ジム・オルークのライブ@草月ホールの思い出

ジム・オルーク@草月ホール

昨年行ったライブの中で、最もグッと来たライブが動画でアップされていたのでご紹介します。

それは、Jim O’Rourke 「two sides to every story」と名付けられたライブ。

このライブは草月ホールで開催され、2日間連続の公演でした。

1日目は
・String Quartet
・「Simple Songs」 全曲LIVE

2日目は
・「Bad Timing」 全曲LIVE
・Jazz Trio and Big Band

という構成。
(「どんな物語にも二面性がある」っていうタイトルらしい構成ですね。)

1日目のサプライズはこちら。

なんとこの、ダーリン・グレイ、Wilcoのグレン・コッツェ出演のアンコールが動画でアップされております!!

聞くしかねぇ!聞いてみてください、お願いします笑

Jim O’Rourke – Therefore I Am

このノリ、サイコー!!!

原曲はこちら。

「客席大興奮!!」というか、自分が大興奮していたわけですが。。笑
まああれは間違いなく誰もが盛り上がったと思いますw

「Simple Songs」再現ライブの曲の中では、鳥肌が立つほどよかったのがこの曲。

Jim O’Rourke – Hotel Blue

おだやかな立ち上がりから、後半で、ジムさんのボーカルが伸びる伸びる。
生で聞いていると、動画で聞いて感じる声量の倍くらい出ていたような。(特にラスト!)

普段のおだやかな印象からのギャップも加わって、とてもナイスな一曲でした。
(音源ではそれほど気になる曲ではなかったんですが、ライブ映えする曲ですね~)

叫ぶように歌った後に、囁くように語り、どちらもしっくり来る感じが素晴らしかったです。

Jim O’Rourke – Last Year

こちらは疾走感のあるイントロがいい感じなんですが、そこからの展開がとてもおもしろい一曲。

同じ曲に感じないような展開になっていて、ぶった切られるような中にも繋がりがあるっていうところがすてき。

この、鍵盤、ストリングスも入れた編成だからこその広がりもあって、最高です。
(特に4分前からの展開、鍵盤を起点にじわじわとてっぺんに向かっていく感じが最高。)

アップされているのは1日めの上記3曲だけですが、2日目も坂田明さんなどを迎えて、とんでもなく素晴らしいライブだったんでした。

こちらは音源がなかったので感想だけ。。

この2日間、映像化したら最高のパッケージになったと思うんですけどね~

こちらの方のレポートは当サイトのレポートより、より詳細に、専門的な見地から書かれておりますのでぜひ笑

↑こちらの記事は、ライブに行った人が読んでもおもしろいと思いますよ!

あ、そうそう。
余談ですが、会場では、ジム・オルークの音源を聞かせた日本酒なんてのも売ってましたね笑

こだわりもあります。

この日本酒は、音楽を聴かせ旨みを増幅させる「音楽振動熟成法」によって作られたもので、 ジム・オルーク特性お猪口とシリアル・ナンバー入り証明書付きの限定ぐい呑みセットでの販売となる。

これやってんなら音源のこと考えてくれよwww

と思いつつ、いかにも日本好きのジムさんらしいと思いながら、ライブを楽しむことができました。

※ちなみに日本酒は100本限定で、早い段階で完売してましたw

※参考:熟成時の様子↓

クソシュールwww
※二本目の動画のラストカット、、めっちゃおじさん映り込んでますけどいいんですかね。。。

まあそれは置いといて、

ジムさん単体のライブ、かつ、こんな企画も絡んだ再現ライブはなかなかレアでしょうから、行けてとてもよかったなあと思えるライブでした。

実は、ライブ前は「Simple Songs」の音源はYouTubeでしか聞いてなかったのですが、あまりにもいいライブだったので、その後TSUTAYAでCDを借り笑、先日レコードでも買いました!

いい音源はレコードで持っておきたいですね~!
(レコードのジャケットの裏面デザインがとてもかっこよかったです。)

以上、「Simple Songs」をレコードを聞きながら、お届けしました。

※「Simple Songs」のオフィシャル感のないオフィシャルトレーラーも、外し感がいかにもジムさんっぽいのでご紹介しておきます。

Jim O’Rourke – Simple Songs

またジムさんのライブ行きたいなあ。