いい曲に自分でたどり着けないときは、誰かといっしょにいるといいですね。
こちらは今年の朝霧JAMに友達といっしょに行く道中に、車中で知った曲。
Yo La Tengo – Autumn Sweater(Remixed By Kevin Shields)
ヨラテンゴの曲をマイ・ブラッディ・バレンタインのケヴィン・シールズがリミックスしたもの。
車中では助手席だったので、運転手が居眠りせぬよう起きてて話しかける役回りだったはずなのですが、この曲がかかったときは割と無言になってしまった記憶が。
高速を走りながら、無限かのようにループするこの曲を聞くのはとても心地がよく。
このアンビエントのように揺らぐ音と、ドラムのシャリシャリ音が絶妙。
特に好きなのは4分以降のボーカルがないところで、ここからこの曲の世界の、より深層部に入っていく感じ。(特に4:40あたりのテンポが一瞬揺らぐところとか、とてもとてもよい。)
個人的にちょうどマイブラのライブを初めて見た今年のこのタイミングにもぴったりでした。(めちゃよくて気になったのでその場でShazamしたら「ケヴィンのリミックスじゃん!」と。)
Autumn Sweaterのシングル・カット盤とベストアルバムのボーナスディスクに収録されていますのでぜひ。
当然「ヨラテンゴが朝霧に出るから」ということで、予習としてヨラテンゴのベストアルバムを車の中でかけてくれてたわけですが、マイブラのケヴィンがリミックスしたこの曲に反応してしまってすまん。(まあ、レア音源ばかりのボーナスディスクを流す方も流すほうだが)
この友達はヨラテンゴが大好きで以前にも何度もおすすめされていたのですが、実は正直なところ、今年の朝霧でライブを見るまでまったくヨラテンゴにピンと来てなかったので、原曲の「Autumn Sweater」自体も知らなかった、というかこの記事を書いている今も原曲のイメージが湧かないので改めて貼っておこう。
※朝霧でのライブは最高に素晴らしかったので、やっぱりライブを見ないとわからないところってあるなと再度実感
ヨラテンゴ、ギターがめちゃくちゃで最高だったー!!!
朝霧ジャム、星も出てきて気持ちいい!
1日目は結構タフな環境で、ヨラテンゴしか見ずに終了したけど、それでもこの幸福感。いいなあ!! pic.twitter.com/eL61JLJT2S
— 1/f揺らぎ (@1overf_noise) 2018年10月6日
YO LA TENGO – Autumn Sweater
原曲も名曲。
ヨ・ラ・テンゴのアルバムの中でも特に名盤と言われることの多い「I Can Hear the Heart Beating As One」に収録。
原曲は5分強で、上述のリミックスは9分に迫る長尺なので、原曲から実に3分以上も伸びてるんですが、この伸びてる部分が絶妙だなあと。
ケヴィンらしさも感じつつ、原曲の感じもしっかり残っていてナイスなリミックスだったのでご紹介しました。
ふう。ぎりぎりAutumnのうちに紹介できたかな。
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