独断と偏見によるベストディスク2012

明けましておめでとうございます。

さて、、、

ちかちゃんに触発されまして笑
2012年を振り返りつつ、わたくしめもおすすめなぞ紹介してみようかという企画です。

▼触発された記事
高樹千佳子の高樹千佳子のオフィシャルブログ 『ちーたか』の記事、洋楽ベストアルバム2012、ベスト50♪♪♪

毎年これだけの量のアルバムを紹介するとは。
いったいどれだけの量を聴いているのか、、、。
すげーなちかちゃん。

(軽々しく「ちかちゃん」とか呼んでいいものかどうか。。。)

さて行きます。
今までもずっと買ったアルバムの紹介とかできればなーとは思ってたのでこの機会に。

特に発売年とか関係なく買ってるのでその点はお気になさらず。 “独断と偏見によるベストディスク2012” の続きを読む

【toeが工場で植物とコラボ!】 toe – AMKK Botanical Installation「式―toe」

式×toe

toeの「AMKK Botanical Installation「式―toe」」。
1曲目:「I dance alone」、2曲目:「The Future Is Now」。

AMKK(東 信、花樹研究所) の東信(あずままこと)さんによるインスタレーションを会場に置いたtoeのライブ企画。“【toeが工場で植物とコラボ!】 toe – AMKK Botanical Installation「式―toe」” の続きを読む

Telefon Tel Aviv – Fahrenheit Fair Enough (Prefuse 73 Bonus Beats Remix) (「Immediate Action #8」)

telefon tel aviv prefuse 73 Immediate Action #8

Telefon Tel AvivとPREFUSE 73。

エレクトロニカで抜群の存在感を放つこの2組が組み合わさってしまった曲があったとは。。。

Telefon Tel Aviv – Fahrenheit Fair Enough (Prefuse 73 Bonus Beats Remix)

まあ当然のごとく、明らかに変態的な曲に昇華されております。

原曲「Fahrenheit Fair Enough」の特徴的な音の破片を残しつつ、PREFUSE 73らしさも出しつつ。

冒頭の30秒くらいは、「お、割と原曲残ってるな」とか思っていると、そこから一気にPREFUSE節全開。

両方の音を知っている人が聞くといい感じにお互いの音がシバき合っている感じが伝わってきて非常に趣深いのであります。(どちらも知らない人が聞いても、それはそれで音としておもしろいと思いますし)

音のよさまでちゃんと理解できてないような気もしますが、この2組の組み合わせに酔うだけでもいいのかなとか笑

音源はHEFTYから出てますが廃盤ですね~、うーん手元に欲しい。

それにしてもHEFTYは本当におもしろいことを仕掛けるレーベルですね~
HEFTYの盤をコレクター的に集めてる人とかいたら友達になりたいところです笑

▼収録アルバムはこちら

※2019年にようやく手に入れました!これ、この記事を書いていた当時は7~8,000円で高止まりしていた気がするんですが、わりと手に届く価格になってきていたりするのかな。お手頃価格でゲットできました。

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール – 新・嵐が丘

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの「新・嵐が丘」。

今年の4月から、深夜のアニメとして放送されていた、「LUPIN the Third 峰不二子という女」。

その主題歌として入っていたこの曲。
めっちゃいいですね。(このyoutubeはちょっとCM用の音も入っちゃってますが。)

ちなみにアニメのほうも気になり、初回を見てみました。

すごかった。。。

以下、wikipediaの「LUPIN the Third -峰不二子という女-」の項より。

原作版をリスペクトした前衛的かつエロティシズムに溢れたアダルトテイストの作風となっており、従来の作品では少なかった乳首の露出も頻繁に行われている。

そのとおり。


間違いございません。

音楽は菊地成孔さん、ということで、
それに合った?エロチシズムに溢れた、というか、そこでもう出ちゃうの!?くらいのサービスカットの応酬。

画風もアーティスティックで好きな感じだったんですが、
2回目以降はなぜか見ませんでした。。。

それにしても、菊地成孔さんのエロチシズムは計り知れません。

こちらの菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール「夜の全裸」のPVも是非!
失楽園を思い出しちゃいました。。。笑

SILENT POETS – Moment Scale (Dubmaster X Remix)

silent poets

SILENT POETS(サイレントポエツ)の「Moment Scale (Dubmaster X Remix) 」。

SILENT POETSの下田法晴さんのブログで、SILENT POETSのトイズファクトリー時代の過去の音源が、世界63ヶ国のiTunesで配信される、という記事が書いてあり、久しぶりに聞いてみた曲。

SILENT POETSとはこの曲で出会いました。

ファッションブランドのSOPH.とコラボして作っているアルバムの一曲目。
当時、裏原系としてかなり盛り上がってましたからねぇ。

さすがにジャケもかっこいいです。

当時学生だった自分は、

なんかこういう曲が流れてたら、その空間が洒落て見えるに違いない

とか、中身のないことを思い、買うに至った記憶があります。

曲は中身が詰まっているので、ぜひお聞きください笑

facebookページも最近できたようなのでリンクをはっておきます。
最近はtwitterよりもfacebookなのかなぁ。

SILENT POETS OFFICIAL HP: http://www.rushproduction.net/artist/silent.html
SILENT POETS My Space(試聴可能): http://www.myspace.com/silentpoetsnet
SILENT POETS twitter : https://twitter.com/silentpoets_ms
SILENT POETS facebook : https://www.facebook.com/SilentPoetsofficial

Tommy Guerrero – By Fist And Fury (「Sprout Original Soundtrack」)

Tommy Guerrero(トミー・ゲレロ)の「By First And Fury」。

荒ーい感じの音が好き。
ジャーン、と音を出したら出しっぱなし感があるのが好きです。

さて、今日トミー・ゲレロの記事を書いたのは、80年代、トミー・ゲレロが所属していたアメリカを席巻した伝説的スケートボード・チーム「BONES BRIGADE」(ボーンズブリゲード)のドキュメンタリー映画の公開が決定したからです!

楽しみすぎる。。

トミーゲレロの当時の映像。

乗り方がすごーくナチュラルw

こういう映像ってテクに寄りがちだったりするんですが、
自然体で乗ってる感じがサイコーです。(ラストの、おうちへ帰るところまでも自然。。笑)

行く先にあるものに身を任せるイメージ。
ひきつけられます。


映画のサントラに入ってる曲でした!(sproutという映画。)映画も観てみたいです。

Robert Glasper – Twice (Questlove's Twice Baked Remix feat Solange Knowles & The Roots)

Robert Glasper(ロバートグラスパー)の「Twice (Questlove’s Twice Baked Remix feat Solange Knowles & The Roots)」。

最近自分のまわりでよく名前が出てくるようになってきたロバートグラスパー。
(もともとこういう音楽をよく聴くわけではないので、よく聴かれる方にとっては「え?」って感じかもですが。)

フライング・ロータスもそうなんですが、一音一音がごく美しいです。

知っている音の数もものすごい多いんだろうし、それを聞き分ける耳も持っている、
かつ、合う音の組み合わせも分からないと、こういう曲は作れないだろうなぁと思います。

こういう仕事に出会って生きたい。

オフィシャル見てたら、2013年1月に来日するみたいですね!
これは大注目デス!!!ビルボードにてライブ。

コンニチハー!

See you guys soon…

▼収録アルバムはこちら

American Football – Never Meant (「American Football」)

American Football(アメリカンフットボール)の「Never Meant」。

この曲の記事がまだでしたね笑

このバンドは以前に紹介したOWEN名義で活動しているマイク・キンセラの所属していたバンド。(今は残念ながら解散してしまっていますが)

ティム・キンセラ、マイク・キンセラ。
キンセラ兄弟ってどうやらこういう音楽の話には欠かせない存在のようです。

国内のインストやエモ、ポストロック系のバンドもかなり強く影響を受けているはず。

CAP’N JAZZ、JOAN OF ARC、OWLS、そしてAmerican football、さらにはOWEN。

全部キンセラ兄弟のどちらかが絡んでいるプロジェクトですからねー。

これからもっとお世話になりそうな予感です。

▼収録アルバムはこちら

個人的にはこれだけいい音ならレコードで欲しい。

American Football MySpace : http://www.myspace.com/amfootball

【ニュージャズの原点!元ネタも公開!】United Future Organization – Loud Minority (「Jazzin’」)

loud minority

United Future Organizationの「Loud Minority」。

この曲でしたー!

どこかで聞いて、音だけが妙に記憶に残ってた曲。

知ってる方にとっては、ド定番の曲っぽいですね。。笑
クラブとかでもよくかかってる曲なのでしょうか。

とても好きです。

今回の曲「Loud Minority」を作ったUnited Future Organization(ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼーション)は、昔、DJの松浦俊夫さんも所属していたグループ。

メンバーは、

松浦俊夫
ラファエル・セバーグ
矢部直

の3人。※現在は、松浦俊夫さんが抜けて、2人体制。

松浦さんは、DJとして活動したり、HEXというグループをプロデュースしたりというプロデューサーとしての活動もされています。

PVもよろしくかっこよく、ピチカートファイブ的な空気もあります。

この世代、個人的にかっこいいなーと思う人物が多いように感じますね。
80年代~90年代のカルチャーを引っ張ってきた方々。

アシッド・ジャズが全盛期だった時代に、それとは一線を画した音楽を作り、ニュージャズの原点とも言える存在だったU.F.O.。

これぞアーティスト、というべき存在ですね。

楽曲は元ネタとしてジャズ系の音源が豊富に使われています。
こんな曲達があったとは。。すごいですね。

まずはイントロの印象的なフレーズ。ミシェル・ルグラン。

MICHEL LEGRAND – la pasionaria

アジテーション(演説のような語りの部分)は、フランク・フォスターのこちら。
2分過ぎから。いいところ切ってきますね~

Frank Foster – The Loud Minority

パーカッションのリズムはこちら。
モンゴ・サンタマリア。

Mongo Santamaria – Dirty Willie

イントロの最後の方に入ってくるトランペットはアート・ブレイキー。

Art Blakey & the Jazz Messengers – A Night in Tunisia


こちらの動画の9分前後のトランペットのソロパート。
このひとかけらを曲に詰め込んで、いい感じに持っていけるのはすごいですね笑


どえらい高騰してますね~。名盤なんだろうな~。。