不定期便:(個人的に)1/f揺らぎを感じる音楽 vol.4

不定期便:(個人的に)1/f揺らぎを感じる音楽 vol.4

やっぱり音楽好きにとって、レコード屋さんというのはとてもありがたい存在ですね。

最近は立て続けにレコード屋さんからいい曲を知ったのでそれらを中心にご紹介しましょう。

The Album Leaf – Skylines

こちらは名古屋のStiffslackにて。

とは言ってもウェブショップで知ったんですが。

2012年にセルフリリースされ、当時は少量プレスのみだったそう。初ヴァイナル化ということで。

バンドは知ってても、聴き逃している音源ってまだまだありますね。

⇒Stiffslackのウェブショップでまだ手に入りますのでぜひ。

エレクトロニカ感ありつつ、ポストロック感ありつつ。

これは大好物なやつですよね笑

聞いててThe Mercury Programを思い出したり。

The Mercury Program – Chez Viking

と思ってたら、実際、The Mercury ProgramのドラマーのDave LeBlewがサポートでドラムを叩いているそうで笑

ちなみにこちらもアナログで買えますよ。

⇒THE MERCURY PROGRAM / Chez Viking LP+MP3

こういう情報も商品説明に書いてあると、なんか盛り上がって買っちゃいますよね。ハイ。

記事や、会話のネタにもなるし、プロモーションとしても効果は大きいんだろうなあと。(かなり長期視点で見ると、って感じですが、こういうのがシーンを作っていくんだろうなと。)
消費者はこういうストーリーとともに購入を決めるので、今後もぜひ教えていただきたいです笑

たまに音源を買うときは、こういう授業料込みで払っている感覚ですよね。(別に買った音源の情報じゃなくても、あの時こういう情報知らせてくれたからここで今回のは買おう、みたいな。)

Mikhael Paskalev – Witness

続きましては大阪、FLAKE RECORDSさんより。

こちらは以前にフライタグの渋谷店でかかっていた音楽が気になって、SHAZAMで確認したら、こちらのアーティストだったんです。

そのMikhael Paskalevが新譜をリリースということで!
FLAKEさんでも激プッシュ!

この曲、聞いてると本当に異常なほど盛り上がるもんなあとか。

今作は時代感も含めてめっちゃくちゃな感じがこれまた最高ですね笑

ほんとに頭の中がどうなっちゃってるのか。どんな生活をしてたらこんな音楽がこの現代に生まれ落ちるのか、知りたい。

PVもストーリー性があっておもしろいのでぜひ。
こういうところにこだわりが見えるのも好きです。

予算があるとかないとかっていう部分ではないところにこだわりがあるような。
ノルウェーってこういうセンスがいいのだろうか。

⇒音源はFLAKE RECORDSのオンラインで購入可能です

おそらく国内入荷は少ないでしょうからこの機会に。

Yoshio Ojima(尾島由郎) – Boy In Vision

こちらは美容師さんから教えてもらいました笑

とてつもなくマニアックなアナログを集めまくっている美容師さんにいつも髪を切ってもらっているのですが、今日、会話の中で

「最近あんまり新しいものに出会えてないんですよね」

というような話をしたら速攻で

「今日ヤバいイベントありますよ」

ということで紹介していただいた尾島由郎(おじまよしお)さん。

三鷹のSCOOLというところで、今日18時から尾島由郎さんが出演するイベントがあるそうで。

直前過ぎますが告知を笑

⇒Re-Perceive

おそらく尾島由郎さんは知る人が聞いたらトンデモない人なんだと思うんですが、今日知ったばかりなので、そのヤバさに追いついていませんが笑、美容室でそのまますぐ上の曲をかけてくれて、

安らぎました。

アンビエントってまだまだ昔の音楽も含めて、おもしろい音源が掘り返されそうですよね。
実際、掘り返されたものにはとんでもないお値段がついていたりとか笑、今後もたのしめそうです。

こちらの音源もAmazonを見てみるとなさげ。そして、尾島由郎さんの他の作品も軒並み在庫切れ。

これアナログとか出てたら絶対高騰してるんだろうなあとか思いつつ笑

そしてやっぱりいろいろ繋がってるなあと思ったのがこちら。

Beirut – Nantes

ヴィンセント・ムーンが来日ということで、久しぶりにヴィンセント・ムーンが撮影で関わっていたTake Away Showの動画を見たり。

⇒FOUNDLAND feat. VINCENT MOON

その来日の中で、実は上で書いたアンビエントのイベントに出演するASUNAさんがこちらのイベントでも出演していたり。

繋がりますよねえ。

音楽業界狭いし、そんなもんですよねえ。

ヴィンセント・ムーンのイベント、「ライブシネマ」とかっていう表記になっているのがとてもおもしろそうというか。

メンツも東京はTake Away Showsでもおなじみのテニスコーツ、青葉市子、京都はオオルタイチなど、メンツもいかにもその周辺という感じで。

Iceage – Ecstasy video

ああこれまたガッチャガチャで最高ですねえ。。
個人的にこういう音、最近聞いてなかったのでものすごく新鮮に聞こえたり。(まだまだ聞き始めたばっかりですが)

こちらはCINRAで出ていたBIG LOVE RECORDS 仲さんのインタビューから。

⇒Iceageらデンマークシーンがロック史を変えた瞬間を仲真史が語る

去年BIG LOVEの存在を知って、何度かお店に行っていたんですが、あまりに最高なので、今回のインタビューはとてもおもしろかったです。

ちなみに上述のBeirutの音源も置いてあったりとかしましたねえ。(他だとあまり見ないんですが)

ああ、そうだ、志賀高原ビール最高だったなあとかね笑、余計なことも思い出してしまってまた行きたくなったりしてますねw

もうねえ、今回の記事であげたレコード屋さんのTwitterとかを見てるだけでも相当上質な音楽ライフを送れますよ。

早速、フォローしときましょう。

stiffslackのTwitter

FLAKE RECORDSのtwitter(店長の和田さん(DAWAさん))

BIG LOVE RECORDSのTwitter(店長の仲さん)

このブログでも何度も書いているように思いますが、「詳しい人に聞く」これが一番ですよ。

そして聞くだけではなくしっかり還元する。その意識を持つだけでも単に音楽を楽しむだけでなく、いろいろな人の関わりや営みが見えてきて、感謝の気持ちが芽生えてきて、それによって音楽はもっと楽しくなるなあと思います。(少なくとも個人的にはそうです笑)

それでは。