2008年にこのブログで紹介していたんですが、まさか10年越しでこんな記事を書くとは思ってませんでしたよ、100s(ひゃくしき)。
11月に中村一義のワンマンライブがあるとの情報を最近見て
「あ、そういえば久しぶりに100sでも聞いてみるか」
と思ったんです。※100sは中村一義を中心としたバンドです
今聞いても最高過ぎる。
とりあえず一曲聞いてください。※音源は2005年に発売されたものです
100s – Honeycom.ware
いや~素晴らしい。
コーネリアスのような感じもありつつ、でも日本語の絶妙な使い方と、歌詞の意味不明さもまたそそられるんですよね。
上の曲の歌詞。最初から。
爆音。爆音ゾーンの末。
憂いな。光る眼にジーザス。
爆音。爆音ゾーンの末。
憂いな。光る眼にジーザス。
ですからね。
最近になって、キーボードはレキシの池田さんだったらしい、という情報も知ったり。(レキシのバンドメンバーも100sから中村さん、小野さんを抜いたメンバーでやっているらしいです)
公式サイトによると
2001年夏、中村一義名義でのサマーフェス出演にあたり、共にステージに立つために集まったバンドメンバーこそが現在の6人だった。
とのこと。
100s – いきるもの
こういう疾走感あふれる、スーパーカーやその当時のJ-ROCKを感じるような曲もあれば。
100s – A
その先を行く、すぐに世間の理解が追いつかなそうなこんな曲もあり。(発売当時を考えるとどれだけ先を行ってるんだろう)
100s – (For) Anthem
しっとりしたオーケストラのような曲もあり。
100s – K-ing
音の作り込みがよさげなこんな曲もありますし。
100s – 光は光
こういうイントロからはっきりした日本語が印象的な曲もあります。
まあ本当に声がいい。
あと個人的に大好きな「扉の向こうに」という曲もあったり。
「扉を向こうに、向こうに、蹴り上げな」の歌詞に何度か救われたり。
ボーナストラック的な入り方も独特な、アルバムのラストの曲がこちら。心地よすぎる終わり。
100s – ハルとフユ
この人、天才なんだな。
アルバムの曲間もかなりおもしろくて、曲間なしですぐに次の曲に繋がっていたりしてかなりいい感じです。ストリーミングとかでもこういうのは再現できるのだろうか。
なんにしても、綿密に作られたに違いないアルバムなので、一曲ずつ紹介していてアレですが、ぜひ通しで聞いていただきたい一枚なのであります!
記事のタイトルにも使った「ファーストにして、すでにベスト!」。
これ、実はCDの帯についていたキャッチコピーを拝借したものでして、CDを買った当時も最高のコピーだなと思いましたし、音源を聞いても実際そうだなと思える内容でしたが、今でもその感覚を変わらず持てますね。素晴らしい仕事。
100sはこのファーストアルバムだけを発売当初に試聴してそのまま買い、めちゃくちゃ多く聞いていたんですが、なぜかその後の音源はさっぱり聞かず、上記で紹介した「OZ」以外の音源をYouTubeで聞いても全くピンと来ず。
またじっくり聞いたら10年後くらいにピンと来たりするのかしら。
全オリジナルアルバムのストリーミングなども最近解禁されたようなのでみなさまぜひ!
100sのライブ動画
100sのライブ動画はあまり多くはなさそうですが、発見したものをいくつか。
100s – B.O.K , Honeycom.ware(LIVE at Countdown Japan 04/05)
ライブでもこのアクト。この曲のつなぎ方、最高でしょ。かっこよすぎる。。
バックのバンドメンバーもがっちりですね。楽器のうまさは本当にわからないんですが、めちゃくちゃうまいんだろうなあ。
100s – いきるもの(LIVE)
そしてこのライブでの盛り上がり、、!客席の一体感ハンパない!その当時体感したかったな。。
ギターのアレンジめちゃくちゃかっこよくないかこれ。。
100s「OZ」再現ライブありましたら必ずや参加させていただきます。
100sとしての音源も2009年以来ご無沙汰なので、そっちの動きがあったらおもしろいかもですね。