今回この記事を作るにあたって改めてコールドプレイの曲を聞いていたんですが、このバンドの音の変化はおもしろいですね。
初期はどちらかと言うと内向きな感じだったり、内面に迫る印象を受ける曲が多かったところから、バンドの成長、世界への広がりとともに音も壮大さを帯びていっているような。
単に売れ線を狙って、分かりやすさ、ウケの良さからそうしたのでは?という話もバンド界隈ではよく出てくる話です。
しかしコールドプレイの場合、また近年になって内面的な部分を描くアルバムが出ていたり、加えて、他ジャンルとの交流から音の幅が広がっていたりと、近年での変化もいいなあと。
そういう音とバンドの変化も含めて、数々の名曲を楽しんでいただけるといいなと思います!
※個人的には初期の感じが好きなので、初期アルバムからの曲の数が多めです笑
一番おすすめのアルバムは迷いますが、、「A Rush of Blood to The Head」ですかね、、!
名曲はいろいろなアルバムに潜んでおりますので、ぜひご一聴を。
それではどうぞ!
Parachutes
デビューアルバムである「Parachutes」を制作した当時は、レディオヘッドからの影響を受けていたとのこと。
実際に音の部分でもレディオヘッド感を感じる部分もあるかと思います。
内向きに沁みてくる音がたまりません。今聞いても素晴らしい。
Coldplay – Don’t Panic
この曲、ライブではクリスがハーモニカも使うんですね~(ライブで見たことはないんですよね。。)
こちらは2000年のグラストンベリーでのライブより。
Coldplay – Shiver
この曲はイントロの盛り上がり方から素晴らしいですね。
繊細な音から厚みのある音が乗ってきて、美しくなだれ込む感じはコールドプレイならでは。
ギターの音が本当にきれいで好きです。
Coldplay – Yellow
イントロならこちらも最高ですよ。
クリスの声の響きも生きていて、素晴らしい名曲。(この記事を書いている時点で再生数1.8億回!!!)
クリスの声、いいわあ。
このPVを見ていると、コールドプレイをYouTubeで聞き漁っていた当時の記憶が蘇ってきます笑
別に特殊なことはないのですが、PVのできもまた名曲感全開。
シンプルに曲の良さが伝わる最高のPVですね。
最先端の技術!!!とかいうより、こういう方が好きですね。
Coldplay – Trouble
こちらも2000年のドイツでのライブですが、観客席はガラガラな感じ笑
冒頭で、クリスも曲名に対して拍手を求めたり、
「ドイツでビッグに!!!笑」
と言ってますね笑
コメント欄には、「~年後にはでっかくなってるから大丈夫だよ」というコメントが並んでいます笑
こういうのがあるからバンドっていいですよね。
「実はあのガラガラな現場にいたんだよね」とかいう話も盛り上がりますw
Coldplay – Everything’s Not Lost
1:30からのギターが入ってくるところのフレーズが好きです。
クリスのボーカルの力量も発揮される曲。
この消えそうなところで届き続ける声が素晴らしい。
後半に向けてエモさが湧き上がって来る感じの構成もいい。
「Trouble」の動画のクリスに約10年後にはグラストのこんなデカいステージでフラッグ振られまくってるよ、って伝えてあげたいですね笑
6:00過ぎの光景なんか、いかにも海外のフェスって感じで最高。
A Rush of Blood to The Head
このアルバムは2000年代の名盤として、洋楽をまとめた本などでひたすらプッシュされていた記憶が。
まあ実際名盤という笑
あなたの耳でもぜひお確かめください。
個人的にはこの時代のコールドプレイのギターの音が、とても好きなのであります。
Coldplay – Politik
アルバムの1曲目。
これ、自分はアルバムをリアルタイムに聞いていないんですが、発売日にこのイントロが来たら相当高まるだろうなと笑
うおおおおお!!!!!
っていう感じないですか?笑
Coldplay – In My Place
この曲もイントロのギターでコロリとやられました。。。
YellowとIn My Place、この2曲のイントロはなぜかたまに頭に浮かんできますね。
PVの中で出てくる後ろの2人組、誰なんだ。
クリスも2:40過ぎにその2人組のところに行ってるし、最後も振り向いてニコってしてるし、気になる。。。(ご存じの方いらっしゃいましたら情報お待ちしております笑)
Coldplay – The Scientist
ああ、このPVもめっちゃ見ました。。
単に逆再生になっているかと思いきや、クリスは普通に歌っているような口の動きになっていて。
「The Scientist」というタイトルと、PVで起こっている出来事、それに対する思いがうまく交差するように描かれていて、ストーリーとしてもとても秀逸。
こういうPVがある曲は後世まで語り継がれたり、いろいろな角度で引用されるでしょうね~
素晴らしい。
Coldplay – Clocks
このイントロのピアノのフレーズも脳内に刻み込まれてますね。
2:30過ぎのワントーン上がる展開の変わり方も実に美しくてですね。
ああここ、最高です。
光が差すというか。周りがふわーっと明るくなるような感覚が得られるというか。
この感じなら、PVのラストにもっと余韻があってもいいよなあとか笑
Coldplay – Daylight
この曲も1:30あたりの展開で、一気にすーっとして来るんですよね。
すーっと力が沸いてきて、
YEAH!!!!!
で昇華する感じ笑
クリスのボーカルすげーなと。
※もちろん曲の展開もあると思うのですが。
Coldplay – Warning Sign
今回改めてコールドプレイを聞いていて、とてもいいなあと思った曲。
この曲をクリスに歌われたら、自分が女子だったらヤバイなと笑
X&Y
いよいよこのあたりからバンドの音が壮大さを帯びてきます。
特に「Speed Of Sound」の壮大さは圧巻。
バンドとしてはこのアルバムのあたりでメジャー感を出しすぎて叩かれたりもしていたようですが、個人的には好きですよ笑
Coldplay – Fix You
ほんといい声だなあ。
文句なし。
歌詞は今回初めて見たんですが、日本の男子であるわたくしには少し照れくさいですけど。
はあ、好き。
曲に合ったPVの展開もいいですねえ。
2:20~の展開が変わってスピード感が上がるところからの・・・あとは見てのお楽しみで笑
Coldplay – Speed Of Sound
この壮大さ。
ロックの枠におさまらない広がりがありますね。
クリスが大学でクラシック専攻だったというのも納得の一曲。
そしてこの曲ですね。個人的にコールドプレイを知ったのは。(遅)
普通にアップルのCMで使われていて初めて知ったのです。(当時大学生)
そして田舎に帰省したときに、別に音楽に詳しくもない友達と車で出かけたら、この曲が流れてきて。
「あ!この曲は!」
ということでコールドプレイを認識し、旧譜を遡って行ったのでした。
今思うと、やっぱりCMの力は絶大。特にアップルのCMの影響力はすごかったですよね。
アップルと田舎の友、自分にコールドプレイを教えてくれてありがとう笑
このPVもすごく記憶に残ってるなあ。
この背景と両腕を広げるクリス。ビジュアルとともにある音楽、すごい。
名曲に対してお茶を濁すような話で失礼ですが、こういうPVが作れたら、広告宣伝は勝ちだなあとか、そういう視点でも見てしまいました笑
だってこれだけ長い期間、脳裏に焼き付いているんですもん。すごいですよ。
Viva La Vida
収録曲の「Viva La Vida」はその当時、いろいろなところで死ぬほど流れていた記憶が笑
アルバムを買ったんですが、それほど聞いてない気がするのはそういう、自分から聞かなくても聞いている状態が整ってしまっていたからのような気もします。
Coldplay – Life in Technicolor
この曲はこちらの記事でも紹介しましたが、Jon Hopkins(ジョン・ホプキンス)の曲でもあるという。
エレクトロニカのおすすめ記事でもご紹介しましたが個人的にジョン・ホプキンスも好きなんですよね。
コールドプレイとジョン・ホプキンスをくっつけたのはブライアン・イーノ御大ということで。
さすが御大。いい仕事です。
Coldplay – Viva La Vida
この曲はなんだかんだで外せないですね。
有名になってからの曲ですし、(まあ有名っていうレベル感も桁が違いますが笑)知名度的には一番高いのかなと。
自分は最初はすぐに好きになって、その後なんだか王道過ぎて嫌いになったりして、今この記事を書きながらこの動画を見たら「やっぱりライブでやったら盛り上がって最高だわなあ」となってる感じです笑
3:20からのところとか最高でしょう。
ウォウォウォー!ウォウォー!!!
高らかに歌いたい。。
盛り上げ方もさすがですし、会場も画になりますね。
個人的にはサビで高らかに鳴らされる鐘の音が好きです笑
Mylo Xyloto
ここまで来るとかなりド派手な感じが出てきます。
曲の方もド派手なものをピックしていきましょう!
ライブだと超盛り上がりそうですね。
Coldplay – Paradise
こういうあからさまに盛り上がれる曲、最高笑
ウォーウォーウォーウォウォー、ウォウォウォー
これライブで聞いたら多幸感全開でしょうねえ。
Coldplay – Charlie Brown
こちらもまた壮大に笑
フランスでのライブのようですが、スケールが違いますね。
ビジュアル的にも素晴らしい。
このレベルのバンドになってくると、ライブというかエンターテイメントに近いものがありますね。
曲的にはドラムがドン!、ドンドン!と入ってくるタイミングが絶妙にずれてるところが好きですね。
Coldplay – Every Teardrop Is a Waterfall
こちらもド派手に行きますよ。
グラフィティとともに展開される鮮やかな色と音がマッチしていてとてもナイスなPV。(当時、PVを見て一発で自分の記憶に残った、という点でも優れているなあと。このご時世、「あんな感じのビジュアルだったなあ」と記憶に残るかどうかが大事な面もあるというか。)
そしてやっぱり高音ギター好きとしては、0:50のところのギター音が最高。
構成的には2:50以降でもう一段階上がっていくのもいいですし、アウトロでうっすらと「Every Teardrop Is a Waterfall」が繰り返されるところも好きです。
この時のコールドプレイに求められているものがすべて詰まったような感覚の一曲。
Ghost Stories
前作のド派手感から内面的な音に寄ってきた「Ghost Stories」。
コールドプレイのバンドとしての深みがこういうアルバムで培われていくのかなあと。
他のアーティストとのコラボもしながら、新しいサウンドを追求していく動きも、このレベル、知名度のバンドだととてもいい動きなのではなかろうか。
Coldplay – Magic
「Ghost Stories」は次作の「A Head Full of Dreams」との連作として作られています。
曲調やタイトルからもお分かりのように、「Ghost Stories」は内向きで暗い感じ、「A Head Full of Dreams」は外向きで明るい感じ、連作として対になる、陰と陽のような存在ですね。
「Magic」でもベースの音が際立っていて、コールドプレイの最近の派手なイメージとは少し違った感覚が得られます。
Coldplay – Midnight
こちらはジョン・ホプキンスが楽曲提供した一曲。
後ろで鳴っている、陶酔するような音がいかにもジョン・ホプキンスといった感じ笑
声もいじってたり、コールドプレイらしさがないと言えばないんですが、バンドとしての広がりはこういう曲を通じて作られていくんだろうなあと。(バンドのイメージと違うと、ファンには嫌がられがちな気もしますが笑)
Coldplay – A Sky Full Of Stars
やっぱりコールドプレイはこういう曲がいいかなあ笑
クリスの声が伸びてて、こういう分かりやすくドラマチックな展開。
この動画、音もめちゃくちゃ良くて最高だなと。
コールドプレイがうまいなあと思うのは、PV以外にこういうスタジオライブのような高画質、高音質な動画も公式でアップしていること。
曲をPVとライブの両面でずっと楽しめるって、ファンにとってはとてもうれしいことであります!(印象にも残りやすいです)
アーティストのみなさま、ぜひご検討ください笑
A Head Full of Dreams
コールドプレイの最新作である「A Head Full of Dreams」は、まだあまり聞けてないのでまた今度じっくり聞いてから追加しますね笑
ということで、(現時点での個人的)コールドプレイのおすすめ曲のご紹介でした!
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