envy。
その曲以外の他の全てを消し飛ばしていくような音。
バンドの世界観に没入して音を楽しむことができるのが特徴である気がします。
そんなenvyの名曲の数々を個人的なおすすめをふまえてご紹介します!
envyのディスコグラフィー的には、「Breathing and dying in this place… 」が1stアルバムですが、音楽性的にかなりハードコア寄りのアルバムなので、現envyに近づき始めている2ndアルバムから順にご紹介してまいりましょう。
ちなみに初期envyがどんな音かというと、前身バンドであるBLIND JUSTICEのハードコアの音楽性を受け継いだ感じですね。
記事の下の方に、BLIND JUSTICEのライブ動画も入れてありますのでぜひ!
このバンドはこのバンドでめちゃくちゃかっこいいです。。
そして現在のenvyは、ボーカルのTetsuyaさんが2016年4月に脱退して、新体制となっていますが、これからのenvyにも期待したいです。(2017年になってから見たライブでは、ゲストボーカルやキーボードなどを迎えて、変わらぬ熱量を保っていました!)
※追記2018年4月1日のライブでボーカルのテツさんが復帰!!!これからが楽しみすぎます。
どのアルバムも素晴らしいので甲乙つけがたいのですが、個人的に一番好きなのは、「Dreams Coming To An End」、「Worn heels and the hands we hold」「A Breath Clad in Happiness」が収録されている6thアルバムの「Recitation」ですかね。(※上記3曲はぜひ聞いてみていただけたらと!)
海外でも絶大な人気を誇り、日本バンドの海外進出の立役者ともなったであろうenvy。
ぜひお聞きになってみてください!
From here to eternity
2ndの「From here to eternity」ではまだややハードコア寄りの音が垣間見られます。
初期envyというか。
1998年発売。
envy – Limitation
もはや、このライブのシーンが動画で残っていることが財産ですよね笑
10年後、20年後に、こんなにアツいシーンがあったんだなあと、その時のライブ好きな人が見て、語り継がれていったらいいなあとか思ってしまいます笑
初期の曲ですが、近年でもライブでちょこちょこと演奏されている1曲。
こういう曲があるのがバンドの強さになるような。
envy – For you who died
1分過ぎの展開からの音、カッコよすぎます。。。
この曲、2016年のAfter Hoursでenvyが出演した時点で、envyのボーカルであるTetsuyaさんが脱退していたため、toeの山㟢さんがライブでボーカルをしていました。
マジで1分過ぎからの展開、めちゃくちゃいいですね。。
そしてアウトロでの加速も。
all the footprints you’ve ever left and the fear expecting ahead
2001年発売。
envy – Farwell to words
さよなら言葉。
envyの曲はタイトルもいいですよね。
こういうバンドは曲もいいですよ笑
この密度でのenvy、最高ですね~
拳を突き上げながら大声で叫んでしまうのも納得ですw
ラストの熱量もハンパないっす。ええ。
ライブ後に叫びまくっているファンの方も最高笑
envy – Lies, and release from silence
イントロからかっこいいですねえ。
このテンポくらいが個人的にはツボ。
2:15くらいでいったんストップしてすぐなだれ込む感じも好きです。
3分過ぎからのイントロが繰り返されるところもおさえてるなあと笑
このメロディーはもう一回聞きたい、っていうときありますもんね。
envy – Left hand
海外でのライブもぜひ!
海外のファンの熱量の方がすごいんじゃないかってほどの人気ぶり。
実際、envyが国内バンドの海外展開を引っ張っていったと言っても過言ではないでしょう。
こういうバンド界隈への貢献も含めて、やはりenvyは崇高な存在だなあと。
a dead sinking story
2003年発売。
CHAIN WANDERING DEEPLY
曲中で展開が何度か変わるんですが、どこを切り取ってもかっこいい。。
ライブでも、どれだけかっこいいリフがあるんだよ、、って感じます。
6:20~のドラムのズンズンズンズンってところから、変則的なリズムになる部分も好きです。
envy – GO MAD AND MARK
フジロックのホワイトステージ。
緑に囲まれた中でこんなライブ見れたら泣いちゃうかもしれませんね。。
本当に素晴らしい。
暗めの動画が多いenvyなので、メンバーの表情がよく見れるのもいいです笑
エモみがダイレクトに。
表情って個人的にはバンドの中でも大事な気がするんですよね。
感情を伝えるためのひとつとして、音以外の中でもすごく重要な要素であるように思います。
Insomniac doze
2006年発売。
個人的にenvyの存在を知ったのはこの頃だったでしょうか。
スクリーモ的なボーカルに最初はなかなかとっつきづらかった印象があるのですが、聴き込むといい曲がザクザクと出てきて興奮した記憶が。
envy – Further ahead of warp
この曲は以前にこのブログでも取り上げたのですが、マキアージュのCM曲として起用され、エビちゃんとも共演しました。(使われたのはイントロ部分)
こちらですね。
この孤高な音がマキアージュの世界観と合っていたのでしょう。
CM曲って本当にいろいろな方の耳に届くので、こういうバンドが起用されると本当にテンション上がりますね!
ひとりでも多くの人に響け!的な笑
センスのいい音楽を使うだけでもイメージアップができることに、CM業界は早く気づいたほうがいいと思う。
envy – Scene
こういう、温かみを帯びた音もenvyの魅力。
轟音の中にもこういう曲があるとバランスの良さも感じますね。
こういう曲が単に気休め的な曲になっていない、という点も大事です。
そこら辺も決して外さないのがenvyであります。
6:00過ぎのドラム連発のところが好きです。
envy – A warm room
やっぱりライブのenvyは最高。
オフィシャルでこういう動画が残っているのはありがたいことですね。
DAXさんありがとう。(このブログで何度感謝したことか笑)
Tetsuyaさんの歌いながらのアクション、好きだなあと。
あああ、やっぱりこのメンバーのenvy、もう一度見たいというのが正直なところですね。。
バンドとしてかっこよすぎる。
これは海外でも、言葉が分からなくても人気が出るのも納得であります。
envy – your shoes and the world to come
こういうMOGWAIのようなループしていく音の中でジワジワと山を作っていくのもいいですね!
ぜひ最初から通して聞いてみていただけたらと。
重なっていく音が頂点を迎える時が最高です。
4:20前後。
ギターの音がめちゃくちゃいいです。
そのテンションで後半3分間突っ走ってのラスト。
アルバムの最後にふさわしい曲ですね。
Recitation
2010年発売。
このアルバムの曲は、全体的にスピード感もあって、展開もナイスな曲が多いです。
最初の曲「Guidance」から聞くと、その世界観が伝わりやすいと思うのでぜひ。(イントロ的な曲で、女性の語りがあります)
envy – Guidance
envy – Rain Clouds Running in a Holy Night
イントロから力が湧いてくるような盛り上がりがあるのですが、1:30~のフレーズが特に好きです。
こんなにかっこいいリフ続きの曲があるかよ、、と。
実に9分近くの長い曲ですが、全く気になりません。むしろもっと欲しいくらいの笑
まあそれがenvyの曲ですね笑
ほんといいです。
envy – Dreams Coming To An End
個人的にenvyの中でも一番好きな曲かも、というのがこちら。
イントロからいきり立った感じで全開で来るのと、このスピード感が自分には合っていて。
唸りを上げるギターに
かっこええええええええ!!!!!
と。
別に曲自体にそういうメッセージはないと思うのですが、奮い立つような、嫌なことを消し去るような力があるように思います。
envy – Worn heels and the hands we hold
揺らいだ音にドラムが重なり、音像がはっきりしてくるイントロからのなだれ込む展開が最高。
浴びせられる音、音、音。
そして語りながら走るアウトロに頂点があるのも素晴らしい。
PVの世界観もenvyそのもので、これぞPVの役割、という感じ。とても好きです。
envy – A Breath Clad in Happiness
やや変則的なリズムから入り、それが集約されてくる1:30~のギターが最高です。。。
2:15~のさらに高音のギターが重ねられ、この音も個人的にドツボです。。。
そしてこの熱量を保ったまま、ラストへ。
うわーーーーーー!!!!!
ですよ。
ライブで見たかったなあ。(ボソ)
Atheist’s cornea
2015年発売。
このアルバムのツアーで初めてenvyの単独ライブを見たのですが、これがまた素晴らしくてですね。
どの曲もフレーズがかっこよすぎて。
これほどかっこいいフレーズが溢れるバンドがあるかと。
envyワンマン@リキッドルーム行ってきました!
envy、なんでこんなにかっこいいフレーズが山ほどあるんでしょう。
ライブで感動したのは久し振り。鳴り止まないダブルアンコールの声、よかったです。 pic.twitter.com/ofCO7bzVnU
— 1/f揺らぎ (@1overf_noise) 2015年5月17日
直感で見ておかねば!と思って、珍しく当日券でライブに行ったのですが、思わずライブ後にCDを買ってしまいました。
ライブ後にCDを買ったのは初めてだったかもしれません。。
envy – Blue Moonlight
イントロの入りからの高速、轟音、そして繊細なギターも入ってお得過ぎる一曲。
前半があって、曲の後半がまた一段と引き立っている構成になっているような。
2:45~のラストのパートのギターが特に好きですね。
3:35で頂点を迎える感じで。
締めも文句なし。
envy – Footsteps in the Distance
タカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカ
ジャカジャーン!
これだけで昇天。
なのにこの曲は続き、昇天し続けるのであります。
タカタカタカタカ
のドラムが入るたびに上がるテンション。
この曲のラストもめちゃくちゃかっこよいです。日本語、いいですねえ。
このアルバムだとこの曲が一番好きですね。
envy – An Insignificant Poem
前の「Footsteps in the Distance」からの繋がりがとてもよくて。
イントロの高音ギター部分が一番好きです。
envy – Your Heart My Hand
この曲でなんというか全てが救われるというか。
明るい光が見えます。
YouTubeになかったので音源でぜひ。
特に2:30~のフレーズが素晴らしい。ラストでももう一度このフレーズが入ってきます。
番外編
オリジナル・アルバムではないですが、コンピレーション収録のこちらも。
envy – a far-off reason
畳み掛けるようなラストが印象的。
オリジナルアルバム収録でも充分な気がしますね笑
まあ、envyに捨て曲などないので、当たり前かもしれませんが。
envy – Testimony To The Existence
ミニアルバム収録のこちらも。
短い曲ですがとてもナイスです。
動画の編集も曲と合ってていいですね~。DVD欲しいな笑
ブラッドサースティーブッチャーズのカバー曲もやっていたりします。
envy – 時は終わる
普通に歌詞を歌うとこういう感じなんですね笑
これは新鮮。
ブッチャーズのカバーアルバム、錚々たる面々なので、ぜひお見知りおきを。
ブッチャーズへのリスペクトが詰まってます。
ブッチャーズバージョンはこちら。
吉村さんのオリジナリティーはやっぱりなかなかカバーが難しいですね笑
5分過ぎのギターソロも最高。唯一無二の、その場でしか聞けない音を奏でられるのがバンドですね。
この曲を受け継ぐバンドがenvyだったのはうれしいです。
そしてTetsuyaさんへのインタビュー動画も。
これ、レアですよね笑
情報発信が多いとはいえないenvyの情報が詰まっているような。
2011年のもの。
バンド名は辞書をペラペラめくってたら「E」の欄で、そこから選んだ、っていうのは初耳でした笑
Tetsuyaさんから見る、envyメンバーの紹介も。
海外ツアーのきっかけは、新宿のレコード屋での海外の人との出会い、っていうのもとてもおもしろいですし、歌詞の作り方なんかもバンドをやっている方には参考になるのではないでしょうか。
震災直後のライブのお話や、インターネットがない時代の手紙での海外とのやりとりの話もアツいです。
こうやってenvyというバンドが成り立っているんだなあと。
そしてenvyを知る上でもとても重要な存在であるBLIND JUSTICE。envyの前身ですね。
BLIND JUSTICE時代のライブ
このいかにもアングラ、という感じのシーンがまた最高ですね。
動画、貴重です。
BLIND JUSTICEでハードコアを走りつつ、ポストハードコアと言われるenvyにたどり着く、その変遷を垣間見ることができますね。
お客さんもガンガンにステージに上がってますし、Tetsuyaさんの動きも多め笑
若さ全開な感じが伝わってきます。これぞ青春。いいですねえ。ホント。
このあたりのことが、envyのTetsuyaさん、toeの山㟢さんのインタビュー記事でも語られていますのでぜひ。
こんなバンドでも、当時はノルマを払ってライブしていたとか笑
このふたり、仲いいですね笑
海外でのライブの話や、バンドのスタンスの話に加えて、MOGWAIが運営するロックアクションからenvyの音源がリリースされることになるまでの奇跡的な話も載っていますのでぜひ。
ということで、envyのおすすめ曲+αをご紹介しました。
このバンド、自分がメンバーなわけでもないのに、勝手に自分の中で誇りに思ってしまうほど素晴らしいバンドだなあと思います。
あなたの心のなかにもenvyを。
ぜひお見知りおきを。
ハマったら、14枚組LPボックスを笑
14枚組と考えると割安に見えてきますねw
LPボックスの収録曲などの詳細はこちらで。
“日本が世界に誇れるバンド、envyの名曲の数々” への2件の返信
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