【これだけ知ってればOK?】国内外おすすめポストロックバンド11選!

おすすめポストロックバンドまとめ

独断と偏見ではありますが、邦楽、洋楽問わず、おすすめのポストロックバンドをまとめてご紹介します!(どのバンドも、このブログで一度は紹介しているバンドです。)

※各バンドの一番おすすめのアルバムへのリンクもありますので、ぜひご活用ください!

では早速ご紹介です。

toe

まずはやはり、このブログで一番多くの記事を書いているtoeをご紹介!笑
日本にこのバンドがいることはすごくうれしいですね~

初めて名前を聞いた、という方はまず一度ぜひ。

toe – 1/21,エソテリック


スタートはゆったりした感じですが、2曲目のエソテリックのラスト1分間、圧巻です。。

終わり方もめちゃくちゃかっこいいです。

そして、ポストロック好きは避けて通れない超名曲「グッドバイ」。
ライブでもぜひお聞きいただきたい!!

こちらはゲストボーカルで土岐麻子さんがいたときのライブ。

toe – グッドバイ

toeのライブのラストはだいたいこの曲「Path」。極上です。

toe – path

1/21収録は「new sentimentality e.p.」。

エソテリック、グッドバイ(土岐麻子ver.)収録は「For Long Tomorrow」。

Path収録は「Songs Ideas We Forgot」。廃盤状態から再発となり、Velvet Blancまで収録。なんとお得なのでしょう。

上記の曲は入ってませんが笑、toeのアルバムとして(個人的に)一番好きなのはこちらのアルバムかなと。
シャカゾンビのオースミさん、クラムボンの原田郁子さんもこっそり参加してます。

Ghosts And Vodka

そして、「toeの結成のきっかけとなった」と山㟢さんが公言しているゴーストアンドウォッカ。

Ghosts And Vodkaで唯一リリースされたアルバムの1曲目~2曲目の流れがとてつもなくかっこいいです。特に「It’s All About Right Then」。これは必聴。 是非2曲続けてどうぞ!

Ghosts And Vodka – Andrea Loves Horses

Ghosts And Vodka – It’s All About Right Then

今でも売れている大名盤です。(在庫少なめ) 日本盤のライナーノーツはtoeの山㟢さん。

Climb The Mind

国内ポストロックと言えば、名古屋のレコード店、STIFFSLACKの存在なしには語れないでしょう。クライムザマインドは、そのSTIFFSLACKのレーベルからのリリース。

正直でまっすぐな言葉、曇りのない音がささります。

曲名もどこかエモく、歌詞も素晴らしいので、日本語詞のよさ、大きく言えば日本語のよさを体感させてくれることでしょう。

「ヘタウマ」なんて言葉では全く片付けられないこのボーカル山内さんの声。とてもいいです。

Climb The Mind – 萌える傘の下

Climb The Mind – ベレー帽は飛ばされて

やや高騰傾向ですが、stiffslackの店舗にはまだ在庫がありましたよ!(こないだ行ったときの話なのでお早めに笑)

2016年に新譜が発売されたのですが、この曲がとてつもなく素晴らしかったのでぜひ。

Climb The Mind – ポケットは90年代でいっぱい

American Football

海外ではやはりポストロックとキンセラ兄弟との関わりは切ってもきれないはず。

こちらはマイク・キンセラが所属していたアメリカンフットボール。
※解散してしまってましたが、再結成が決定!!!

再結成に合わせて、アメフトの大名曲である「Never Meant」のPVも今さらながら公開されました!(発売から15年くらいたってるよな。。)

American Football – Never Meant

この透明感のある音、気持ちよすぎます。
メロディーのきれいさは最高峰でしょう。

2015年、そして2017年にも来日したアメフトについては、メンバーへのインタビューをしているこちらの記事の情報量がすごいですのでぜひ!エモを学ぶ上でも必読。VICEの記事ですね。
⇒江盛バイバルのエモエモ講座 AMERICAN FOOTBALLが語るバンド史

マイク・キンセラがドラムを叩いていたCAP’N JAZZを見て、スティーヴ・ホルムス、スティーヴ・ラモスも感化されていたんですね。

再結成にあたってデラックス・エディションが発売!アジカン後藤さんも飛びついていました。


Enemies

toeのレーベル、Machu Picchuから1stがリリースされた、enemies。

その後、STIFFSLACKからのリリースもあったりと、日本との関わりも深いバンドです。
来日のときはtoeとの対バンもありました。

Enemies – Coral Castle

轟音のような音が混じっているのが特徴かなと。
超絶なテクもありますのでぜひいろいろ聞いてみていただけたらと。

toeのレーベル、マチュピチュから発売の1stはこちら。超絶インパクトです。
当時、JAPAN TOURをtoeと一緒にやってましたね。また来日してくれないかしら。

enemies – Alpha Waves (ALBUM)

1st「Alpha Waves」、Coral Castle収録は「Embark, Embrace」。

Pele

こちらはtoeとスプリット音源のリリースもあったPele。

最初聞いたときは実はなんとも思わなかったのですが笑、最近久しぶりに聞いていたら、かなりいい曲がアルバムにたくさん詰められていて一気に好きになりました。

軽く、いかにも簡単そうにポンポンポーン!と難しい音が出てくるのが不思議。。
※こちらのバンドも解散済み。。ライブ観たかったなあ。

今はメンバーが参加している、Collections of Colonies of Beesや、Bon Iverも参加しているVolcano Choirがその音楽性を引き継いでいるかと。

Pele – Hummingbirds Eat

Pele – Safe Dolphin

Pele -Crisis Win

上記3曲が全部入ったこちらのアルバムは泣けます。。

Mice Parade

toeの柏倉さんがすごくおすすめしていて知ったバンドMice Parade(マイス・パレード)。

柏倉さんのドラミングもこのバンドからの影響を受けている部分もあるのだとか。その片鱗も見えます。

女性ボーカルの声もツボです。

Mice Parade – Nights Wave

Mice Parade – Sneaky Red

Sneaky Red収録は「Mice Parade」、Nights Wave収録は「Bem-Vinda Vontade」。

柏倉さんがアルバム「Mice Parade」のTシャツを着てました笑(山㟢さんのブログより)
http://blog.livedoor.jp/yama124/archives/51051560.html

Mogwai

やはりMogwai。スケールが大きすぎて。

神々しい気さえしてきます。

ヴィンセント・ムーンが撮影した動画でぜひ。
「Mogwai Fear Satan」が一番有名かと。

この曲の静と動、最高です。(8:15過ぎあたり。静かなところあっての山なので、ぜひ曲全体でお楽しみください)

Mogwai – Mogwai Fear Satan

フジロックでのライブ動画もありました。来日は結構多いほうだと思いますが、またライブで見たいバンドです。

Mogwai – Hunted By A Freak

Mogwai Fear Satan収録。こちらも2014年にデラックス・エディションが発売。

発売当時の未発表曲、コンピレーション収録曲、ライヴ音源を収録してます!

ヴィンセント・ムーン撮影のDVD付きは「Burning」。Hunted By A Freak収録は「Rock Action」。

TORTOISE

ポストロックを語るにあたって外せないのが、The Sea and CakeやGastr del Solでも活躍するジョン・マッケンタイア率いるトータス。

世界にどれだけのフォロワーを生み出したのでしょうか。

特にこのアルバム『TNT』は、どの曲を聞いても素晴らしいのでぜひご一聴を。

TORTOISE – TNT (ALBUM)

個人的には1曲目のゆわーんとした音が絶妙な「TNT」、哀愁漂う4曲目「I Set My Face To The Hillside」がとても好きです。

トータスを知ったのは結構遅いので笑、「I Set My Face To The Hillside」を聞いたのは、トーマス・キャンベル監督の伝説的サーフ映画「Seedling」が最初だったりします。(トータスだと認識せずに聞いていましたが、最高にシブい!と思ってました。)

この映画「Seedling」のトレーラーがまたかっこいいのでぜひ動画で。

その後トータスのアルバムを借りたら、「あの映画の曲やんけ!!!」ということで相当うれしかった記憶が笑
本音を言うと、最初に聞いたときは「80年代のいい感じの音楽なのかな~」くらいに思ってましたが、まさかトータスの曲だったとは。。

まあこれぐらいの思い出話を記事内容とは関係なく語りたくなってしまうほどの名盤なわけです。
一家に一枚と言ってもいいと思います!

2020年にTNT再現ライブで来日をしたときは飛びついて行きましたね。めちゃくちゃよかった~
こちらは海外での再現ライブですがぜひ。

Tortoise – TNT Full Set | Midwinter 2019

Don Caballero

そしてこちらもポストロックを追っていれば必ずいつかたどり着くバンド、そして名盤。

ドン・キャバレロの『American Don』でございます。

ポストロックというか、マスロックの始まりと言うべきバンドか。

Don Caballero – American Don

実はバトルスのメンバーのイアン・ウィリアムズが在籍していたバンドで、バトルスのようなおもしろさもある音の片鱗が垣間見られるかと。

ジャケットも素晴らしいのでかざっておきたくもなる一枚です。リリースは2000年。

TTNG
(This Town Needs Guns)

こちらはSTIFFSLACKの企画で2014年に来日してライブを見て、このバンドはやばいわ、、となったバンドTTNG。

ぜひ動画をご覧くださいませ。
特にギターがうますぎて会場全体からため息でした笑

TTNG – Adventure, Stamina & Anger

TTNG – If I Sit Still, Maybe I’ll Get Out of Here

Adventure, Stamina & Angerは廃盤になってしまっており、MP3音源のみ。

If I Sit Still, Maybe I’ll Get Out of Here収録は「THIS TOWN NEEDS GUNS」。

次点

Their / They’re / There

2013年に1st EPが発売されたゼアゼアゼア。

American footballのメンバーでもあり、OWENとしても活動中のマイク・キンセラ、INTO IT. OVER IT.のエヴァン参加のバンドです。

STIFFSLACKからのリリースで知って、一曲目の「Their/They’re/Therapy」を聞いたときはあまりのかっこよさにぶっ飛びました。

今後の活動も注目したいバンドです。1stはジャケットもかっこよくて飛びついてしまった記憶が。。苦笑
今は2ndも出ていますよ。

Their / They’re / There – Their / They’re / Therapy

Their / They’re / There – 572 Cuthbert Ave. (Nervous Energies session)

MONTEROZA 4950

MONTEROZA 4950 – HI-DIDDLE-DEE-DEE


toeの山㟢さん、クラムボンのミトさん、ナンバーガールの中尾 憲太郎さん参加というスペシャルバンド。
それぞれが突き抜けていて、最高の一曲に仕上がっています。

なんというかやりたい放題笑
それがとても気持ちいいです。

また集まって、もっと曲を作って欲しいですが、まあそれぞれのバンドがあって、なかなか揃うことができるメンバーではないですわな。。

mouse on the keys


マウス・オン・ザ・キーズもtoeのレーベルMachu Picchuからのリリース。

デビュー・アルバムのリリースツアーなど、ライブにも何度か行ったり。
nine days wonderの川崎さんのドラムが鍵盤の中でずっしりと響きます。

ライブで川崎さんが自分のところにダイブしてきたこともあったな笑

この金沢21世紀美術館のライブ、たのしそうですね~

こんな感じでしょうか。
他にも国内ではLITEとかregaとかも入るのかなと思ったり。

「ポスト・ロック」という定義があいまいではありますが、bloodthirsty butchersEastern Youthナンバーガールなどもポスト・ロックですかね?

ブッチャーズやイースタンとも少し系統が違いますが、MONOenvyWorld’s End Girlfriendもポスト・ロック??

海外では、Sigur RosThe Album Leafなども、同様にポスト・ロックというジャンルに入るのか分からないですが、大好きなバンドです。

最近ではRadioheadすらもポスト・ロックのような曲って結構あるなあと思ったり。

ということで、おすすめポスト・ロックバンドのご紹介でした。
他にもこの記事を読んだ方のおすすめがありましたら、ぜひご紹介いただきたいところです!

※今後もいいバンドを発見したら、この記事を更新していくと思います!