Amadanaのレコードプレーヤー「SIBRECO」を他機種と徹底比較・分析!

amadana music sibreco

高級家電で有名なAmadanaが、ブランドの割には安価なレコードプレーヤー「SIBRECO(シブレコ)」を発売!

個人的にはすでにレコードプレーヤーはION AUDIOの「Archive LP」を購入済みですが、Amadanaのレコードプレーヤーが発売と聞いて、どんな機種か気になったので調べてみました。

見た目のおしゃれさはもちろんのこと、レコードプレーヤーがどのような背景で発売されたものなのか、気になる性能はどの程度なのかをご紹介します。

「Amadana Music」というブランドについて
amadana music
Amadana Musicのイメージ動画をご覧頂きつつ、ご紹介しましょう。

プレスリリースでレコードプレーヤーの発表が知らされた際に、「Amadana」ではなく「Amadana Music」としてお知らせが出されていたので気になっていたのですが、このブランド、ユニバーサルミュージックとのコラボによるプロジェクトだそうです。

AmadanaはCDプレーヤーなどの実績はありますが、レコードについての実績がないため、ユニバーサルと組んで、今回のプロジェクトが発足したとのこと。

こちらの動画で、それぞれの企業の担当者が語っています。

レコードの聖地であった渋谷から「SIBRECO」と命名した、という、いかにもその当時のムーブメントに浸っていたおじさま方の夢が詰まっている感じがして、とても好感が持てます。

こういうおしゃれな方々って、どうもクールな印象を持ちがちですものね笑
インタビューを見るに、実際にDJとしてレコードプレーヤーを使う人たちが作っている、というのもプラスポイントかと。

さらに、プロの視点からもレコード番長こと、DJの須永辰緒さんも紹介しており、安心感抜群です。

クラウドファンディングが大成功する注目度
「MAKUAKE」というクラウドファンディングサイトで、150万円のプロジェクトとしてスタートしたところ、1,400万円以上が集まる大成功に!

Amadana×レコードプレーヤーというコラボへの期待の高まりが伝わってきます。

「安価なレコードプレーヤーもいいけど、もう少しおしゃれなレコードプレーヤーが欲しいな」という層が一定数いたのかな~と思います。

sibreco

実際かっこいいです笑

気になるお値段は?
ただし、今回のAmadanaはおしゃれなだけじゃなく、価格もおさえてくれました!これがうれしい。

なんとお値段税込み16,200円。

ジャパネット風。

だいたいのものが3万円以上していそう(イメージですが笑)なAmadanaで、かつレコードプレーヤーなのにこのお値段は嬉しすぎます。

実際、Amadanaの過去のデザインを見ると、そのクオリティーはお墨付き。

携帯があるから全く必要ないのに、こういう電話機欲しいな~とか思った時代がありました。。苦笑

amadana tel

一番多くの方の目に触れたAmadanaのデザインはこちらのdocomo N705iですかね?

amadana n705i

これはインテンショナリーズやテイトウワも絡んでいて、お金のかかってる感が半端じゃなかったですね~

今のご時世じゃできなそう。。

それはさておき、今回発売となったレコードプレーヤー「SIBRECO」の比較対象となるのは以下のレコードプレーヤーではなかろうかと。

性能・機能面を徹底比較です。

Amadana Musicの比較対象となるレコードプレーヤー
当然、このレコードムーブメントに乗ってきているのは、Amadana Musicだけではなく、先発のレコードプレーヤーが多数あります。

その中でも、Amadana Musicが参考にしたであろう機種がこちら。
ion-audio-max-lp
ION AUDIOの「MAX LP」です。

トップボードはAmadana Musicと同じく、木を使用しており、大枠の見た目はほぼ同じ。
デザイン的にはAmadana Musicの方が洗練された印象ではありつつ、価格差は3,000円ほどあります。

機能面での比較を表にすると、以下のような感じでしょうか。
ION AUDIOの「MAX LP」とMAX LPのダストカバーがないバージョン「Archive LP」を比較対象とします。

amadana music 機能比較

もろもろを比較すると値段などに多少の違いはあれど・・・

要は、足にスピーカーが着いていて、多少スピーカー性能の差はあるかも(ただ、それも好み次第)ってくらいですかね笑

Amadana Musicの「SIBRECO」は、ここにスピーカーがついています↓(すごいですね。)
amadana music speaker

実際に性能や音の面では、Amadana Musicの開発サイドでも、以下のようなことを明言しているほど。

もっと身近で、手軽に聴けるレコードプレーヤーを!

『インテリアやファッションと同じ感覚で、日常にレコードを取り入れたい。』
レコードを聴くには、ターンテーブルにアンプやスピーカーなど、多くの機材が必要で、いくつも電源を入れなければならなかったり、いくつも配線をしなければならなかったり、ちょっと面倒でした。

「ターンテーブル+アンプ+スピーカー」という構成はレコード本来の「上質な音の追求」を実現できます。

しかし、我々はあえて音の追求よりも、音楽にまつわる新しいライフスタイルを提案することを考えます。

如何に若い女の子でも簡単に操作できるか?
如何に音が出るまでのアクションを少なくできるか?
如何に日常の空間に置いてもらえるか?

スマホで音楽を楽しむ文化が定着している皆さんにも、手軽にレコードの音を体験してもらえるスペックに仕上げました。

「音の追求よりも新しいライフスタイルを」という言葉に、今回のレコードプレーヤーの信念が凝縮されていますね。

操作の部分は他機種と変わらないので、重要なのは見た目の違いのところかなと思います!笑

見た目としては、さすがAmadana、他社の一枚上をいっているのではないかと!

ということで、Amadana Musicの「SIBRECO」のご紹介でした。

レコードライフをよりおしゃれに楽しむために、Amadana Musicの「SIBRECO」をご検討してみてはいかがでしょうか?


※自分は「Archive LP」が発売した直後に飛びついて購入した派なので、カバーなしで、安価なところに落ち着いたわけですが、後発でこういう機種が出てくると困りますね笑

いやーホント困りました。。笑

おまけ:Amazonのレビューを見ると・・・
オーディオに詳しそうな方たちからは酷評され、初心者の方にはいいのでは?と言われているような気がします笑

やはりハイブランドというイメージのAmadanaの安価ラインとなると、Amadanaのイメージが先行してしまい、ハイクオリティを求めてしまって、ニーズがズレてしまっているのではないか、というのが個人的な所感です。

レビューの中で議論が巻き起こっておりますので、ぜひそちらも一通りご覧になってから、ご購入をご検討頂くとよいかと。

どうしてもレビューで酷評されているのが気になる、という方はArchive LPMAX LPのご購入をおすすめします。(こちらはもともと安価ラインなので、それほど酷評されているレビューは見受けられません)

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