めちゃくちゃかっこいいいいい!!!!!
というしかない。カネコアヤノ。
12月に公開されたライブ動画、見て!
カネコアヤノ – カウボーイ
このブログではカネコアヤノさんをフジロックのおすすめアーティスト紹介記事で紹介していたりもしたんですが、正直に申し上げまして、ゆるい感じでとてもかわいいお方で、とてもよさげだなあというイメージぐらいだったんです。
フェスとかでチャンスがあれば見てみたいなあ、というくらいの。
いやいやいやいや、それどころじゃないでしょ。
これほどまでのかっこよさは知りませんでしたよ。。
だって、上の動画も
0:20あたりの「これからどこへ行こうか」のハズし方
0:30あたりのマイクに噛みつかんばかりの勢い
0:48あたりの後傾しながらギターを弾く姿勢
1:35あたりの「まぶし過ぎるでしょ」の後の頭の振り方
1:50あたりのギターソロの後ろで「かっかっかっ!(とは言ってないと思うけど)」と笑う顔
2:20あたりの叫び、からの頭の振りっぷり
2:50あたりのラストで腕をパーン!と上げるところ
などなど、最高な要素しかないじゃないですか。
こういうのがいかにもパフォーマンスっぽくなる人とか、そういうキャラに見せたい感じの人の動きって何か直感的に鼻につくじゃないですか。
そういうんじゃないですよね。カネコさんは。
なんというか、甲本ヒロト的存在。
すべてが自然だし、思っている、考えていることが体に染み付いていてそれが外に出ていて、なのに完全に入り込んでしまっている状態。
かっこよすぎでしょ。
かわいいなとか思ってすみませんでしたと本気で謝りたい。
めちゃくちゃかっこいいです。(いや、かわいいとも思ってるんですが笑)
やっぱり考えている量が違うんですかね。こういう存在となるには。
歌詞からもそういうのを感じます。
以下、反省文として、かわいくていい感じの音楽だなあと思っていたときの曲たちをアップしていきます。
カネコアヤノ – やさしい生活
曲もとてもいいんですが、最後の30秒は髪の毛を編みつつ、扇風機に向かって「あ~~~~」って言ってるだけだし笑(そこがアーティストのキャラを伝えるとてもいいところでもある)
カネコアヤノ – とがる
こっちのPVもこの光の感じとか。人と合ってて最高でしょ。全部ポラロイドで撮った写真のよう。
全編に渡ってほとんど本人が出ていて、本人のイメージビデオか?と思うほど。
タイトルとか消して動画だけ見たら、とある人のイメージビデオに雰囲気が合う誰かの曲が使われているのかな、という、映像主体のものだと思われてもおかしくないかと。
こういう世界観見せられながら、今回のライブ動画でぶっ壊される感じ、とてもよかった。
ただ、そのギャップがいいとか、そういうレベルではなく、とにかく純粋にかっけーな~!と。
これも含めてプロモーション戦略だったりするとしたら・・・それは見せ方の面でもすごすぎる。(そんな意図はなく、偶然自分がそういう流れだっただけなんだと思いますが笑)
上で紹介した「とがる」も、ライブだとこうなるという。
カネコアヤノ – とがる(LIVE)
「やるぜ」からの弾き語り。マイク、電気を通していない、完全生音だそう。
めちゃくちゃかっこいいとしか言いようがないです、ハイ。
この声量。伸び。力。
そしてこのまっすぐな目。このままどんどん進んでいくのを見ていたい。
なんとなく、世代や音楽性は違えど松崎ナオさんにも共通する何かを感じるような。
この本気でぶつかっていくスタンスが似ている気がします。こういうのを持ってるアーティスト、好きなんですよねえ。
松崎ナオさんをご存知ない方はこちらの動画をぜひ。カネコアヤノさんを好きな方は、結構ハマるのではないかと。
個人的にはいつかカネコアヤノと松崎ナオの2マンライブ、見たいなあ。。
今回の記事を作るにあたって、改めてカネコアヤノさん関連の過去の動画をいろいろ見たりしたんですが、テレビも出てたんですね。
テレビ出演自体もいくつかありましたが、ジロッケンという番組のものをご紹介。CHAIがMCをやってます。
カネコアヤノ – ジロッケン#035 前編
なんと言っても前編で注目なのはわたくしと誕生日がいっしょである!ということ。(1月30日です、よろしくお願いいたします)
ま。それは置いといて、カネコアヤノさんの音楽遍歴としては、小さいころはオレンジレンジのYAMATO派からの、高校時代は友達おらず、学校終われば即家に帰って着替えてライブハウス通い。
それから大学生で人に恵まれ一気に開花!
というストーリー。(雑)
ライブハウスでは、シャムキャッツとか、毛皮のマリーズ、SEBASTIAN Xを見てたらしい。影響を受けたアーティストには、チャットモンチーやミニモニなどの名前も。)
そして曲名にもあるように、はっぴいえんどからの影響や、たま、町田康、スピッツなども好きなアーティストだそう。
カネコアヤノ – はっぴいえんどを聴かせておくれよ(仮)
音楽を好きになったのは年の離れたお姉ちゃんが弾いていたピアノ、とも。お姉さん、ありがとうございます。。
そして番組の後編はこちら。
カネコアヤノ – ジロッケン#035 後編
後編ではその後の話。大学時代に大手音楽事務所(SCANDALが所属しているキティエンターテインメントでデビューライブもSCANDALの前座だったそう)に入ったが、2016年に独立。
そこから「動きを止めたくない」という意志でアルバム、ツアー、アルバム、ツアーの繰り返し。
ジャケット、音源の出し方、やりたいことをやって、こだわりも納得するまで貫き通して今の活動に繋がっているとのこと。
音楽とは関係ないですが、この動画で一番いいなあと思うのは、4:00過ぎのところ。
MCの方から
「流れされるままにやってきたところから、自分で決めて一気にうまくいきましたね」
的なことを言われ
「いや~、人に助けられて生きてきました」
と言ったときの返しで、さらにMCの方から
「急に謙虚になりましたね!」
と言われたときに
「いやいやいや!でもそれはやっぱりアートワークやバンドメンバー、マネージャーとか私のまわりの人たちがいてくれたからできたことなんで!!!」
と言っているところの語気の強さに、人柄を感じました。
これからもまわりの人に恵まれて、いい方向にどんどん巻き込まれていって欲しいなあ。
ということで最後にもう一曲。
カネコアヤノ – 祝日
いやーここまでの記事で書いた単語とはまったく合ってないし、本人とも合ってない言葉だと思うんだけど、スーパースターだなあ。
そう言いたいなあ。
と思った、カネコアヤノさんのご紹介でした。