて読んでいたんですが、「~の走り」「さきがけ」というような、常に最前線を走っていることを表す単語が多数出てきており、やはり今の日本のバンド、音楽業界(特にインディーズ)を作っていくうえで、とても重要な存在であったことが分かりますね。
ハイスタを見て育った世代の方たちが、今のインディーズ業界を引っ張り始めているのではないでしょうか。
それ以上に多くの一般の方たち(自分含む)にも大きな影響を与えてくれたバンドだなあと思います。
これからも多くの方たちに影響を与えてくれるバンドでしょう。
2015年に初めてハイスタのライブを見れたときはとてもうれしかったなあ。
BRAHMAN、ハイスタ、HUSKING BEE。
当時、毎日のように聞いていたこの3バンドを、ついに来週見れるということで、懐かしいCDたちを棚の奥から引っ張り出してみました。
他もエアジャムのような面々が勢揃い。楽しみです。 pic.twitter.com/NNQ9eWyVgG
— 1/f揺らぎ (@1overf_noise) 2015, 11月 7
ハイスタ!!!
始まりますー! pic.twitter.com/gBU2FX53os— 1/f揺らぎ (@1overf_noise) 2015年11月14日
ハイスタ新曲宣言出ました!!!!!
— 1/f揺らぎ (@1overf_noise) 2015年11月14日