Austin Peralta(オースティン・ペラルタ)の「The Underwater Mountain Odyssey」。
自分がこのアーティストを知ったのは、残念ながら亡くなった後でした。
フライング・ロータスのレーベル「Brainfeeder」所属のオースティン・ペラルタ。
フライングロータスの最新作「Until The Quiet Comes」でもピアノ参加していました。
亡くなったのは去年。22歳の若さでした。(死因は薬物の過剰摂取とも言われていますが。。)
フライング・ロータスをはじめ、トキモンスタ、ロバート・グラスパー、ジャガ・ジャジスト、ホセジェームス、ジャイルス・ピーターソンもtwitterで悲しんでいたほどの逸材。
エリカ・バドゥなども共演していますし、東京ジャズにも高校生のときに出演しています。(!!!)
I really can't believe he's gone – such a tragic loss Austin Peralta RIP
— Gilles Peterson (@gillespeterson) 2012, 11月 22
We're so extremely sad hearing about the news that Austin Peralta died recently. Thanks for playing with us and… http://t.co/TY4Bnw8Q
— Jaga Jazzist (@jagajazzist) 2012, 11月 22
RIP Austin Peralta..gifted young pianist gone to soon..glad I got to meet him last month..great dude..praying for his family..
— Robert Glasper (@robertglasper) 2012, 11月 22
「ジャンルとしてはジャズなのに、Brainfeeder所属なの?」とは一瞬思いますが、音源を聴くと納得。
ジャンルの枠など関係ない、という音を作り上げているような。
ジャズのいいところと、Brainfeederらしい、電子音的な音をミックスした感じで、
フライング・ロータスが「これこそ同レーベルが追求してきた音だ」と絶賛したほどのアルバム。
アルバム全体を通して必聴です。ぜひ。
▼収録アルバムはこちら
ちなみに、オースティン・ペラルタの、お父さんはステイシー・ペラルタ。
伝説的なスケートボードチーム Z-BOYSのメンバーです。
スケボー系の音楽の影響も少なからず持っていたのでしょうね。
さまざまなジャンルをまたいで存在していて、それでいてそれを融合して
いいものを作れていて、というまさに「天才」という言葉がふさわしい人ではなかろうかと。
“Austin Peralta – The Underwater Mountain Odyssey (「Endless Planets」)” への2件の返信
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