rem time rem time。
名前を知ったのは、八王子の何かのライブのmalegoatのMCだったように思います。(dogs on acidかInto It. Over It.の時かな?)
(その当時)rem time rem timeには冬蟲夏草のメンバーがいるとかで、冬蟲夏草ってMIRRORの人がいるバンドだよな、とか思ったりしつつ(←勘違いでした、MIRRORの方がいるのは杏露虫でした。。が最終的に結果オーライということですみません。。苦笑)、他にも女性ボーカルとか?、いくつか気になることをMCで話していたようなぼんやりした記憶。。
その日に確かrem time rem time出演のイベントのフライヤーも配っていて、そのときのイベントのメンツもよくて、気になりつつも、結局行かなかったんですが。
そんなrem time rem timeの音源を先日チェックしてみたんですよね。(遅)
rem time rem time – pool
あああああ!!!
ハイスタ世代で、シャカラビッツとかを聞いて育った世代のワタクシにモロ刺さり。
(同じ世代でこのへんを通ってきた方々、絶対に聞いてくれ!笑)
メロディーもそっち系な感じがあるんですが、やはりこの女性ボーカル。
この突き抜けるようなボーカル、ハスキーボイスが最高です。
そして日本語詞。これがシャカラビッツを思い出させたのかなと。こういうバンド、聞いてなかったなあ。
青春が蘇るこの感覚。
最初に聞いたこの曲の疾走感もいかにも青春で、ドハマリしたのであります。
そしてこの曲のイントロは、なんとなくHEY MERCEDES感もある気が。
rem time rem timeは八王子を本拠地とするバンドで、メンバーも八王子界隈にいた方々を中心に組まれているそうで、八王子にはmalegoatをはじめとするエモ系のバンドや、senseless recordsなどのエモ系の音源を扱うお店もあるのでそっちの音の影響も確実にあるだろうなあと思いつつ。
この曲でドハマリした時に、当然、他の曲も聞いてみるわけですね。
rem time rem time – ひかりのまち
ああ、この曲もいい。。。
女性ボーカルが際立つのはどの曲も変わらず最高なのですが、サビのところで男性メンバーのコーラスががっちり入ってくるのがいいなあと。
1:15~あたり。ここの、厚みが感じられる暑苦しさがとてもいい感じ。
この厚みがラストの盛り上がりを作る部分でもすごく生きてる感じがあります。
この曲、潔く終わるんですが、アウトロがもっと長くてもいいような、それくらい名残惜しさを感じる一曲。ナイスです。(イントロのフレーズがラストにもう一回あってもいいのかなとか思ってしまったり笑)
rem time rem time – 雨と金木犀
こちらの曲は最初の曲と比較すると、かなりシリアスな雰囲気。
エモ、というか激情系の感じ。(モノクロのPVも合ってますね。)
サビは、これだけの轟音の中でもボーカルがしっかり飛び抜けていて、それがまたいい。
普通に聞いているとボーカルが最初に耳に入ってくるんですが、裏で鳴っている音を聞くとかなりの音が轟いてますよ。(その音もこれまたいい笑)
そのこともふまえつつ、1:30あたりからのところを聞いたら、ボーカルがやっぱりすごいなあと。
サビ前の作り方もボーカル、音の両方がとてもいいバランス。
この曲はアウトロもしっかり長めに取ってあって大満足の一曲。
このエモさ、国内のエモ界隈でもなかなか体験できないレベルではなかろうかと。
そんなrem time rem timeの2017年の最新のライブ動画はこちら。
rem time rem time – 夏の抜け殻
rem time rem timeに限らずですが、これだけデカい男子たちに囲まれている中で、女性ボーカルがこれだけの存在感を放って躍動しているとそれだけでもグッと来ますね。
特に手前のギターの方のボリュームと、ボーカルの方のサイズの対比がすごい笑
女性ボーカルだと、語るような声も高くて、高音部分も伸びがあっていいですね。(男性だとどうしても苦しくなる部分でグーンと伸びる感じ。(男性の場合は苦しそうなところがまたエモかったりもしますが笑))
なんとなく、アニメとかの主題歌とかで起用されて、アニメ界隈から人気爆発、一気にバンドが有名に、っていうような流れとかありそうな気がしますけどね~
このバンド、この声がもっと多くの方に知られるチャンスがあるといいなあと思ったり。
こういうボーカルを求めているリスナーが潜在的にもっといそうな気がします。(自分が「あああああ!!!」となったような感じでw)
日本のrem time rem time、アメリカのfootball, etc.
rem time rem timeは2017年にライブ会場限定シングルをリリースして現在はツアーをしていますが、それに加えて、アメリカのfootball, etc.の来日に帯同してライブをします。
⇒詳細はこちら football, etc. Japan Tour – November 2017 w/ rem time rem time
東京をはじめ、大阪、名古屋、高松も。
football, etc.は以前にこのブログでも記事を書いていまして、こちらも女性ボーカルでこれまた最高なバンドなわけで。
football, etc. – Safety
この国内外2バンドを一気に見られるライブなんて、女性エモボーカル好きには最高でしょうと。
rem time rem timeはもともとリリースツアーのライブがありつつ、各地をめぐるこのツアーがあるので、これを通じてバンドの知名度も一気に上がるだろうなあと。
football, etc.のツアーは前回の来日時同様、malegoatの岸野さんが仕切っていて、今回はrem time rem timeがフィーチャーされたわけですが、以前にライブ時?だったか何かのインタビューで岸野さんが「来日のときはそのバンドを知ってもらいたいというのと同じように、国内のバンドにも目を向けて欲しいから対バンを組んでる」というような話をしていて、今回もまさにそういうパッケージングだなあと。
対バンの相性によっては、お互いのバンドのファンを増やすことができるわけで、そのパッケージングの仕方はとても重要な中で、今回のように女性ボーカルをまとめて見れる、というのはとてもいいよなあと。
その中で今回ワタクシもrem time rem timeに引っかかったわけで笑
このブログを通じても、rem time rem timeが少しでも知ってもらえたらいいなあと思います。
よろしければライブで見ちゃったりすると、もっと好きになっちゃったりするかもしれませんね。
rem time rem timeの音源を購入したい場合・・・
rem time rem timeの音源は自主制作で、基本的にライブ会場限定のものですが、例外的に八王子のsenseless recordsでは通販もできます。
今回の記事で紹介した曲の「pool」「夏の抜け殻」は限定シングルの「プロローグ」収録、「ひかりのまち」「雨と金木犀」は1stミニアルバム「ねむるまち」収録。
有名になって、手に入れられなくなる前にぜひ!(自分も購入済みです笑)
ということで、rem time rem timeのご紹介でした。
これからが楽しみなバンドです。
“国内のエモ女性ボーカルならrem time rem timeを聞いてみては?” への3件の返信
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