ファンから圧倒的な支持を得るクラムボンのおすすめ曲はこれ!

クラムボン おすすめ

クラムボンはなんとなくふんわりした曲やメンバーの柔らかな雰囲気のイメージがありますが、個人的にはこのバンドはとてもストイックだと思っています。

この記事では、ライブでの熱量やレーベルを離れての自主リリースなど、音源以外の部分も含めて、おすすめの音源とともにご紹介していければと思います!

記事を書いていてめちゃくちゃ驚いたのが、オリコンの最高順位10位以内を記録した作品がないこと。(まあオリコンですけど笑)

意外過ぎて。

一方で、ライブのチケットは3分で完売していたり、ずっと聞ける、ふと思い出すような普遍性のある音楽を作り出すことで、バンドとしてこれだけ多くのファンをつかんでいるのがクラムボンの強さなのではないかと思ったり。

さて、まずは近年で個人的にとてもヒットだったこちらの曲からご紹介を。

クラムボン – yet

この曲、ストリングス・アレンジは菅野よう子さんが担当していて、クラムボンの音とオーケストラの交わりが素晴らしいです。
武道館でのライブでこの曲を生で聞けた方たち、とてもうらやましいです。。

これだけのハイテンポの曲ってクラムボンの中では珍しいと思うのですが、あえてそういう曲を最初に入れたのは、こういう曲の中にクラムボンの熱量を感じる部分があるというか。(個人的にハイテンポの方が好きっていうのもありますが笑)

このアレンジはシングルとアナログでしか収録されていないですが、必ず買っておきたい音源です。

ここからはデビューアルバムから順を追って、アルバム別にご紹介していきます。(あくまで個人的におすすめなものなので、アルバム単位で取り上げていないものもあります)

JP

デビューアルバム「JP」。1996年の結成から20年がたつクラムボン。(「JP」の発売は1999年)
今聞いても、ライブで演奏されても、全く古く感じない曲、いつまでも楽しめる曲を作るのがクラムボンですね。

クラムボン – はなれ ばなれ

鍵盤とドラムのイントロが心地よいはなれ ばなれ。
緩急、強弱もついていて、初期からいいバランスができてるな~と思います。

クラムボン – パンと蜜をめしあがれ

こちらもイントロで一気に広がるところからきゅっとコンパクトになったり、その強弱が特徴的。
こちらは2000年のライブから。今と少し原田さんの声質も変わっているような。

まちわび まちさび

クラムボン – ドギー&マギー


「ドギーマギーしちゃうお年頃です」

とはこの曲笑
クラムボンだからこそ歌える曲かも笑

クラムボン – 月食


個人的にはこの曲が好きでクラムボンに入り込んでいったような記憶があります。

冒頭で書いたように、やわらかい印象があった中で聞いてみたら、こんな曲もあるんだな~と。
すごく心地よく流れていくメロディーがすーっと入ってくる感じですてき。

クラムボン – シカゴ


この曲もイントロの鍵盤が印象的で。

この曲がオリコン最高61位って!(Wiki情報です)
どれだけ日本人見る目ないんですか!って話ですよ!がんばれわたしたち。

クラムボンの音源はじわじわと広がっていっても全然色あせないので、その点、初速が遅かろうとトータルのセールスはしっかり上がりそうな気もします。

ドラマチック

クラムボン – ジョージ


音をいじりまくったこんな曲もおもしろかったり。
このあたりは音にこだわりのあるミトさんが主導で動いているのでしょうか。

クラムボン – サラウンド


クラムボンの中では一番メジャーでかつ名曲ではなかろうかと思うのがこの曲「サラウンド」。

当時、ボーダフォン(現在のソフトバンクです笑)のCMで使われていたりしたので、意識せずとも聞いていたという方も多いのではないかと思います。

青空が広がるような心地よさがあります。

クラムボン – 便箋歌


静かな入りからじわじわとあたたかさが伝わるこの曲も最高ですね。

この動画のライブ(よみうりランド)のときに、初めてクラムボンの単独ライブに行ったのですが、ぐーっと惹きつけられる瞬間でした。

ふわ~っと広がるシャボン玉もあの空間で体感できてよかったなあとか。(曲関係ないですが笑)

曲中のグダグダな小芝居もクラムボンらしくて最高w

クラムボン – ララバイ サラバイ


このアルバムはいい曲が多いですね~!

ララバイ サラバイもじっくり聞きましょう。

前半でし~っかり空気を作ってからの、7分前からのアウトロの伸びが素晴らしいです。
エモエモ。

id

クラムボン – adolescence

この曲がtoeの柏倉さんのドラムのような、peleのような軽さのポストロックのような感覚でとても心地いいんです。

ポストロック、マスロック好きにも刺さりそう。

imagination

クラムボン – Folklore

伊藤さんが引っ張り出されてギターとボーカルだけになっても笑、成り立っているところが名曲な感じあります笑

「強い台風の去ってった夜に」

「あと少しで」

「ラーラーララーラーラー」

などなど、印象に残るフレーズが多々。ライブも盛り上がりますね~

6分過ぎのライブならではのアレンジも最高。
こういうのがライブの見どころですよね~

ミトさんがギターをかきならす様はエモみを感じます笑
8分過ぎから9分あたりはtoeのライブを見ているような感覚すらあります。

曲の始まりのような、ただのゆるい空気を持っただけのバンドじゃこうはいかない。
ここがクラムボンの抜群にかっこいいところだと思います。

ライブもどんどんかっこよくなっているのではなかろうかと。
ああ、ライブ見たくなってきました笑

こちらは、クラムボンと親交のあったヌジャベスが交通事故で亡くなった2010年に、Metamorphoseでヌジャベスの追悼として演奏された「Imaginary Folklore」。
※シークレット的な出演だったので、自分は裏でトミー・ゲレロを見ていて見逃しました。。

クラムボン – Imaginary Folklore

原田さんの

「みんなで空に向かって歌おうよ」

泣ける。。。

ヌジャベスがFolkloreをサンプリングした「Imaginary Folklore」もぜひお聞きいただければと思います!

てん、

クラムボン – バイタルサイン


エモさならこのライブ動画も負けません。

この曲の加速度と、この会場の一体感は最高ですね~
高揚感。

そりゃあミトさん、原田さんも叫びますわ笑

3分過ぎからすでに最高なわけですが、メンバーそれぞれが大爆発の4分過ぎは、もう笑いながら泣いちゃってくださいって感じで。(動画なのにw)

LOVER ALBUM


こちらはカバーアルバム。

名曲揃いで、かつ、個人的にクラムボンから入った曲が多くて、カバーだと認識していない時期もありましたが笑
これらのカバー曲から各バンドの原曲に戻っていくのもありでしょう。

曲のセレクトがいいので、原曲のアーティストからもいい曲が次々に発掘できますよ!

クラムボン – 波よせて


このイントロから最高。

Small Circle Of Friendsのカバー。

ミトさんの声の低さが際立ってこれまた乙です。

ウェイバーウェイバーウェイバーララはじけてく、うう~うう~

波よせて 君は行く

あああ、いい。

クラムボン – ナイトクルージング

これまた極上カバー。

イントロの鍵盤の音でKOであります。

こちらはフィッシュマンズのカバー。

動画では、武道館の空間の中に放たれたこの曲、さぞかし最高だったでしょうね~。
揺らぐように流れていく音、気持ちいいです。

UP&DOWN UP&DOWN SLOW FAST SLOW FAST
STAY TOGETHER ナイトクルージング

クラムボン – カルアミルク

電話なんかやめてさ
六本木で会おうよ

これです。

こちらは岡村靖幸のカバー

どんな名曲もクラムボンカラーにしてしまう感じは、矢野顕子にも通じるところがあるような。

Re-clammbon2

クラムボンはセルフカバーアルバムもリリースしていて、こちらはその2作目。

クラムボン – Re-雨


セルフカバーって相当曲も選ぶし、技術も伴って(進歩して)いないと成り立たないと思うのですが、クラムボンのセルフカバーは見事に曲を再解釈している感じがあります。

このRe-雨も原曲の雰囲気を増して、前半の3分で紡いだ空気がふわーっと大きくなだらかに流れ出す後半が素晴らしいです。

5分過ぎからはさらに加速していき、ぶわーっと溢れ出るような音が押し寄せてきます。

アウトロはギターとベースがあまりにも疾走感があり過ぎて。このあたりはインストの音楽とかが好きな人にもかなりささるのではないかと思います。(自分がそうだったので笑)

このスタジオセッションは本当に最高。

クラムボン – Re-メロウトロン

メロウトロンもこんなアレンジを加えられて最高ですわ。

浮遊感を増しつつ、一層ドラマチックな音に。

完成度の高い演奏の後の曲のラスト、メンバーの笑顔がこれまた最高。

クラムボン – Re-アホイ!

この曲はやはりイントロが最高。個人的には特にミトさんの音が好きです。

2010

クラムボン – tiny pride


ほんといい曲。。。

じわじわと伝わる、自分にも思うところのある歌詞がこれまた。
あたたかみのあるアコギの音も。

モメントe.p.

こちらは今のクラムボンのライブ会場限定で販売されていた音源。

2015年に所属していたメジャーレーベルを卒業し、2016年に発売。自らの力を使って作っています。
ジャケットもとても凝った作りで、レーベルをはさまないと、この値段でここまで手の込んだことができるのか、と驚かされるばかり。

当然、音へのこだわりもクラムボンクオリティー。
収録曲の中では「季節」という曲が個人的には好きでした。

今は取扱店舗を募って販売しているので、ぜひ取扱店にて。
取扱店も1店舗ずつ申し込みを受付ける形で対応していて、このあたりの姿勢には頭が下がります。

そして、この草の根活動があるからこそ、今のファンたちがついてきているんだなあとも思いますし。

音源の取扱店はこちら。※Google Mapにリンクします
(クラムボン好きの、いいお店にも行けるでしょう笑)

昔からファンとの交流を重視してきたであろうクラムボンにとって、レーベル卒業という流れも自然だったように感じます。(いやもちろんものすごく大変なことだとは思うのですが、その決断自体は自然というか。)

より自分たちのしたいことを、その中で最大限ファンが喜ぶことを、というスタンスの現れな気がします。

そういえば、昔あったテープツリーっていう企画もこういうファンを大切にしようとする心から生まれたんだろうなあとか。

クラムボンの見逃しがちだけど最高な曲

カバーワークなどの多いクラムボンで見逃しがちな曲もあるかなと思うので、こちらにまとめておきます。

完成度もかなり高いので、

「ファンなのになぜこの曲を今まで知らなかったんだ。。。」

と後悔するレベルのものもあるかと笑

クラムボンファンの方も、もし初見の曲があればとにかく一度再生ボタンを押すことを推奨しておりますw

クラムボン featuring ILL-BOSSTINO – あかり from HERE

このライブ動画を見てないって人がいたら、それは非常に悲しい!!!
今すぐ見てくだされ!!!!!

ブルーハーブって誰?このやたらとデカいラッパーは??とかそういうのはどうでもいいんです!笑

音源も音の深みが最高なのですが、このライブも極上。
ライブはこういうことが起こっちゃうから現場に行かなくてはならんのですなあ。

動画でも最高なんですけどね笑

この現場を残しておいてくれてありがとうと言いたい。
軽く奇跡。

ブルーハーブも素晴らしいアーティストなので、ぜひそちらもチェックしていただきたく!(クラムボンがコラボするくらいなので、ハズれるわけもないのです!)

七尾旅人+原田郁子スペシャルバンド- Rollin’ Rollin’

こちらはスペシャルバンドなので音源化はされていませんが、素晴らしいライブなのでぜひ!

原田さんのラップのパート、アクシデントもあって笑いますw

ROVO勝井さん、ユザーン、さらにはザゼンの向井さんまでも!!!
これはスペシャルですなあ。

Clammbon With Yamazaki, Mino & Yamane From Toe – Reflection Eternal


クラムボンとtoeのコラボでヌジャベスのカバーってこれ最高以外あるわけないというか笑

ヌジャベスのお子さん、ミトさんのお子さんも出演のPVです。
こちらもクラムボンのあたたかみが伝わってくる動画。こういう自分のまわりの、近くの人々といっしょに、みんなを幸せにしていく感じがとてもいいですね~

原曲はこちら

クラムボン – 雲のいびき

こちらは動画が見つからなかったのですが、HUSKING BEEのカバー曲。

めっちゃくちゃゆるいクラムボンが聞けます。晴れの日に空を見上げながら聞きたくなりますよ。

同じアルバムの中に、「toe + 土岐麻子 – 8.6」があったり、「ハナレグミ – The steady-state theory」が入っていたり、このあたりのカバーも相当いいです。

ええい、もうクラムボン関係ないけど動画を貼っちゃいますw

きっとクラムボンがお好きな方たちにはささる2曲ですので!
※なぜかクラムボンの曲だけ見つからず。。ぜひ音源を買いましょうw

toe + 土岐麻子 – 8.6

ハナレグミ – The steady-state theory

2曲とも最高過ぎ。

こう考えるとHUSKING BEEも名曲揃いだなあと。

クラムボン – 星間飛行


こちらもカバー。動画はありません。アニメネタですね笑(ミトさん案件でしょうか笑)
テレビアニメ「マクロスF」の挿入歌として使われていた曲。

この曲、とんでもない豪華メンツで、作詞:松本隆、作曲・編曲:菅野よう子です。
さらにおもしろいのがそのテーマ。

松本は「銀河一のアイドルのデビュー曲」という依頼に対して、異星人(ゼントラーディ)にも愛されるような普遍的な愛を歌う歌詞にしようと判断。

松本さんにどんな判断させとんじゃい!

と笑

カバーなのでクラムボンは上記のやりとりには当然関わっていませんが、その曲のルーツの特殊性から?ライブで演奏されるときは大いに盛り上がるようなので入れてみました。

この曲の収録アルバムがこれまた濃いいメンツが集まっておりますので、ぜひチェックしておきたいです。

私の行きつけ、あ!JOMOだ!


クラムボン3人でのCM出演ってかなりレアだったんじゃないでしょうか。

しかも演奏と歌もありという笑

こんなクラムボンもまた見てみたかったり。

ということで、クラムボンのおすすめ記事でした。

曲も色あせない上に、さらにぶれない一貫した姿勢を貫くバンドとして、とてもかっこいいと思います。
この記事を通じて、クラムボンの“芯”の部分に少しでも近づいた方が増えたらうれしく思います!!!

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